ハタハタのさばき方・刺身の作り方!下処理の方法や寄生虫の危険は?

ハタハタは秋田県でよく食べられている魚で、県の魚「県魚」にもなっています。

なんと言っても特徴はウロコが無いという点!
手早く料理できる上に料理が苦手な人や料理をあまりしたことがないという人が料理するのにも適しています。

では、このハタハタはどのようにさばけばいいのでしょうか?

そのため今回は、ハハタハタのさばき方・刺身の作り方!下処理の方法や寄生虫の危険は?ハタハタの楽天の人気商品もご紹介します!^^

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ハタハタの下処理の方法


出典:https://www.youtube.com/watch?v=ofYiXASvuvo

こちらの動画ではすごい勢いで頭を切り離していますね(笑)

ウロコの無いハタハタならではといった感じですね!
このように一度に多くの量を処理できるので沢山料理に使う必要がある、料理をしないといけないけどあまり時間がないという場合にハタハタを選ぶと良いのではないでしょうか!

ハタハタのさばき方・刺身の作り方1

ハタハタのさばき方・刺身の作り方1:頭を切り分けましょう

ハタハタはウロコが無く体長も20センチ前後と小さめの魚なので下処理も簡単ですね!

まずはハタハタのエラ蓋と胸ビレの後ろに沿って包丁を当てて、頭と身を切り離します。

この時注意して貰いたいポイントがエラ蓋の所にある鋭いトゲで怪我をしないようにという点です。

ウロコが無いからトゲなども無いだろうと先入観を持ってしまうかもしれませんがトゲはしっかりあるので注意ですね^^;

ハハタハタのさばき方・刺身の作り方2:内蔵を取り出します

頭を切り分けたら次は内蔵を取り出してしまいましょう。

画像のように包丁でお腹に切り込みを入れてから包丁の先や歯ブラシ、手を使って内蔵を取り出すのが一般的です。

ただし、卵を抱えているハタハタの場合は別です。

卵を抱えているハタハタはとても美味しく重宝されています。お腹を開く内蔵の取り出し方だと卵が溢れたり傷ついたりしてしまうのでお腹を開かずに割り箸を使って内臓を取り出す”ツボ抜き”という方法を使います。
こちらは後で別にご紹介します。

ハタハタのさばき方・刺身の作り方3:水で綺麗に洗い流しましょう

内臓を取り出したあとは流水で内蔵のあった部分についた血や血のり、また体表のぬめりを洗い流しましょう。

この時卵を傷つけないように注意してください。

ハタハタのさばき方・刺身の作り方4:水気を取っておきます

上記のハタハタのさばき方・刺身の作り方の全ての画像出典:https://cookpad.com/recipe/3740115

水で洗ったあとそのままにしておくと身が水っぽくなったり旨みが身から出ていってしまうのでキッチンペーパーなどを使ってしっかりと水気を取っておきましょう。

あとは、刺身用にさばけば完成です☆

ハタハタのさばき方・刺身の作り方2:ツボ抜き

ハタハタは「ブリ子」と呼ばれる卵を持っているモノが旬で美味しい魚です。

普通のさばき方でお腹を開いて内臓を出すと卵が溢れたり傷ついたりしてしまいます。

なので、”ツボ抜き”と呼ばれるお腹を開かない内蔵の取り出し方があります。

(最後にちょっとグロテスクな画像があるので苦手な人は注意してください!^^;)

ハタハタのツボ抜きの方法1:体表を洗います

ツボ抜きは魚を掴んで作業しますので、まずは体表のぬめりを水で洗い流しましょう。

ハタハタのツボ抜きの方法2:エラと口を開けます

内臓を取り除く準備の為にまずはエラを開きましょう。

手でエラを開きますが、このようにエラの部分に鋭いトゲがありますので怪我をしないようにしてくださいね!

エラの間の部分を指でつまむようにしてから口を開けます。

ハタハタのツボ抜きの方法3:割り箸でエラを挟みましょう

ツボ抜きでは包丁ではなくなんと割り箸を使って内臓を取り出します!
割り箸で両方のエラを挟んでから奥にグサッと入れてしまいましょう。

この時割り箸は割らないでおくと2本の箸がくっつく力でエラを挟んでおくことが出来ます。

ハタハタのツボ抜きの方法4:割り箸を回します

割り箸でエラを挟んだら割り箸とハタハタをしっかり持ってぐるぐると回し、内臓を体の中で切り離します。

最初はゆっくりでOKですのでしっかりと割り箸を掴んでおきましょう。

ハタハタのツボ抜きの方法5:内臓を取り出した後身を洗います

 

割り箸を回して内蔵が身から離れたらゆっくりと引き抜きましょう。

見事にエラと内蔵がくっついて出てきます!

