ライチってつい食べたくなるけど、上手に剥けるか心配だな。
いっぱい買ってもアレンジしにくいし、食べ方にも困るんだよね。
日持ちもしにくそうだし…。
ライチは手でも簡単に剥けるから、子どものおやつにもおすすめだよ。
生で食べる以外にも美味しいアレンジレシピが盛りだくさん!
上手な保存方法と併せて確認していこう。
この記事でわかること
- ライチの上手な皮の剥き方・種の取り方
- ライチの美味しい食べ方とアレンジレシピ
- 長持ちさせるためのポイントと冷凍方法
もくじ
ライチの食べ方や上手な皮の剥き方が知りたい!
ライチは中国が原産のフルーツで、旬の時期も短く、なかなか一般に流通しない食材です。
普段行っているスーパーでライチを見つけると、珍しさからつい購入してしまった…という方が多いのではないでしょうか。
一部のレストランでは、サラダバーの中でライチを提供しているところもあるようですね。
そんなライチ、いざ買ってみてから「食べ方が分からない!」とならないよう、あらかじめ食べ方や皮の剥き方を覚えておくと安心です。
ライチの剥き方は大きく分けて3パターン
こちらの動画は、ライチの皮を簡単に剥く方法が分かりやすく紹介されています。
中華料理屋のバイキングなどに行くと、既に綺麗に皮を剥かれたライチの実がどっさり並んでいるのを目にすることも多いのではないでしょうか。
あんな風に売っていたら楽なのにな…と思ってしまいますが、鮮度を保つためには皮付きで販売するのが必須。
生のものはもちろん、冷凍のものも皮を剥かなくてはなりません。
「食べられれば良いのに」と思いがちなライチの皮ですが、硬く鋭いイガが口を傷つけてしまいかねないため、チャレンジするのはやめておきましょう。
剥き方1
まずは、基本となるライチの剥き方を抑えておきましょう。
ナイフを使うため爪を傷めにくく、ネイルをしている方にもピッタリ。
大人が切れ目を入れてあげれば、子どもでも簡単につるりと皮が剥けますよ。
- ヘタから反対側に向かって、ナイフで切れ目を入れる。
- 皮を左右に開くように剥く。
- 皮が破れないように実を取り外したら完成。
剥き方2
ナイフで切れ目を入れて剥くのが億劫なときは、手で簡単に剥けるこちらの方法がおすすめです。
- ヘタの周りを爪でつまみ、皮をめくるように剥く。
- 皮を剥いた方に向かって身を押し出す。
ブドウの実を取り出したいとき、全体をつまむようにキュッと押し出す方も多いのではないでしょうか。
こちらの方法も同じ要領で、少し強めに力を込めて押し出しましょう。
周りや手も汚れにくく、サッと取り出せるスピーディさも人気です。
剥き方3
ナイフを用意するのは面倒だけど、爪は使いたくない…という方におすすめなのが、次にご紹介する方法です。
ライチを持つ方向が重要になるため、1つ1つ確認しながら行ってくださいね。
- ヘタをつかみ、お尻のような割れ目が縦になるように持つ。
- 上下に指をあててギュッと押すと、パカッと割れ目が入る。
- そのまま左右に皮を開き、身を取り出して完成。
よく見ても割れ目が見つからない…という場合でも、上下から力を加えるとパカッと綺麗に割れてくれます。
子どもは力が足りないことがあるため、こちらも割れ目を入れるまでは大人が手伝ってあげると良いでしょう。
種の取り方は?手で簡単に取れる?
皮がつるりと剥けたら、そのままガブッと食べてしまいたくなるライチ。
しかし中には大粒の種が入っているため、知らずに食べると歯を傷める可能性があります。
少しでも傷ついてしまうと苦みや渋みを感じる場合が多いため、心配な場合は先に種を外してから食べるようにしましょう。
- ナイフを種に当たるまで入れ、ぐるりと一周させる。
- 実を左右に開くように開け、中にある種を取り出す。
比較的実から離れやすいライチの種は、手でも簡単に取り出せます。
つるつるすべって難しい場合は、小さめのスプーンを使うと良いでしょう。
渋皮の切り方は?食べるとどんな味がする?
