ハタハタの旬の時期・季節はいつ?産地はどこ、栄養や鮮度の見分け方も

卵の旨さも身本来の旨さもどちらも同時に味わう事ができるハタハタ。
そんなハタハタは、実は旬と産地により卵が美味しいのか、身が美味しいのかが変わってきます。
ではそもそも、ハタハタの旬はいつでしょうか?また、産地や栄養や鮮度の見分け方なども気になりますね!
そのため今回は、ハタハタの旬の時期・季節はいつ?産地はどこ、栄養や鮮度の見分け方、ハタハタのうまい楽天の人気商品もご紹介します!^^

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ハタハタの旬の時期・季節はいつ?

出典: https://matome.naver.jp/m/odai/2147860938249375801

 

大体の魚の旬は、全国どの県に行っても共通です。秋と言えばサンマ!みたいな感じで。

しかし、ハタハタの旬は産地や時期により少し旬が変動します。

秋から冬はハタハタの身の旬!

変動するハタハタの最初の旬は、10月~12月の秋から冬にかけての時期です。

ハタハタは9月頃に産卵期のピークを迎えて、沖合いで獲る事ができます。そのため、沖合ハタハタとも言われています。

この時期のハタハタは、産卵期を控えているため、身に脂が多く乗っていて、非常に美味しいです。

つまり、秋から冬のハタハタは、卵に栄養が渡り切っていないので、身の旬と言えます。

産卵期を控えたハタハタの脂はほんのり甘く、身もたおやかで柔らかく、歯応えも抜群にいいです。卵はまだ未熟のため小さいですが、柔らかくしっとりしています。

身に脂が多く乗っているため、ハタハタの身本来の旨さを楽しみたい!

そんな人はこの10月~12月にかけての沖合ハタハタをおすすめします!

お刺身など、1番本来の味を楽しめる方法で食べてみてください♪

真冬から春先

ハタハタのもう1つの旬は、1月~5月くらいの真冬から春先にかけてです。

秋から冬の旬と何が違うの?と思いますよね。

何が違うかと言いますと、この時期はもう産卵間近で、卵に栄養が完全に行き渡って、成熟しています。つまり、卵の旬なのです。

普段は深い場所にいるハタハタですが、産卵する時に浅瀬に上がってくるため沿岸ハタハタと言われています。

ハタハタが有名な秋田県では11月~12月、鳥取県などの山陰地方では3月~5月に漁が行われます。当然ながら産卵期は限られているため、沿岸ハタハタの漁は短い期間でのみ行われます。

卵の旬である沿岸ハタハタの身の脂は、秋から冬にかけてより少なく、あっさりしています。成熟した卵はガムのように弾力があり、甘みや旨み、とろみがあります。

プチプチと口の中に広がる旨みや甘みは病み付きになります!オスはオスで大きな白子を抱えています。

身より卵や白子を味わいたい!

そんな人は、真冬から春先の沿岸ハタハタをおすすめします!脂が少なくあっさりした沿岸ハタハタは、生でもいいですが煮付けなど加熱して食べるのがおすすめです。

ハタハタは旬じゃない時期にも獲れる?

出典: http://tsurihyakka.yamaria.com/fish/%E3%83%8F%E3%82%BF%E3%83%8F%E3%82%BF

秋から春先が旬のハタハタが、旬から外れているのは夏で、7月~8月くらいになりますね。

最近では、夏でも石川県や北海道でも獲る事ができ、通年楽しむ事もできます!

もちろん、東北地方でも獲れます

夏のハタハタは痩せて見えますが、実は脂が脂が乗っていて美味しいです。隠れファンも居るのだとか。

しかし、唯でさえハタハタは鮮度が落ちやすい上、夏はより鮮度の低下が大きいので、食べる際は充分気を付けて下さい。

脂が多く乗っている夏は、焼いて食べるのがおすすめ!焼けば、脂がジュワっと出てきて、食欲をそそります!

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ハタハタの産地はどこ?

出典:https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_1513/

旬が変動するハタハタですが、有名ななのは何処になるの?

旬のところでも少し触れましたが、更に詳しく掘り下げて行きます!

ハタハタと言えば東北の秋田県!

ハタハタが有名な県と言えば、やっぱり秋田県ですね。秋田県の県魚にもなってる位です。

ハタハタという名前は、雷の鳴る冬の荒れた海で獲れる事から、付けられ、カミナリウオと呼ばれています。

ハタハタを魚醤で味付けたしょっつる鍋、保存が効くハタハタ寿司などが秋田県の郷土料理として知られていますね。

秋田県沖は産卵場所のため、子持ちの沖合ハタハタが美味しいです!

