仄かなえぐ味や苦味が美味しい、春の風物詩とも言えるたけのこ。

炊き込みご飯、煮物、天ぷら、パスタなどシャキシャキ、コリコリした独特な歯応えを活かして様々な料理に使える上に、食べ応えも出す事ができます。そんな様々な料理に使えるたけのこですが、通年美味しく食べられるイメージがありますよね。

では、たけのこって1年通して旬なのでしょうか?それとも、他の野菜みたいにきちんとした旬があるのでしょうか?

そのため今回は、たけのこの旬の季節・時期はいつ?種類ごとの違いや通年のは水煮?をご紹介します!^^

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たけのこの旬の時期・季節はいつ?

出典:http://sp.skincare-univ.com/recipe/bihada/article/045198/

水煮の瓶詰めや缶詰めなど、1年中スーパーに置いてあるのを目にすると思います。

しかし、たけのこも他の野菜と同様、もちろん旬の時期や季節があります。

旬は春から初夏

たけのこの品種は、現在は約70種類あると言われています。70種類とけっこう多いですが、食用となるのはその中でも数種類だけです。正確な数字は定かではありませんが、10種類以上は存在するそうです。

どれも同じたけのこに見えますが、形や味など品種品種で少しずつ違います。

“たけのこ”とは、竹の芽の部分を言い、土から伸びる若い芽の部分を私達は食べています。

たけのこの基である竹の種類は幾つか存在して、その芽が地上に顔を出して収穫できる時期の違いにより、旬の時期が変わってきます。

7月から8月上旬が旬の寒山竹や、9月下旬から11月上旬が旬の四方竹のように、季節外れのたけのこもありますが、多くのたけのこの旬は春から初夏です。

具体的に月で言いますと、早い時期だと3月から。遅い時期でも6月の頭位までが旬ですね。

生のたけのこが野菜コーナーに並ぶのも、恐らくそれくらいの時期です。

たけのこの品種・種類ごとに旬が違う?

竹の種類によって、たけのこの収穫時期はもちろん、味わいや硬さも違ってきます。そこで、ごく一部ですが、品種ごとの旬について紹介していきます。

 

孟宗竹(モウソウチク)

出典:http://www.kanazawa-ya.com/shop/product/295/

春先で、皆さんがよく目にする生のたけのこは、大体この品種です。

太くずっしりしていますが、身は白く、えぐ味が少なく味わい深い上、柔らかめの肉質が特徴です。なので、ご飯や煮物、揚げ物など様々な料理に合います。旬は3月~4月です。

京都の白子は高級たけのことして有名ですね。

生の孟宗竹は、5月の頭までは手には入ると思います。

 

淡竹(ハチク)

出典:http://www.i-nekko.jp/shoku/2013-051410.html

細長い形のたけのこで、旬は5月~6月くらいです。

柔らかくてシャキッとした食感と、あっさりした味が特徴で、孟宗竹と同様にどんな料理にも合わせられます。

因みにこの淡竹という品種ですが、市場には殆んど出回らないですが、インターネットでの購入は可能です。

 

真竹(マタケ)

出典:http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/117118/104917/58356788

こちらも、形は細長くなっています。

旬は春先を過ぎた、4月中旬~6月頭の梅雨の時期となります。

柔らかいですがコリコリしていて風味が良いので、炒め物などにおすすめです。

味はしっかりしていますが、アクや苦味がどちらかと言うと強めです。そのため、「苦竹」とも言われています。

中華ちまきなどを包む竹の皮は殆んどがこの竹です。真竹の皮は通気性が良く、抗菌性もあるのでよく使われます。

 

根曲がり竹

出典: https://www.google.co.jp/amp/biyori.shizensyokuhin.jp/food/271.html/amp

アスパラガスのように細くて長い見た目が特徴のたけのこで、山菜としても親しまれています。熊も好物なんだとか。

地方によって呼び方が異なり、姫たけのこ、笹たけのこ、月山たけのこなど様々な呼び名があります。恐らく、耳にした事がある呼び名はあると思います。

根曲がりたけのこの旬も、真竹と似ていて5月~6月が旬となっています。

他のたけのこより小さくてコリコリ感が強いので、揚げ物、焼き物など本来の味や食感を活かせる料理におすすめです。

 

寒山竹(カンザンチク)

出典:http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/141258/125662/18718364

上記で紹介した夏から晩夏にかけて旬を迎える、季節外れのたけのこ。

歯応えはあるが、生でも食べられる位に柔らかいです。

食用の品種の中で1番の美味しさと言われています。

 

四方竹(シホウチク)

出典:http://soraeki.blog84.fc2.com/blog-entry-649.html

上記でも紹介した秋~冬にかけて旬を迎える、こちらも季節外れのたけのこで、高知県の特産物です。

仄かな香りがあり、僅かに苦味もありますか、他のたけのこにはない優しい甘さがあります。

定番の煮物や天ぷらなどにしても美味しく食べられますが、コリっとした歯応えと他にはない甘さを活かしてサラダにして食べるのもおすすめです。

他にも様々な品種がありますが、主に食用とされているたけのこは、これら品種が殆んどです。

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通年食べられるたけのこは大半が水煮?

