シャキシャキと歯応えが良く、料理を彩ってくれるアスパラガス。缶詰や青果コーナーでよく見かけるけど、アスパラガスの旬の時期や季節っていつでしょうか?そのため今回は、アスパラガスの旬の時期・季節はいつ?産地はどこかをご紹介します!^^
アスパラガスの旬の時期・季節はいつ?
出典:https://matome.naver.jp/odai/2140072183009756301
缶詰で、青果コーナーでと1年間に見る頻度が高いアスパラガス。
どちらかと言うと、通年出回っているイメージが強いです。
しかし、実際のところはどうなんでしょうか?
4月から7月が旬
他の野菜に比べて見かける頻度は多いですが、もちろんアスパラガスにも旬はあります!
時期で言うと春から初夏、月で具体的に言いますと4月から長くても7月までが旬です。
地域により旬が少しズレる
数ヵ月に渡って旬があるアスパラガス。
九州から北海道まで全国で収穫されていますが、全ての地域で同じ時期に旬を迎える訳ではありません。
最初に暖かくなる九州や本州で収穫されたアスパラガスは前半の4月から5月、最後に暖かくなる北海道で収穫されたアスパラガスは後半の6月から7月と、旬を迎える時期が少しズレてきます。
冬のアスパラガスは多くが外国産
栽培方法にもよりますが、アスパラガスは春先に芽を出して秋、9月くらいまで収穫が可能となります。
そうなると、秋の後半から冬にかけての収穫が難しくなります。
それじゃあ、どうして冬でもアスパラガスは出回るのでしょうか?
アスパラガスはハウス栽培もしているので、冬でも収穫が可能で、市場にも出荷されます。
しかし、春から初夏に比べて量は少なめです。
その為、どうしても冬のアスパラガスはオーストラリアやメキシコなどの海外からの輸入に頼っています。
ホワイトアスパラガスの旬も同じ
出典:http://www.new-fukushima.jp/archives/38129.html
アスパラガスと聞くと、どんな色を思い浮かべますか?
最近では、アントシアニンという色素を含んだ品種で、紫色のアスパラガスもありますが、多くの方が緑色を思い浮かべているのではないかと思います。
しかし、アスパラガスと言えば緑色以外に白色の、缶詰でお馴染みのホワイトアスパラガスもありますよね。
色は違いますが、緑色も白色も同じ品種のアスパラガスなので、旬の時期は全く同じです。
ホワイトアスパラガスは芽が出る春先に太陽の光を浴びせずに栽培する、軟白栽培をするので緑色にならず白色のまま成長します。
ホワイトアスパラガス特有の柔らかい舌触りやクリーミーな味わいは軟白栽培によるものです。
この栽培方法、身近な野菜ではカリフラワーでも行われるのだとか。
旬の時期には北海道など国内産のホワイトアスパラガスが出回りますが、栽培に手間がかかって多く収穫できない上に痛みやすいので、値段は緑色のアスパラガスより高いです。
ホワイトアスパラガスが生より缶詰で多く見かけるのはこの為です。
他にも、長さが10cm位の細くて柔らかいミニアスパラガスもありますが、これは通常のアスパラガスが伸び切る前に収穫した物で同じ品種です。
もちろん、ホワイトアスパラガスのミニ版もありますが、これは流通量がかなり少ないです。
私もスーパーで見かけた事ないですね…。
アスパラガスの産地は?
出典:http://www.new-fukushima.jp/archives/38129.html
原産地は地中海東部の南ヨーロッパの辺りと言われているアスパラガス。
日本では、南は九州から北は北海道まで全国の至る場所で収穫されています。
その中でも、多く収穫されているのはどこなのでしょうか?
断トツに多いのは北海道!
出典: http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/asupara.htm
日本で1番アスパラガスの収穫量が多いのは、栽培面積が大きい北海道です。
暖かくなるのが遅い北海道のアスパラガスは、6月に旬を迎えて市場に出回るようになります。
北海道に続いて多いのは長野県、佐賀県、長崎県となります。
九州や本州は北海道に比べて早く暖かくなるので、1ヶ月位早く旬を迎えて出荷されます。
アスパラガスのおいしい食べ方は?
出典: http://www.marudai.jp/CGI/recipe/detail.cgi?rcp_cd=0853
色が鮮やかなアスパラガスは、他の食材と一緒に入っていても、色が映えて美味しそうに見えます。
そんなアスパラガスですが、どんな食べ方が1番良いのでしょうか?
シンプルな食べ方がおすすめ
旬のアスパラガスは歯応えが良く、仄かな苦味がありながらも甘みが強く、風味も豊かです。
特に5月に旬を迎える物は、歯応えがあるのに根元まで柔らかいです。
そんな旬のアスパラガスは下のような食べ方をおすすめします。
・和える
皮を剥いて塩茹でしたアスパラガスを、他の食材と一緒に混ぜて味付けして和えたりサラダにして食べます。
見た目、食感、素材の味とアスパラガス本来の美味しさを余す事なく味わえる食べ方です。
・炒める
食べやすい大きさに切ったアスパラガスを、油で炒めます。
生で炒めても良いですが、柔らかい方が好みの方は下茹でするのもありです。
肉や野菜、パスタ等と一緒に炒めれば、シャキシャキの食感が楽しめて満足感も大きいです。
バターやオリーブオイル、ゴマ油を使って炒めると、アスパラガス特有の甘みやコクが引き出されて美味しいです。
・揚げる
フライか天ぷらの衣を付けて、カラッと油で揚げます。
高温で調理する事で、アスパラガスの甘みが凝縮されて、和えたり炒めたりした時とはまた違った味が楽しめます。
アスパラガスのベーコン巻きフライは定番の食べ方ですね。
アスパラガスのシャキシャキ、衣のサクサクと異なる食感を楽しめます。
旬のアスパラガスは、それだけでも充分に味があるので、薄い味付けでシンプルに調理して食べるのが最適です。
茹で汁を楽しむホワイトアスパラガス
ホワイトアスパラガスも基本的には、通常のアスパラガスと同じ食べ方で美味しく食べられます。
しかし、ホワイトアスパラガスは茹で汁まで美味しく味わえます。
この茹で汁はコクが強く、旨味が凝縮されています。
そんな茹で汁を使わないのは非常にもったいないです!
茹で汁を楽しめるスープ類、リゾットにするのもおすすめです。
生で楽しむパープルアスパラガス
かなり流通量が少ないですが、旬の時期になると紫色のパープルアスパラガスも出回るようになります。
パープルアスパラガスは、鮮やかな紫色が楽しめる生でサラダなどにして食べるのをおすすめします!
アスパラガスが生で食べられるの?と思うかも知れませんが、旬の物は甘みもあって柔らかいので、生でも美味しく食べられます。
それでも抵抗があるという方は、パープルアスパラガスの中でも比較的に柔らかい先の方を食べてみて下さい。
生が1番良い理由は、茹でるなど熱を加えると紫色の素となっているアントシアニンが落ちて、緑色になって普通のアスパラガスと変わらなくなるからです。
紫色が落ちると、ちょっと勿体ないですよね。
パープルアスパラガスは百貨店スーパーに売られているので、見かけた際は是非ご賞味下さい。
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太さ、甘く濃厚な味、柔らかな食感、どれを取っても文句なしのアスパラガスです。様々な料理に合います!
まとめ
旬のアスパラガスは歯応えがあるのに柔らかく、甘みも風味も強くて食べやすいです。甘みの中にある仄かな苦味は、春の味覚としてぴったりです。旬のアスパラガス、食べてみたいな!少しでもそう思ってもらえれば幸いです^^