これで卵を残したまま内臓を取り出すことができます!


上記のツボ抜きの画像の全ての出典:https://ws-plan.com/gyokairui/tubonuki.html

後はハタハタのお腹の中を洗ってしまいましょう。

上手な人は割り箸を使わなくてもエラごと内臓を取り出せるようです!慣れていない人は割り箸からチャレンジしてみましょう!

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ハタハタのさばき方・刺身の作り方の動画

ハタハタのさばき方の動画1:簡単な解説


出典:https://www.youtube.com/watch?v=XQcT9WHwFrA

こちらの動画は包丁でハタハタをさばいています。

上の方で紹介した下処理の方法と同じやり方ですが、ツボ抜きと同じ原理で頭やエラと一緒に内蔵も取り出せるとコメントにありますね!(動画では失敗してしまっていますが^^;)

タイトルに素人とあるように投稿者さんは慣れた手つきというわけではありませんが、それでもウロコを取る手間がなく、小さめの魚なので内蔵も包丁の先で少し引っ掛ければ全部取り出せる程度で1匹につき約1分程度で終わっていますね!

ハタハタが手早く調理することができる魚だということがよくわかる動画になっています。

ハタハタのさばき方の動画2:じっくりと解説


出典:https://www.youtube.com/watch?v=o5D5qrHCsnQ

こちらは約10分にわたって解説してある動画で、ハタハタのさばき方意外にもから干物のつくり方、果ては煮付けや唐揚げの紹介までしてあります。

さばき方はこの記事で紹介した方法を一番効率よくしたような方法で、包丁でお腹に切れ込みを入れていきなりエラと内臓を一気に取り出しています。
包丁を使ってツボ抜きをしたというわけですね。

また干物の作り方も1からとても丁寧に解説してあり、家庭でもできるやり方を紹介してありますので参考になります!

動画全般に渡ってハタハタは手間がかからず調理しやすい魚として紹介されていて、講師の人がとても手馴れた手つきで30秒も経たずに内臓を取り出しています。
干物として干す時間も短めで手間のかからない魚だということがとてもわかりやすくなっています。

とてもよくまとまった解説でわかりやすいのでオススメの動画です^^

 

ハタハタの寄生虫の危険は?

出典 https://plaza.rakuten.co.jp/ecogokko/diary/200612180000/

ハタハタに限らず魚と寄生虫は切っても切れない関係ですので注意しましょう!
手間のかからない魚だからといって無視していいわけじゃありませんので気をつけてくださいね^^;お気持ちはわかりますが(笑)

やはりアニサキスが様々な魚に寄生しているのでメジャーですね!

アニサキスは半透明の白くて細長いミミズのような見た目をしています。
魚が生きているうちは内蔵に寄生していて、魚が死ぬと身に移って来ますので参考にしてください。

アニサキスを食べてしまうと強烈な腹痛に襲われてしまい、下手をすると救急車で病院にGOなんて事にもなりかねません。

ハタハタの場合ツボ抜きなど内蔵以外はそのままで食べる事が多いので、対策としては生きている状態で持ち帰ってから素早く内臓を取り出す方法が良いでしょう。

手早く調理できるハタハタは危険性も少ないとは思いますが十分に気をつけましょう^^;

アニサキス意外にも寄生虫は色々いますがとにかく魚をよく見ることと、身に異常を見つけたら取り除くことが重要です!

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兵庫県でとれたハタハタの小さいものを”豆ハタハタ”と言うそうです。

身が小さく骨も柔らかいので食べやすくなっています。

はたはた子持ずし300g

子持ちのハタハタをお米で発酵させた子持ちずしです。

お米より魚がメインのすしで、卵がプリプリして美味しいですよ^^

まとめ

ウロコが無い魚はあまり見かける事がないと思うので色々参考になった点があるかと思います!

そのお手頃さで料理が苦手な人も時間が惜しいという人にもピッタリな魚ではないでしょうか!

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