1年を通して煮物には欠かせない食材として知られているたけのこですが、食べ過ぎるとどうなってしまうのでしょうか?
また1日の適量や含まれている栄養素・効能なども気になりますね!

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たけのこの食べ過ぎはどうなる?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/965503?title=たけのこ

1年を通して煮物には欠かせないたけのこですが、食べ過ぎてしまうとやはり身体に様々な弊害が出てきます。
体に良いからと言って「たくさん食べれば良い」という訳ではないんですよ。

では、一般的にどんな弊害があるのかというと・・・

  • 便秘もしくは下痢になる
  • 吐き気や胸やけを起こす
  • 肌荒れやアレルギーを引き起こす

などがあります。

順に解説すると・・・

便秘もしくは下痢になる

たけのこには食物繊維が多く含まれているんですが、その多くは「胃や腸で水分を吸収して大きく膨らむ」という特徴を持つ「不溶性食物繊維」であることから、たけのこを食べ過ぎると便が固くなり、その結果、便秘になってしまうんです。

また、便秘とは逆に、人によっては下痢になることもあります。
これは多くのたけのこに含まれている不溶性食物繊維の働きのひとつとして、「腸のぜん動運動(腸内に入ってきた食べ物を移動させる働き)を活発にする」というものがあるためです。
つまり、このぜん動運動が働きが活発になると、食物の移動するスピードが速くなるので、水分が少ししか吸収されず、下痢になってしまうという訳です。

どちらの症状が起こってもとてもつらい思いをすることは間違いありませんので、くれぐれも食べ過ぎには注意するようにしましょう。

吐き気や胸やけを起こす

実は、たけのこは「あまり消化が良くない」という特徴があることから、食べ過ぎると消化不良となり、吐き気や胸やけを起こす可能性があります

現に、腸の手術をしたばかりの人は腸が詰まる場合があるということから、お医者さんからたけのこを食べるのを控えるように言われるケースがあるんですよ。

たけのこを食べ過ぎる=消化の悪い食物繊維を多く摂るということですので、元々胃腸があまり丈夫ではないという方や、「今日は何か体調が優れないな」という時には、食べ過ぎ以前にたけのこ自体を控えることがベターと言えるでしょう。

なお、ついうっかり食べ過ぎてしまったという場合には「強力わかもと」などの消化剤や市販の胃薬などを飲んで対処するようにし、「今日はたけのこをいっぱい食べるぞ」という時は消化不良を防ぐために、よく噛むことを心掛けるようにして下さい

肌荒れやアレルギーを引き起こす

まず、肌荒れに関してですが、これの原因はたけのこに含まれている「アク」です。

というのも、アクは本来、人間の身体にとって必要の無いものですので、毛穴を通して外に出そうとする働きがあるんですが、その働きの結果、ニキビや吹き出物といった肌荒れの症状が引き起こされてしまうんですよ。

また、先にご紹介した不溶性食物繊維による便秘が原因となり、肌荒れとなる場合もあるので、日頃からスキンケアに力を入れている女性の方は「食物繊維が豊富だから」と油断して食べ過ぎないように気を付けてくださいね。

次に、アレルギーに関しては、アクと同じくたけのこに含まれている「アセチルコリン」という成分により引き起こされる可能性があります。

このアセチルコリンは通称「仮性アレルギー」と呼ばれ、喉がイガイガする・皮膚の腫れやかゆみを引き起こし、症状が重症化すると気管支喘息などになってしまう可能性もあるんです。

ですが、このアセチルコリンは加熱とアク抜きをすることで取り除くことができますので、下処理の段階であらかじめしっかりとこれらを取り除くようにしましょう。

たけのこの適量は1日どれぐらい?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/484873?title=たけのこ御飯

たけのこの1日の適量は、穂先であれば1/3程度・根元なら3cmほどになります。
つまり、中くらいのサイズのたけのこ1~2本(200~400g程度)がちょうど良い量と言えるでしょう。

幼児や中学生までの子供の適量に関してですが、まず幼児の場合は消化器官の発達が不十分なことから、上でご紹介したような便秘もしくは下痢の症状を起こしてしまう可能性が高いので、極力食べさせないことが大切です。

小学生くらいであれば、1日の食物繊維の最低摂取量は10g~13g以上となるので、400g(中サイズ2個)くらいであれば問題ありません。
当然ながら他の食べ物との兼ね合いもあるので、栄養のバランスを考慮すると100g程度が妥当と言えるでしょう。

中学生であれば体が成長期であることから、食物繊維の最低摂取量は16g以上とされていることから500g程度食べても問題は無いと言えます。
ですが、この時期は言わずもがな男女問わず新陳代謝が活発であることから、ニキビなどの吹き出物ができやすいので「気になる」という人は注意するという意味でも、中サイズのものを1本程度にしておくのがベストですよ。

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たけのこの栄養

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/433063?title=たけのこ10

たけのこには一体どんな栄養素が含まれているのかというと・・・

  • 食物繊維
  • ビタミンB1・ビタミンB2などのビタミン類
  • カリウム
  • 葉酸
  • アスパラギン酸・グルタミン酸
  • チロシン

などがあります。

順に解説すると・・・

食物繊維

食物繊維は、たけのこに含まれている栄養素の中で最も多い割合を占めているものです。

食物繊維には腸内環境を整える働き…整腸作用があるので便秘解消に役立つほか、コレステロールの吸収を抑える効果もあることから、生活習慣病の予防やダイエットには欠かせない栄養素なんですよ。