品種ごとに旬がずれているたけのこは通年、生で食べる事は不可能ではありません。

しかし、春先に出回る孟宗竹以外の品種は数が少ないです。

それだけでなく、孟宗竹にも言えますが、たけのこは収穫してから時間が経つとアクが強くなり、えぐ味が増して食べにくくなります。

これらの理由から通年、生のたけのこを食べるとなるとかなり難しくなります。自分好みのたけのこが見付かりそうで、面白い気がするんですけどね…。

それじゃあ、たけのこはどうして通年食べられるのでしょうか?

そうです、殆んどのたけのこは収穫してすぐに、瓶や真空パックなどに水煮として加工されて販売されるからです。

つまり、秋や冬に食べているのは、季節外れのでない限り、春や夏に収穫されたたけのこなのです。

生は限られた期間しか見ませんが、水煮はいつでも見られますよね。

生のたけのこと水煮のたけのこは違います!

生でも水煮でもたけのこに変わりはないから同じでしょ?

確かに、どちらも美味しく食べられます。しかし、食感や味も生と水煮では少し変わってきます。

すぐに違いが解るのが食感です。

生のたけのこを茹でて食べると、コリコリシャキシャキとした歯触りです、非常に噛み応えがあります。一方、水煮は水分が染み渡って繊維が軟らかくなり、特有の噛み応えが軽減されています。

味も少し変わってきます。

生のたけのこは加熱調理しても香りはもちろん、特有の苦味やえぐ味も完全には消えません。

私は、たけのこがとても好きで毎年春先になると、生のたけのこを煮物にしてよく食べていました。あんまり美味しくて、食べ過ぎてしまった事がありました。その時の、口の中がヒリヒリする感覚や後味の苦さは忘れられません。

しかし、水煮のたけのこはえぐ味や苦味は殆んど感じられません。同じだけ食べても、生のたけのこのような状況になった事はありません。

たけのこがあまり得意でない人は、水煮の方が食べやすいかもしれません。

ですが一度、生のたけのこの食感や味を知ってしまうと、得意でない人も、水煮のたけのこでは物足りなく感じるようになるかもしれません。

私は生のたけのこの食感と味が忘れられません。

旬のたけのこには、それだけの魅力があるのではないかと思います。

栄養成分も変わってきます

生と水煮では、栄養成分も違ってきます。

たけのこで特に豊富な栄養素は、食物繊維とカリウムです。食物繊維は加工しても量は変わりませんが、カリウムの量はかなり変わってきます。

100g中で茹でたけのこのカリウムが470mg残留しているのに対し、水煮のたけのこは77mgしか残留しません。

加熱して茹でるだけでもカリウムは減少します。そこに水煮という加工行程が加わると、更にカリウムの含有量は減少します。

たけのこの産地は?

出典: http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/takenoko.htm

淡竹や根曲がりたけのこ、四方竹は東北や北海道の涼しい地域でも収穫できますが、イネ科のたけのこは、基本的には九州や四国、中国地方のような温暖な地域で収穫されます。

福岡県で有名な品種の合馬たけのこは、12月の半ば頃から出回り始め、「早堀たけのこ」とも呼ばれます。

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たけのこの楽天の人気商品を紹介☆

【業務用】たけのこゆば 1000g

ゆばのように薄く柔らかいですが、たけのこの味は健在です。おつまみに、おにぎりの具など用途は広いです。

【無漂白】【愛媛宇和島市産】たけのこ水煮180g

えぐ味が少なく、好きな方はもちろん嫌いな方も食べやすいです。柔らかいので、短時間調理にも向いてます。

徳島産他 早掘りたけのこ(S 2kg、15−22本入り)

小振りですが、えぐ味が少なく新鮮な生のたけのこです。若竹煮、天ぷらなど、本来の味を存分に堪能下さい。

まとめ

こんなに種類があるのか、旬は春だけでなく実は夏や秋にも存在するのかなど、たけのこは奥が深いです。

生のたけのこと水煮のたけのこが本当にそんな違うのか食べ比べてみたい、色々な品種を食べ比べてみたい。そんな感じで、たけのこに対して、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

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