カマスの旬の時期・季節はいつ?産地はどこか、栄養や鮮度の見分け方も

一般的に流通しているカマスには、種類がたくさんあります。
その数は20種類以上とも言われています。その中でも、私たちの食卓によく登場するのは、「アカカマス」と「ヤマトカマス」です。
では、このカマスの旬な時期や季節はいつで、その産地や栄養等も気になりますね!
そのため今回は、カマスの旬の時期・季節はいつ?産地はどこか、栄養や見分け方等もご紹介します!^^

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カマスの旬の時期・季節はいつ?


出典:http://inshokujuku.jp/shun_kamasu/

アカカマスと呼ばれている種類は、別名が本カマスともいいます。

これは非常に脂がのっていておいしいので、とても人気のある種類です。

そのアカカマスの旬というのが、大体11月から12月ごろ

初秋の時期になりますね。

そのアカカマス(本カマス)は日本の南の地方に多く生息していることが知られています。

鹿児島県や神奈川県です。

日本海側では、長崎県や、富山県近郊の富山湾でも多く生息しています。

このアカカマスが旬の時期=初秋です。

「長崎県産」「富山県産」というカマスが並んでいましたら、是非手にとってみてください。

 

やっぱりお魚というのは、旬の時期のものが一番おいしいものです。
アカカマスはカマスの中でも良くに脂がのっていて、おいしいとされています。
旬のおいしい魚というのは、同時に栄養も豊富であるということです。
しっかりとその時期の旬の魚を知っておくことも、食生活を考える上ではとても大切なことだといえます。

 

一方、ヤマトカマスという種類は、別名アオカマスとも呼ばれています。

主に和歌山県近海などが産地とされています。

旬の時期が6月から8月という、初夏の頃になります。

こちらのほうが少し旬の時期が早いのですね。

 

先程の「アカカマス」とこちらの「アオカマス」、両方とも赤と青という色が名前についてはいます。

しかしながら、特に魚の色が赤いとか青いということではないようです。

こちらのアオカマスのほうは、比較的脂ののりが少なめというように言われています。

そのため、主に塩焼きや干物などにして食されることが多いようですね。

 

こうして、カマスにも種類があるので、一年を通して旬の時期がそれぞれあるのです。

その時期に多く出回っているものが、旬のものであることが多いのです。

お魚を購入する際には今はどんな魚が旬なのか、チェックしてみるもの楽しいですね。

 

カマスは旬じゃない時期にも採れる?

 

旬の時期以外にもカマスは獲れます。

しかし、そんな旬以外のカマスは、主に干物で食べることが多いようです。

先程見たように、他の魚に比べて多少水分が多い魚なので、干物にすることで水分が減っておいしく食べられるということです。

 

カマスの産地は?

出典:http://myotada.cocolog-nifty.com/myoutada/2017/06/post-b67d.html

カマスは、関東より南の地域でよく獲れる魚です。

関東以北ですと、新潟や富山のほうでも生息しています。

そして日本海沿岸、瀬戸内海、東シナ海、南シナ海、西日本地域に多く生息しています。

 

その中でも名産地として知られるのは、九州地方、瀬戸内地方などが上がります。

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旬のカマスのおいしい食べ方は?


出典:http://myotada.cocolog-nifty.com/myoutada/2017/06/post-b67d.html

旬のカマスの一番おいしい食べ方とは、どんなものでしょうか。

巷でよく言われているのは、生干しが良いということです。

特に、カマスは他の魚に比べて、非常に水分が多いことが言われています。
そんなカマスの水分が、一度干して乾燥させることで、ぎゅっと凝縮されます。

旬のカマスの生干しの調理法


出典:http://blog.goo.ne.jp/1008kotarou/e/d39357951f76cf3e6c47fe704470c2a9

  1. まず、開きにしたカマスを3%くらいの塩水につけておきます。
  2. 30分から40分ほどつけておいて、その後水分を拭き取って干していきます。
  3. 一夜干しくらいにすると、少しだけ水分が減少して身がしまった状態になります。


出典:http://tsuri-kahoku.jp/Cooking/2010/11/22951.html

これを塩焼きなどにしたら、脂ののったカマスをとてもおいしく食べることができますので、大変おすすめです。

カマスのおいしい食べ方は?