このことから、日頃から便秘気味の方や不摂生な生活をしがちな方、そしてダイエットに取り組んでいるという方にはぜひ食べて頂きたい食材です。

ビタミンB1・ビタミンB2などのビタミン類

ビタミンB1・ビタミンB2などのビタミン類は、たけのこにそれほど多く含まれているという訳ではありませんが、それぞれ人体にとって良い働きをしてくれる栄養素になります。

まず、ビタミンB1は疲労回復効果があり、ビタミンB2には新陳代謝の活性化・脂肪燃焼・細胞の再生などの効果があるんですよ。

そのほか、「インターフェロン」と呼ばれる免疫細胞を活性化させる働きを持つビタミンCや、強い抗酸化作用を持っていることから、老化防止や生活習慣病の予防にも効果があるので、健康に気を使っている方には必須の栄養素と言えます。

カリウム

カリウムは体内から余分な塩分を排出し、むくみや高血圧を予防してくれる働きを持つ栄養素になります。

また、尿酸値を下げる効果もあるので、「風が吹いただけでも痛い」と言われることからそう呼ばれている痛風や、血液中の尿酸値が通常よりも高い状態になる「高尿酸血症」からくる尿路結石予防にも一役買ってくれるんですよ。

ですので、「日頃から血圧が高い」、もしくは、「健康診断で尿酸値に引っかかったことがある」という方は、意識してたけのこを食べるようにしてください。

葉酸

出典:https://www.irasutoya.com/2019/05/blog-post_50.html

葉酸はご紹介したビタミンB1やB2と同じくビタミンのひとつで、血液を作る働きを助ける役目を担っている栄養素で、主に赤血球の生産を助けています。

そのため、貧血や冷え性を改善してくれるという働きを持っているほか、DNAなどのなどの核酸やたんぱく質の生合成を促進してくれるので、体の発育には欠かせないものなんですよ。

このことから、「貧血でよく立ちくらみがする」という方や「1年中手足が冷たい」という方は、たけのこを食べてこの葉酸を「ようさん(関西弁でたくさんの意)摂って下さいね。

アスパラギン酸・グルタミン酸

アスパラギン酸・グルタミン酸はいずれもアミノ酸の一種で、たけのこの旨味成分のひとつです。

まず、アスパラギン酸には、疲労回復効果があります。
そして、グルタミン酸には、消化や吸収を促進したり、脂肪を付きにくくするという効果があります。

ですので、「最近どうも疲れやすい・疲れが取れない」というお悩みを抱えている方や、「体脂肪が気になる」という方に、ぜひ摂ってほしい栄養素です。

チロシン

チロシンもご紹介したアスパラギン酸やグルタミン酸と同じくアミノ酸のひとつで、神経伝達物質である「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」の原料となるものなんですよ。

ちなみに、ドーパミンには脳や神経の働きを活発にしてくれることから、ストレスの緩和やうつ病の改善に効果があるので、「最近よくイライラする」という方や「うつ病で何もやる気が起きない」という方はぜひたけのこを食べ、このチロシンを補給することをオススメしますよ。

たけのこの効能

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/400943?title=若竹煮

たけのこを食べると、どんな効能があるのかというと・・・

  • 疲労が回復する
  • 脳細胞が活性化する
  • 便秘やむくみを改善する

などがあります。

順に解説すると・・・

疲労が回復する

これはご紹介したアスパラギン酸という栄養素による働きによるもので、このアスパラギン酸がクエン酸回路に影響を与えることで「疲労の元になる」と言われている乳酸の分解を早めてくれることにより、疲労を回復してくれるんです。

また、アスパラギン酸には、人体にとってのエネルギー源となるグリコーゲンを作るスピードを早めてくれる働きもあるので、スタミナUPにも効果がありますよ。

脳細胞が活性化する

栄養素のひとつであるチロシンがもたらしてくれる効果のひとつで、脳細胞が活性化します。

チロシンはアミノ酸の一種で、アドレナリンやノルアドレナリン・ドーパミンのほか、代謝や自律神経を整える「甲状腺ホルモン」の源と言われているんですよ。

このことから、やる気や集中力を向上させるほか、うつ病の改善や認知症予防にも効果があるとされています。

便秘やむくみを改善する

便秘やむくみが改善する効能があり、これは言わずもがなたけのこに豊富に含まれている食物繊維の働きによるものです。

つまり、たけのこに含まれている不溶性の食物繊維によって便をかさ増しさせ、腸のぜん動運動を活発にしてくれることから、便秘に効果を発揮してくれるという訳です

また、食物繊維には及ばないものの、100gにつき520mgと豊富に含まれているカリウムの働きがむくみに効果があるほか、低カロリーで食べ応えも十分ですので、ダイエットにも一役買ってくれますよ。

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ネットの美味しいたけのこをご紹介☆

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芳醇な香りと歯応えをご堪能あれ。

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形がいびつ・焼け・シミがあるなどの訳ありですが、とても柔らかく味もGOOD。
煮ても炒めても大満足間違いなしのたけのこです。

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アク抜きをしてから無添加の状態で加熱殺菌しているので、味・品質共にバッチリ。
煮物・お刺身など、お好きな食べ方でどうぞ!

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食べ過ぎると便秘や下痢、吐き気など、様々な弊害があるたけのこ。
ですが、200~400g程度であれば大丈夫ですので、適量を守って食べましょう。

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