鰆の旬の時期・季節はいつ?産地や食べ方のおすすめ、鮮度の見分け方も

あまり漢字では目にしない鰆(さわら)!この鰆のおいしい旬の時期や季節はいつでしょうか?また、産地や鮮度の見分け方なども気になりますね!
そのため今回は、鰆の旬の時期・季節はいつ?産地や食べ方のおすすめ、鮮度の見分け方もご紹介します!^^

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鰆とはどんな魚?

出典元:http://goto-fish.com/images/DSC_0049.JPG

まずは、鰆の生態や特徴からご紹介していきます。

鰆(さわら)はサバ科の魚で、大型になる魚です。大きいものだと、1メートルを超えるものもあります。「さわら」という名前の由来は、細長く腹が狭い「狭腹」からと言われています。鰆は、出生魚で大きさで呼び方が異なりますが、関東と関西でも呼び方に違いがあります。関東では、50センチくらいまでのものを「サゴシ」もしくは「サゴチ」、それより大きいものを「サワラ」と呼びますが、関西では70センチを境にそれより小さいものを「サゴシ」、大きいもを「サワラ」と呼んでいます。

鰆の生態

鰆は、北海道南部辺りから本州、四国、九州の沿岸から朝鮮半島沿岸、東シナ海に及ぶ東アジアに分布します。水温の上がる春から秋頃にかけては表層を回遊しながら小魚などを捕食し、水温が下がる頃になると深場に移動します。産卵期は春から初夏にかけてで、寿命は6~8年とされ、孵化後1年で40~50センチ、2年で60~70センチ、3年で80センチ程になるとされています。

鰆の特徴

鰆の体色は、背が青灰色で光の加減で上から見ると黒っぽく見えるます。腹側は銀白色で、体側は多数の青褐色の丸い斑紋が並んでいるのが特徴です。鰆の身は、ぱっと見は白身ですが、成分的には赤身魚とされています。肉質は柔らかく、味は大きさによって大きく差があり、大きいものほど価格も高いのが特徴です。

特に冬に獲れる「寒鰆」と呼ばれるものは脂がよくのり、刺身はマグロの中トロに匹敵するとまでいわれ、高級魚として扱われています。

鰆の旬の時期・季節はいつ?


出典:https://matome.naver.jp/odai/2145580371792224501

ところで鰆の旬はいつだと思いますか?読んで字のごとく春なのでしょうか?

鰆の旬は春?それとも冬?

実は両方正解なんです!回遊魚のため、旬は地域によって異なるんです。

さきほど「寒鰆」は高級魚として取り扱われるとご紹介しました。特に関東地方では、「寒鰆」と言われる産卵期前の脂がのった12月~2月の真冬が旬であるとされています。

一方、関西地方では、5月~6月にかけて産卵のため外洋から瀬戸内海などに押し寄せてきて沢山獲れる時期であることから、春先から初夏にかけてが旬とされています。

つまり、鰆は地域によって旬が違うとされており、旬の時期が2つある魚と言えます。分かりやすいように次に旬のカレンダーを載せておきますので、参考にしてください。

鰆の季節による違い

鰆は、関東地方と関西地方とでは旬が違うと説明しましたが、それでは季節による違いはあるのでしょうか?

春の鰆は瀬戸内海に産卵の為に集結するので、関西地方では沢山捕獲できる事からその時期が旬とされているようです。実はこの時期の鰆は身の栄養が卵や白子にいってしまい、身の脂が落ちてしまいサッパリした味わいです。

一方、冬季の鰆は身が締まって脂が乗り、上品で淡白ながら奥深い味わいとなります。刺身にはこの時期の鰆が最高だと思います。実際「寒鰆」は、高級魚として高い値がついています。

鰆の産地は?