カマスで一番おいしいとされているのは、やはり干物や塩焼きなどです。


出典:http://tsuri-kahoku.jp/Cooking/2010/11/22951.html

 

身も細身ですから、あまり煮物などにされることはないようです。

塩焼きにする際も、一度カマスに塩を振って、30程寝かせてから焼くようにしましょう。

そうするとおいしさが格段にアップします。

また、揚げ物、ソテー等もうまいです☆

 

カマスの鮮度の見分け方・選び方は?


出典:http://kenkenbonito.hamazo.tv/e7429714.html

おいしいカマスの見分け方にはどのような方法があるのでしょうか。

魚の目利きの際に多くの場合言われていることと同じです。

魚の目が澄んでいるのかどうか。そこをよく見極めてください。

少し濁ってきたものは、水揚げしてから時間が多少経ってしまったということです。
こちら濁ってきていますね↓↓↓

出典:http://nsakanaya.exblog.jp/6228440/

さらに、ウロコがしっかりと残っているものも、状態の良いものと考えることも多いようです。

目の状態と、ウロコの状態、それらからしっかりとおいしいカマス=新鮮なカマスを見極めましょう。

カマスの栄養素は?

カマスには、こんな栄養素が含まれています。

  • ビタミンD
  • ビタミンB12
  • ビタミンB6
  • ナイアシン
  • タンパク質
  • DHA
  • EPA

ざっと見ただけでもこんなに栄養がたくさんあります。

旬の食べ物について

それでは、ここでもよく「旬」という言葉を使っていますが、そもそも旬ってどういうことなのでしょうか。

日本では、春夏秋冬、寒暖の差のある気候により、その季節ごとに市場に出回る食べ物にも違いがあります。

その季節にたくさん収穫され、出回るもの=旬ということです。

 

その旬の食べ物には、季節にあった食べ物ならではで、栄養価も大変豊富なのです。

美味しい物=栄養価も高いということで、とても有難いことですね。

かつては「旬」の時期というのはほんの10日間ほどの時期を指すものでした。

 

そして時代も変わり、栽培技術、養殖技術も進化して、輸送手段なども変わってきました。

それにつれて、「旬」の時期というものも変化してきました。

 

1999年に農林水産省で定義された「旬の定義」を紹介します。

それによれば、

「消費者が住んでいるそれぞれの地域の自然の中で、適期に適地で無理なく、食べごろに生産されたものであり、新鮮で、栄養分があって安全でおいしいもの」となっています。

 

これをカマスに関していえば、「旬」である時期にとれたものこそ、新鮮で栄養があって、おいしい食べごろのものであるということになりますね。

旬の魚の脂のノリ具合はどうなの?

旬の魚はよく脂がのっているというように言われますが、どうしてそうなのでしょうか。

旬の時期の魚というのは、実は産卵のために栄養を蓄えている時期なのです。

魚が子供を産むための時期なのですね。

だから、もちろん身にも栄養分・脂肪分がたくさんあります。

それが、脂がのっているという時期なのです。

魚のおいしい旬の時期、それは【産卵期】なのですね。

そして、人間が寒いと感じる時期には、海の海水も温度が下がっている時期です。

そうすると、人間同様、魚たちも自分の身体に脂肪分を蓄えることで寒さから身を守ろうとするのです。

この自然の生物のメカニズムから、秋ごろから冬にかけてが、旬の魚が多い理由のひとつでもあります。

旬の時期、美味しいのはいつまで?

しかし、その魚がやがて産卵の時期を迎え、卵を持つようになると、身の栄養分はすべて卵にいくようになります。

すると自然に脂も落ち、栄養分も落ちるので、味が落ちるということになるのです。

これは魚の種類にもよりますが、多くの魚に言えることです。

魚の味が落ちる時期は【産卵後】ということになります。

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まとめ

カマスの旬について、食べ方についてみていきました。
やはりお魚によって、おいしい時期も違えば、おいしい食べ方も違うのですね。
その魚の一番おいしい食べ方とおいしい時期をしっかりと知っておいて、毎日の食生活に活かしていきたいものですね。

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