ライチの種には、周りに「渋皮」と呼ばれる部分が付いています。
そのまま食べてしまうと、その名の通り渋さが口に残ってしまうことに…。
ライチの実の風味を思う存分楽しみたいときは、渋皮を傷つけないように注意してみてくださいね。
とはいえ、渋皮だけを綺麗に切り取ることはできません。
先ほどご紹介した種の取り方を参考に、渋皮を含めて種を大きめに切り取るようにしましょう。
ライチの美味しい食べ方やアレンジレシピをご紹介!
続いて、ライチの良さをこれでもかと味わいつくすために、美味しい食べ方やアレンジレシピをご紹介します。
生で食べるイメージの強いライチですが、流通時期が短く鮮度が落ちやすいため、さまざまな加工食品として愛されている食材でもあります。
おうちでも気軽に楽しめるアレンジレシピがあれば、旬が来るたびにライチを美味しく味わえますね。
みずみずしさを味わうなら生で食べよう
新鮮なライチを手に入れたら、まずは皮を剥いてそのまま食べるのがおすすめです。
一度も冷凍していないものなら、みずみずしさも抜群!
あふれだす果汁とプリプリの食感を楽しんで見てくださいね。
バリエーション豊かなライチジャム
材料
- ライチ果肉:900g(皮付き60個くらい)
- 砂糖:300g
- はちみつ:大さじ1
- レモン汁:小さじ1
- ライチの皮と種を取り除き、実を適当な大きさに切る。
- 鍋にすべての材料を入れ、火をつけずに放置する。
- 15分ほどおいて水分が出てきたら火にかける。
- アクをとりながら、ライチの果肉が柔らかくなるまで煮る。
- 好みの硬さになるまで煮詰めて完成。
上品な味のライチをジャムにする場合は、砂糖を控えめにライチを引き立たせるのがポイント。
小さめにカットしてとろとろに仕上げても良し、大きめにカットして歯ごたえを楽しむのも良し、好みに応じて調整できるのが嬉しいですね。
パンにつけたり、ヨーグルトに入れたりと、アレンジも無限大です。
夏にピッタリの爽やかなライチジェラート
材料
- ライチ果肉:200g(皮付き15個くらい)
- レモン汁:25㏄
- 生クリーム:100㏄
- 砂糖:15g
- 皮と種を取り除いたライチをミキサーに入れ、細かく刻む。
- 生クリームに砂糖を加え、ツノが立つまで泡立てる。
- 生クリームにレモン汁、ライチを加えて混ぜ合わせる。
- タッパーなどに入れ、冷凍庫で固まるまで保存する。(6時間~半日が目安)
- 固まったら器に盛りつけて完成。
生クリームの硬さは、そのまま仕上がりの硬さに直結します。
柔らかめがお好きな方はゆるめの生クリームに留め、シャーベットのように楽しみたい方はしっかりツノが立つまで泡立てましょう。
固まったライチジェラートは、そのままだと取り出せない場合があります。
あらかじめ1食分ずつ凍らせたり、少し溶かしてからスプーンですくうのがおすすめですよ。
子どもも大喜びのライチスムージー
材料
- ライチ果肉:10個分
- 牛乳:150㏄
- はちみつ:大さじ1(甘みがほしい方向け)
- ライチはあらかじめ皮と種を取り除いておく。
- 牛乳とライチ、甘くしたい方ははちみつをミキサーに入れ、なめらかになるまで攪拌する。
ライチの味わいを思う存分楽しめるのがスムージーです。
食欲がない朝食や、ついお菓子に手が伸びてしまいそうなおやつ時などにもピッタリですね。
気軽に作れて栄養満点のため、子どものおやつにいかがでしょうか。
結局、何が一番おすすめなの?
