サラダや炒め物、煮物と淡白な味わいがどんな料理にも合わせやすいズッキーニ。そんなズッキーニを食べる時は、皮はむかくのでしょうか?また、栄養やどのような食べ方があるでしょうか?
そのため今回は、ズッキーニの皮はむく?食べ方や栄養、生でも食べれるか、種は取る?をご紹介します!^^
ズッキーニは皮はむく?種は取る?
出典:http://hagiyasai.com/zucchini-pickles-recipe
皮はむかなくても大丈夫!
少し硬いかもしれませんが、皮はむかなくても良いです。
また、種も取らなくて大丈夫です。
基本的に植物の種は硬く、毒もあって食べられない場合が多いです。しかし、ズッキーニの種は柔らかいので、生でも食べられます。
ですが、ズッキーニの身をじっくり味わいたい、皮や種が気になるなら、しっかりむいたり取ったりしても大丈夫です。
皮や種をどうするかは、その時の気分と好みにお任せします!
ズッキーニの皮は食べれる?栄養や食べ方は?
出典: http://harmony0567.seesaa.net/pages/user/m/article?article_id=401975079
食べられます!
見た目はキュウリやナスに形が似ていますが、ズッキーニは実はかぼちゃの仲間です。その為、かぼちゃのように、皮は少し硬くて丈夫になっています。
しかし、食べられない物ではないので、食べてしまっても大丈夫です。
栄養素が豊富
皮を食べる最大の利点は、栄養素を効率的に摂れる事です。
ズッキーニには食物繊維やβカロテンなどの脂溶性ビタミン、ビタミンB群やビタミンCなどの水溶性ビタミン、カリウムなどのミネラルが豊富に含まれていて、体の調子を整えるのに一役買ってくれます。
これらが1番多く含まれているのは、皮に近い部分です。もっと解りやすく言うと、皮と身の間に栄養素が多く含まれています。
その為、皮をむいてしまうと、豊富な栄養素も同時に損失する事になります。
ズッキーニの皮の硬さが気にならないのであれば、是非積極的に食べて下さい!
ピーラーで薄くむいて食べる
硬いのは気になるけど食べたい!
そんな時は、大根やにんじんの皮をむく感覚で、ピーラーを使って下さい。
むいたら、そのまま食べても良いですし、炒めたりするなど他の食材と料理してから食べても良いです。
むく際は全てむいてしまうのではなく、縞模様を作る感覚で何ヵ所かだけで大丈夫です。
縞模様にむくと、加熱調理する時に火が通りやすく、味が染み込みやすくなるので、調理時間の短縮にもなります。
ズッキーニは生でも食べられる?
出典:https://radish-pocket.com/Recipes/253
食べられます
ズッキーニと言えば煮たり炒めたりと、加熱して使うのが定番ですが、生で食べる事も可能です!
特に、新鮮で旬のズッキーニは皮まで柔らかく、丸ごと食べるのに適しています。
食べやすい食べ方
体に良い栄養素が豊富なズッキーニですが、皮はもちろん身もしっかりして少し硬めです。
その為、スティックやサラダにして食べるのは少し無理があります。
ズッキーニを生で食べるには、以下のようにひと手間加える必要があります。
- 輪切りにする
生で食べる時は薄く小さく切ってやっ て下さい。
大根やキュウリでも、切らないままでは食べにくいですが、口に入るような大きさに切れば食べやすくなりますよね。
それと同じで、ズッキーニも薄く小さく切れば食べやすくなります。
どんな切り方でも大丈夫ですが、サラダのように輪切りにするのがおすすめです。
薄く輪切りにすれば硬さが気にならないので、沢山食べられます。
程好く歯応えがあって、食べるのが楽しみになります。 - 塩を使う
切ってもやっぱり硬さが気になる!そんな時は塩の力を借りて下さい。
洗ったズッキーニのヘタを切って、好みの大きさに切ってアク抜きをしてから、塩を使います。
塩を満遍なく振り掛け、又は塩水に漬けてそのまま10分待ちます。
塩を振ったり塩水に漬けるとズッキーニ の水分が抜けて、柔らかくなって味馴染みが良くなったり、塩味が付くのでズッキーニ本来の味を引き出す事もできます。
塩漬けの他にも、浅漬けやピクルスにして食べても食べやすいです。
生で食べるなら黄色のズッキーニ
ズッキーニと言うと、緑色をイメージする人が多いと思いますが、緑色の他に黄色もあります。
完全に熟す前に収穫する緑色のズッキーニは、そのままでは皮も身も硬く、少し青臭さや苦味も目立ちます。
それに対して、黄色のズッキーニはクセや青臭さが弱いです。また、皮が薄くて中心がフワフワと綿のように柔らかいので、生でも食べやすくなっています。
サラダにして他の野菜と混ぜれば、彩も良く目でも楽しめますね。
ズッキーニの食べ方は?