出典:https://www.atcenter.or.jp/food/column/detail.php?rid=21

次にここでは、鰆の産地についてご紹介したいと思います。

鰆の主な産地

まずは都道府県の漁獲量を見ていくと、平成27年は福井県が最も多く、次いで石川、京都と続いています。全体的に北陸から山陰にかけての日本海側で沢山獲れている事が分かりますね。その他、瀬戸内海も古くから鰆の産地として有名です。近年では鰆の国内の漁獲高が減少し、中国、韓国、オーストラリアなど外国から輸入したものも多く流通するようになっているため、スーパー等で見かける機会も多くなっています。


資料:農林水産省「漁業・養殖業生産統計」から作成

瀬戸内地方などにおける鰆

鰆は瀬戸内地方では非常に重要な魚として取り扱われています。。特に岡山県では、とても鰆を珍重しており、刺身、酢の物、すしの具などに多用し、魚屋、スーパー、デパートなどに必ず置かれているそうです。「サワラの値段は岡山で決まる」という市場の常識は、ここから生まれているとされています。また、讃岐地方では江戸時代のころからサワラの卵巣(真子)でからすみをつくり、藩主や幕府への献上品にもしていたそうで、いまでも伝統的な技法で、一つずつていねいにつくられています。

ブランド鰆について

鰆は高級魚として取り扱われているため、ブランド化の動きもあります。そこでブランド鰆について調べてみましたので、ご紹介したいと思います。

  1. 庄内おばこサワラ・・・山形県の庄内浜で水揚げされる鰆。築地では「日本一の鰆」であると評価されているようです。
  2. 淀江がいな鰆・・・鳥取県の淀江漁港で水揚げされる寒鰆。一本釣りした鰆の中から、大型のもののみ取り扱っているそうです。「フード・アクション・ニッポンアワード2016」で入賞!

私は「淀江がいな鰆」を食べたことがありますが、個人的にはマグロより美味しいと思っています。皆さんも機会がありましたら、是非お試しされることをおススメします☆

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鰆のうまい食べ方は?


出典:http://shop.plaisir-web.net/?pid=96179391

身には水分が多く身崩れしやすいく取り扱いが難しいと言われていますが、非常に美味しい魚ですので、ここでは美味しい食べ方をご紹介したいと思います。

私のオススメの鰆料理の〝ベスト3″は、
1位 しゃぶしゃぶ

出典:http://shop.plaisir-web.net/?pid=96179391
2位 刺身
3位 塩焼き


出典:https://www.kyounoryouri.jp/recipe/14326_%E3%81%95%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%AE%E5%A1%A9%E7%84%BC%E3%81%8D.html

です^^
やはり、素材の美味しさを味わうには、シンプルな料理がおすすめだと思います!特に鰆のしゃぶしゃぶは、絶品です☆身がくずれやすいので、鰆をしゃぶしゃぶにする時には、皮を付けたままで、しゃぶしゃぶしてくださいね。白身魚のようなその見た目に反して、鰆の脂ののりや舌ざわりは濃厚で、マグロのトロに近いです。

 

鰆の鮮度のよいものの見分け方・選び方は?

では、実際に鰆を選ぶ際に鮮度のよいものを見分けるにはどうしたらよいのでしょうか?

ここでは、鰆を選ぶ際のポイントについて、簡単にご紹介したいと思います。

  • 目が黒く澄んでいるものを選ぶ

出典元:http://storage.tenki.jp/storage/static-images/suppl/article/image/2/26/269/26931/1/large.jpg

  • 魚体の模様がはっきりしていて、体が硬いもの

出典元:http://stat.ameba.jp/user_images/20140823/12/ishikawasakana/d9/d8/j/o0420027313043672797.jpg?caw=800

  • エラが鮮紅色の物

出典元:http://kakoh-kirin.jp/blog/img/img1715_file.jpg

  • 切り身で身の割れているものは古い

鰆を選ぶ際には、上記のポイントを参考にすれば、よいと思いますので、覚えておきましょう!

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まとめ

鰆の旬は解りましたでしょうか?^^
旬の時期を押さえて、おいしい鰆を食べましょう☆
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