クエの旬・時期・季節はいつ?産地はどこか、ハタとの違い、カロリー等も

「クエ鍋」などで知られるクエはとても美味しい魚なのですが、それと同時に釣るまたは獲るのが難しい「幻の魚」とされている超高級魚でとても高い値段の魚です。
では、クエの旬・時期はいつなのでしょうか?産地やハタとの違いやカロリーや栄養等も気になりますよね!
そのため今回は、クエの旬・時期・季節はいつ?産地はどこか、ハタとの違い、カロリーや栄養、うまい楽天通販のおすすめもご紹介します!^^

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クエの旬・時期・季節はいつ?

出典:http://goto.nagasaki-tabinet.com/umisachi/7/

クエは基本的に見かける事自体は1年中できる魚です。

そして旬はこの一年の中のどこだ、という考えになるのが普通なのですが、旬は一つだけではないとなったらどうでしょうか?

実はクエの旬は1つだけではないのです!それを今からご説明します。

クエの旬・冬

クエの旬となればまずクエ鍋の出てくる冬を思い浮かべる人が多いでしょう。

冬のクエは身に脂が乗っているので美味しく、特に年明けの一月に最も脂がのると言われています。
またそれと同時に九州では大相撲の九州場所が執り行われるため福岡では力士さん皆でクエ鍋をつつく事で有名です。

このため1月は福岡にクエが集まることとクエが美味しい時期だということでクエ鍋を食べに来る人が集まり市場でも競り落としがヒートアップしているようです。

クエの旬・夏

ではもう一つのクエの旬はというとそれはなんです。

確かに脂の乗った冬が一般的には旬なのですが、夏場のクエは産卵の時期なので余分な身の脂が落ちて脂のしつこさがなくなるので料理法によっては冬以上の美味しさとの事です。
産卵の時期ということで卵も食べることが出来ます。

冬の旬の話でも書いたとおり冬は大相撲の時期なのでクエの事は一般的には冬にクローズアップされます。なので、クエの旬=冬というイメージが強い理由になっているみたいですね!

一般的に知られている冬の旬を表旬と言い、夏の旬は知る人ぞ知る旬のために裏旬と呼ばれるそうです!

 

ちなみに大型のクエ(この大きさになるのに30年以上はかかる)になると年中いつ食べてもそこまで味は変わらないとか・・・。

クエの産地は?

出典 http://uototo.sakura.ne.jp/brog/kue/

クエは主に南日本の太平洋側で漁獲されています。

クエの産地 水揚げ

天然物のクエは南日本の太平洋側である高知県や和歌山県、また九州では長崎県などで水揚げされています。

漁獲量はというとやはり天然物は数が多くないようです。

東京などで食べるととんでもない値段になるクエですがこれらの水揚げされている地域では天然ものであっても比較的お手頃な値段で食べることが出来るのも魅力です。

クエの産地 養殖

クエは漁獲量が少ないために養殖ものもあり、高い値段ではありますが天然物よりは手頃な値段で手に入れることが出来ます。

クエの養殖 和歌山

クエの養殖として世界的に有名なのが和歌山県の白浜で、そこの研究所ではクエの養殖を55年も研究しているそうです。

白浜は観光地でもありクエが観光地のアピールに一役買っています。

クエの養殖 三重県

三重県でも水揚げの他にクエの養殖を行っています。

三重県鷲尾市で海洋深層水を使って陸地の施設での養殖が試みられています。

施設内での養殖ですので病気などの心配が少ないのがメリットです。

クエの養殖 静岡県

静岡県の温水利用研究センターという場所では、浜松原子力発電所から出る排温水を利用してクエの養殖をしているとの事で、地元の御前崎市の特産品として地域活性化に貢献しているようです。

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ハタとの違いは?