蒸して食べる
出典: http://www2.seikatsuclub.coop/recipe/recipe.php?kitsuki=1706&kishuu=24&keipage=9
ズッキーニを存分に楽しむならば、シンプルに蒸して食べる方法がおすすめです。
蒸すと身がトロトロになって、皮も柔らかくなるので、ズッキーニの硬い食感が好きじゃないという方でも、食べやすくなります。
それだけでなく、仄かにかぼちゃの香りもして甘くなります。
また、ズッキーニに多く含まれている水溶性のビタミンの損失も防げて、生で食べるのと同じ位効率良く栄養素を摂る事もできます。
良い事ずくめですね。
そのままでも良し、味噌を付けて田楽みたいにするのもありです。
わざわざ蒸し器を出すのが面倒な場合は、電子レンジを使っても大丈夫です。
ズッキーニは水分が多いので、電子レンジで加熱しても乾燥せず、瑞瑞しさを楽しむ事ができます。
焼いて食べる
出典:https://recipom.com/recipe/41374
好みの切り方で切って、フライパンで焦げ目が付くまで焼いたり、オーブンでこんがり焼いたりする食べ方もあります。
オーブンで焼く場合は、ズッキーニを詰め物の器にしても見た目が可愛らしくて、味だけでなく目でも楽しめます。
ズッキーニを縦半分に切って、身をくり抜いて具を入れてチーズを乗せて焼く、「ズッキーニボート」と呼ばれる料理はよく見かけるのではないかと思います。
トロトロなだけでなく、ジューシーにもなります。
煮て食べる
ズッキーニで定番の食べ方と言えば、トマトやナスなどの野菜と一緒に煮込む「ラタトゥイユ」ですよね。
野菜と一緒に煮込む事で、硬いズッキーニが柔らかくトロトロの食感になります。
また、他の食材の旨みや甘みも染み込むので、単品で食べるよりもズッキーニの美味しさも引き立ちます。
チーズやご飯を加えてリゾットにしたり、カレーに入れて煮込めば、ズッキーニの硬さが苦手な人でも食べやすくなります。
油で調理して食べる
出典:http://cooking.coop-kobe.net/m/recipe/60519.php
ズッキーニを油で調理すると、油の濃厚さと淡白な味が絶妙に合って、ズッキーニ本来の美味しさが引き立ちます。
ソテーのように炒めたり、衣を着けてフライや天ぷらなどのようにして揚げたり。
ズッキーニに含まれているβカロテンは油との相性が良く、一緒に調理する事で、吸収率が上がります。
油の中でも、オリーブオイルとの相性が良いです。
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まとめ
ズッキーニは栄養が豊富ですが、その殆んどは皮に近い部分に集中しているので、皮をむくとそれらが損失してしまい、本来の栄養効果を上手く取り入れられなくなります。迷った時は、皮をむかずに食べる事を強くおすすめします!^^