ライチの甘みはフルーツの中でも繊細であるため、生に近い形で食べるのがおすすめです。
加える食材が増えれば増えるほど、風味が薄れて人工的な甘みになり、ライチの魅力が半減してしまうのです。
一方、牛乳などの乳製品と合わせて濃厚な味を楽しむも良し、他のフルーツと共にサッパリと食べるも良し、さまざまな食材と合わせやすいのもライチの魅力。
アレンジを加えるのであれば、今回ご紹介したジェラートやスムージーなど、あくまでもライチをメインとして楽しめるスイーツが良いですね。
旬のライチはそのまま、冷凍ライチはスイーツとしてなど、使うものによってレシピを変えてみてはいかがでしょうか。
ライチは冷凍で保存してもOK!
ライチがなかなか市場に出回らない理由は、ズバリ「日持ちしないから」です。
そのため、どの時期も手軽に購入できるライチは、基本的に冷凍で売られていることが多いのではないでしょうか。
元々冷凍になっているものを購入しても良いですが、旬のライチをたくさん手に入れたときは、家庭でも冷凍保存するのがおすすめです。
どのくらい長持ちするの?
一般的な家庭での保存期間は、保存する温度によって異なります。
少しでも長くライチを楽しみたい方は、迷わず冷凍庫で保存してくださいね。
- 常温保存:4~5日
- 冷蔵保存:1週間
- 冷凍保存:1年以上
ライチは枝になる果物ですが、もいだ瞬間から鮮度がどんどんと低下していきます。
すぐに冷凍すれば年単位で鮮度をキープできますが、生のライチは長くてもたった5日しかもちません。
そのため、生のライチを売っているスーパーはかなり貴重なのです
ライチの冷凍方法は?
たくさんのライチを冷凍するときは、ついつい「解凍のときに楽だから、皮を剥いておこう」なんて思ってしまいがちです。
しかし皮を剥いた状態のライチはどんどんと水分を失ってしまうため、解凍後シナシナとしぼんでしまうことも。
皮付きのまま綺麗に洗い、できるだけ生に近い状態で保存しましょう。
- 皮付きのままライチを水洗いする。
- しっかり水気を切り、フリーザーバッグに入れて密閉する。
- ライチ同士が重ならないよう、平らにして冷凍する
上手に解凍するには?
早く食べたいがあまり、電子レンジで温めて解凍しようとすると、一気に水分が抜けてしまいます。
あらかじめ食べる分を冷蔵庫へ移し、自然解凍しながら好みの柔らかさを目指しましょう。
冷凍のままでは皮が硬く剥きにくいため、しっかり解凍してから剥いてくださいね。
また、「どうしてもすぐに食べたい!」「子どもが食べたいとせがむ」という場合は流水解凍がおすすめ。
ボウルに水を張ってライチを入れ、30分ほどつけておくと解凍できますよ。
美味しいライチを食べるならこちらがおすすめ!
種無し生ライチ 約2kg
皮を剥けばすぐに食べられる、便利な種無しライチです。
本場中国から生の状態で輸送されてくるため、フレッシュな味わいを楽しめますよ。
中国産赤ライチ 約2kg
約60個とたっぷり入ったお得なライチのセットです。
爽やかな中に、どこかはちみつのような豊潤な甘みを感じる品種として人気です。
冷凍ライチ 1kg
ほしいときにほしい分だけ手軽につまめるのが嬉しい冷凍ライチです。
生のものよりもリーズナブルな価格で手に入れられるため、「興味がある」「少しずつ食べたい」という方にピッタリですね。
【まとめ】ライチの食べ方は無限大!冷凍しながら長く美味しさを味わおう
ライチは簡単に皮を剥けるだけでなく、美味しいアレンジレシピが盛りだくさんな万能食材であることが分かりました。
たっぷり入手したライチをみんなでつまみながら、食卓に華を咲かせてみてはいかがでしょうか。
冷蔵では1週間ほどしかもたないため、小分けにして冷凍し、年間を通してライチを楽しむのも素敵です。
明日は最寄りのスーパーで、フルーツコーナーや冷凍コーナーをチェックしてみてくださいね。
【関連記事】