たんぽぽって食べることできるの?毒とかないの?栄養や効能も知りたい!
たんぽぽは食べれるのか?食べ方は採取方法法まで紹介しますね。
もくじ
たんぽぽを食べることは可能?
たんぽぽは、花、茎、葉、根のすべての部分が食べられる食用植物です。
あまり食用としてのイメージがないので、余すところなく食べられるなんて意外ですよね。
たんぽぽを摘んだことがある人は分かると思いますが、たんぽぽを摘むと、茎の部分からボンドのような白い液体が出てきます。
この白い液体を「毒」だと勘違いしてしまう方も多いと思いますが、この白い液体は「乳液」と呼ばれ、たんぽぽの他にレタスやイチジクなども「乳液」を出します。
決して毒ではないので安心してくださいね。
たんぽぽは、サラダや天ぷら、お茶やコーヒーなど、様々な楽しみ方がある食用植物です。漢方としても親しまれ、栄養も満点なんですよ。
たんぽぽの栄養や効能
たんぽぽの栄養
たんぽぽには、ビタミンA、ビタミンB2、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれています。
たんぽぽは「春の七草」には含まれていませんが、他の緑黄色野菜と同じように、栄養豊富な植物です。たんぽぽは、昔から食用として親しまれている野草の一つです。
また、たんぽぽの根は漢方でも使用されていて、根の部分は「蒲公英根(ほこうえいこん)」といわれています。
根の部分を焙煎したノンカフェインのたんぽぽコーヒーは、特に女性に人気があります。
たんぽぽの効能
たんぽぽに含まれているビタミンA、カルシウム、鉄分には、様々な効果や効能があります。
- ビタミンA・・・皮膚や粘膜を健康に保ったり、暗いところでの視力を保つ効果
- ビタミンB2・・・脂肪の燃焼を促進したり、皮膚や髪を美しく保つ効果
- カルシウム・・・骨や歯を形成し、丈夫に保つ効果
- 鉄分・・・血中でヘモグロビンを構成・酸素を運搬する役割
たんぽぽの葉や茎には、ビタミンA、カルシウム、鉄分が多く含まれています。
また、根には、鉄分やビタミンB2などが豊富に含まれているので、自分に合った部分を選んで食べるのも良いですね。
たんぽぽには、母乳の出を良くする効果があるとも言われていて、たんぽぽの根を使った漢方薬、「蒲公英根(ほこうえいこん)」は乳汁欠乏症を改善するとして、母乳育児中の方にも親しまれています。
たんぽぽの食べ方のおすすめ
たんぽぽの葉や茎は、サラダや天ぷらにすると、美味しく食べられます。
調理する前によく洗い下茹でして数時間水にひたしておきましょう。下処理をすることで苦味が和らぎます。
では、たんぽぽの葉や茎の食べ方、レシピをご紹介していきますね。
たんぽぽとジャガイモのサラダ
材料(2人分)
- タンポポの若菜 2掴み
- ジャガイモ 1個
- にんにく 1/2片
- 塩 適量
- オリーブ油 大さじ1
- リンゴ酢 大さじ1
- タンポポの若葉を良く洗う。
- ジャガイモの皮をむき適当な大きさに切り、柔らかくなるまで茹でる。
- ボウルにタンポポの若葉と入れ、その上に茹でたジャガイモをのせる。
- 3に、みじん切りにしたにんにく、塩、オリーブ油、りんご酢を入れ、ざっくり良く混ぜて完成。
たんぽぽの葉の天ぷら
材料(2人分)
- タンポポの葉 10枚程度
- 天ぷら粉 1/2カップ
- 水 80cc
- 揚げ油 適量
- 揚げ油を熱しておく。
- タンポポの葉を洗い、キッチンペーパーなどで水気をとる。
- 天ぷら粉と水を混ぜて衣を作り、葉の裏面だけにサッとつけて揚げる。
- 油を切り、お皿に盛り付けて完成。
たんぽぽ茶
材料
- たんぽぽの葉 適量
- たんぽぽの葉を洗う。
- 1週間程度陰干しをする。
- 中火、遠火で乾煎りをする。
- 急須などに入れて、熱湯で3分程蒸らす。
乾煎りをしないと臭みが残ってしまうので、忘れないようにしましょう!
たんぽぽコーヒー
材料
- てんぽぽの茎 適量
- タンポポの根を洗い、数日天日干しにする
- 弱火で20分ほどフライパンで焙煎する
- ミキサーで細かくする
- コーヒードリッパーを使って、コーヒーと同じように淹れる
たんぽぽコーヒーはノンカフェインなので、カフェインを控えている方にもおすすめ!
作るの大変!という方は、できたものも販売されています↓
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たんぽぽの採取する場所は?
たんぽぽは、公園や畑など、日当たりがよく、程よい湿り気のある場所に多くあります。食用として売られているものも、自然に生えているものも大きな違いはなく、どちらも食べられます。
私有地ではない、自然の多いところを探すと良いですね。
またたんぽぽを採取するベストなタイミングは、花が咲く少し前の、つぼみがつくくらいの頃。たんぽぽの花が咲くのは3月~5月くらいがピークなのでその少し前がベストだということですね。
最近は、外来種のたんぽぽも多く、こちらは3月~10月ごろまで花を咲かせますが、外来種は苦味が強いのであまりおすすめできません。
採取するたんぽぽの選び方
たんぽぽには「在来種」と「外来種」があります。
茎の上の膨らんでいる部分、「総苞」が上向きになっているのが在来種、下向きに反り返っているのが外来種です。
苦味が苦手な方は、総苞が上向きになっているものを選ぶと良いですよ。
ただ最近は、「在来種」と「外来種」が交じりあった「交雑種」も増えてきており、総苞の向きも中途半端で見分けづらいものも増えてきています。
採取するたんぽぽは、「在来種」の方が苦味が少なくておすすめです。
私たちがよく道端などで見かけるたんぽぽは、ほとんどが「外来種」です。また、場所によっては農薬がかけられていたり、犬のおしっこがかかっている可能性もあるので注意しましょう。
たんぽぽの種を買ったり、たんぽぽの綿毛を持って帰って庭やプランターに植えれば、簡単に育てられます。特に肥料を与える必要もなく、水だけあげれば勝手に育ちます。真夏の直射日光は苦手なので、暑い時期には、少し日陰で育てるようにしましょう。
それほど手間がかかりませんし、農薬や犬のおしっこの心配もないので、自主栽培をしてみるのもおすすめです
在来種と外来種の見分けがつかない場合は、在来種「ニホンタンポポ」の種を買ってくるといいですよ。
たんぽぽの楽天おすすめ商品
たんぽぽのおすすめ商品を紹介します。
気になるものがあればぜひクリックしてみてくださいね。
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自然の恵みである、たんぽぽ根、黒豆、発酵ギンネムが絶妙にブレンドされています♪
体を温める作用があるので母乳育児中のママにもおすすめです^^
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ホットはもちろん、冷やして飲んでも美味しいですよ♪
日本たんぽぽの種(1袋)
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日本たんぽぽの種(1袋)です。
一般に良く目にするのはほとんどが西洋タンポポですが、こちらは元々日本に自生している在来タンポポ。
春に種をまくと、夏に休眠し秋に発芽しますよ♪
【まとめ】たんぽぽは食べれる栄養豊富な植物!採取して春の味を楽しみましょう。
たんぽぽは栄養豊富な食用植物です。たんぽぽを見かけたら採取して、春の味を楽しんでみてはいかがでしょうか・・・
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