鳥取県も負けてません!

県魚にもなるほどハタハタが有名な秋田県ですが、鳥取県も負けていません。

秋田県のハタハタは産卵のために寄って来ますが、鳥取県のハタハタは餌を求めて寄ってきます。その為、産卵期の11月~12月の短い期間のみの漁となってしまう秋田県に対し、鳥取県の漁は沖合、沿岸含めて9月~翌年5月まで長い間漁ができます。

また、秋田県のハタハタのように産卵だけが目的ではないので、脂の乗りが良いハタハタがよく獲れます。

子持ちの秋田県、脂の乗りの鳥取県、そんな感じです。

脂の乗りが良い事から、鳥取県のハタハタは「とろはた」というブランド名も付いています。

春は島根県のハタハタがおすすめ

冬は秋田の子持ちハタハタと鳥取県の「とろはた」。

実は、鳥取県と同じ山陰地方の島根県でもハタハタが多く漁獲されます。

島根県は秋や冬ではなく、春に多く漁獲されます。島根県のハタハタは脂の乗りがほぼ一定で、骨も柔らかく身離れもいいため、食べやすいという特徴があります。

時期で言うと、旬の最後の方である4月~5月位です。

日本の漁獲量1位は兵庫県!

出典: http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fish/hatahata.htm

秋田県と鳥取県は有名なのに、1位ではないの?と思うかも知れませんが、そうです!

1位は兵庫県です。その次に鳥取県で、秋田県は3位ですね。

秋田県などの東北地方では、ハタハタ漁について幾つか厳しい漁獲制限がかかっています。その理由としては、乱獲により、急激にハタハタの漁獲量が減少したからです。

その為に、3年間禁漁していた時期もありました。

現在は禁漁されていませんが、それでも制限された中でのハタハタ漁となり、増加傾向にありますが、それでも最盛期よりは減少しています。

出典:https://www.spf.org/opri-j/projects/information/newsletter/backnumber/2010/247_2.html

外国産もあります

殆どのハタハタが日本の物ですが、最近では韓国のハタハタも見かけるようになっています。

チゲの材料にしたり、焼いて食べたりするそうです。

見た目は日本のより大ぶりで、黒っぽいです。

ハタハタの栄養は?

出典: http://blog.goo.ne.jp/yoshikawasuisan02/e/e25ffe7924c13c90660e85d0a65a619b

まず、ハタハタのカロリーは100gで113kcalと魚の中では低めです。

身や骨が柔らかく1匹丸ごと食べられる為、カルシウムを多く摂取できます。

そして、良質なタンパク質も多く含み、風邪予防にも一役買います。

その他、セレンなどのミネラル、ビタミンB12、ビタミンAやEなど、体調を整える栄養素が多く詰まっています。

もちろん、DHAやEPAも多く含まれています。

ハタハタの鮮度の見分け方・選び方は?

出典:http://tsurihack.com/735

鮮度が落ちやすいハタハタですが、選ぶ際はどのような物を、どんな面に気を付けて選べばいいのでしょうか?

見た目で判断する

まずは見た目で判断してく下さい。

目が青く澄んでいる物、体色が濃い物を選ぶようにして下さい。

色が褪せて白っぽい物は鮮度が低下しています。

触って判断する

見た目じゃ解りにくい場合は、触って判断して下さい。

ぬめりがあるもの、ハリや脂が多いものを選んで下さい。

ぬめりが少ない物は鮮度が低下しているので、ご注意ください!

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楽天の通販の人気商品を紹介☆

干しハタハタ(無頭)

身はプリプリ、焼くと旨味がジュワっと出てきます。丸ごと食べられ、骨も取れやすいので子供にもおすすめ!

豆ハタハタ

程よく脂が乗り、食べる手が止まらなくなります!
面倒になったら、骨ごとガブリと行ってください!

子持ちハタハタ醤油干し

プチプチ、コリコリと病み付きになる食感のブリコ。醤油のみの味付けは、何処か懐かしい昔ながらの味です!

まとめ

産地により、旬や美味しさが違ってくるハタハタ。身本来の美味しさを味わうのか、卵の甘みを味わうのか。どちらが好みでしょうか?
是非、食べ比べてみて下さい!^^

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