出典 http://fuguyasan.blog.fc2.com/blog-entry-53.html

「クエ」と「ハタ」はよく一緒に名前の挙がる魚同士なのですが似ている所や微妙に違う所があります。

そもそもこの2種類の魚はハタ科という大きなカテゴリーの中の2種類で、その中の「クエ」と「(真)ハタ」なんです。

生息地の違い

クエが南日本に生息しているのに対し、マハタは日本全国でその姿を見ることが出来ます。

見た目の違い

クエもマハタも同じカテゴリーの魚なので見た目も似ています。

色はクエが茶色マハタがあずき色と似たような色で二種類とも微妙に違うものの縞模様があります。
クエの縞模様の方は少し斜めになっていたりするのに対しマハタの縞模様は縦縞となっています。

また体が大きくなると縞模様が薄れてしまう事もありより見分けが付きにくくなっていくようです。

クエとハタの大きさ

クエもマハタもハタ科の中でも大きく成長する魚であり、そのため2種類とも価値の高い魚とされています。

マハタはクエよりも大きくなることがあり、100kgを超える巨大魚に成長するそうです!

クエと「アラ」

九州ではクエやマハタのことを「アラ」と呼ぶ風習があります。

問題はハタ科の中に「アラ」という正式な名前の魚が居るという事です。

ハタ科の魚の地方名の「アラ」とハタ科の魚の「アラ」があるのでややこしいですが間違えないようにしましょうね^^;

クエのカロリーは?

出典 http://noproblem.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-6a69.html

魚のカロリーは漁れる海域や季節、個体差などで色々異なります。
クエは脂の乗った身が特徴の魚ではありますが、意外とカロリーは少ない魚です。

意外と低カロリー

クエのカロリーは100gで言うと110kcal程でマグロの赤身やカツオなどの低カロリーな魚の部位と同じくらいのカロリーです。

また鍋1人前分食べても150kcal前後とそれほど高くはありません。

鍋料理で食べる場合は野菜なども一緒に食べるので健康的ですね!

コラーゲンを低カロリーで

また、コラーゲンを多く含む食べ物の中でもクエは特に低カロリーな食べ物であるという点も見逃せません。

コラーゲン自体は高カロリーではないのですがコラーゲンを含む食材である牛すじや鳥の軟骨などは調理法も含め高カロリーな事が多いため食べすぎには気をつけなければいけません。

その分クエは脂の乗った魚ではありますが低カロリーですのでよっぽど食べ過ぎない限りは大丈夫です!
とはいえお値段の関係でそんなに沢山は食べれないですね^^;

クエの栄養は?


出典:http://www.city.omaezaki.shizuoka.jp/shokan/kanko/gurume/omaezakikue.html

クエは超高級魚と言われる魚です。
もちろん栄養素も良質なものが含まれていると期待できます!

クエの栄養 コラーゲン

クエ栄養といえばなんと言ってもそのコラーゲンの豊富さが最大の特徴です。

コラーゲンは人間の体を構成するタンパク質の一つです。
ですので血管を柔らかくしたり、骨を丈夫にして骨粗鬆症を防いだり皮膚炎を改善したりと体全般のケアをしてくれる効果を持っています。
また髪の毛にも効果的ですので髪のパサつきなどで悩んでる人におすすめです。

クエの栄養 高タンパク

クエは低カロリーで高タンパクな食べ物です。
脂肪を増やさず筋肉をつけるのにはピッタリな栄養価を持っていますので九州場所の時期に力士さんが皆クエ鍋を食べるのは美味しいからという理由だけじゃ無かったという事ですね!

また、鍋で食べると魚意外にも野菜や豆腐を食べるので栄養バランスもバッチリです!

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クエの楽天通販の値段や人気のおすすめを紹介☆

お中元 ギフト 本物!鍋の王様天然クエ鍋(くえ鍋)セット!

クエの産地として有名な長崎県産の天然クエの鍋セットです。

少し値段が高いのですがそれだけに品質には気を使っているようです!

長崎産天然クエ(アラ)鍋セット

こちらも長崎県産の天然クエになります。

産地偽装されたこともあるクエなので、信頼して貰えるように産地直送の形をとっているようです!

本クエ鍋セット

こちらは養殖物のクエ鍋セットになります。

養殖産のメリットは病気や寄生虫のリスクが少ないという点にあります。

また鮮度管理もしやすいのか刺身用のクエも一緒のセットになっています!

まとめ

クエは旬が2つあるということなど知ってもらえたと思います!
冬でも夏でも美味しい時期があるということで休みの際に食べに行きやすいのではないでしょうか^^!

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