イサキの味は?刺身や塩焼き等の食べ方や旬の時期、栄養やカロリー等も!

イサキといえば脂ジュウジュウの塩焼きや刺し身!一般的には旬は、冬から梅雨までと言われていますがイサキの味って、どんなものでしょうか?旬を間近控えて気になりますよね。
そのため今回は、『イサキの味は?刺身や塩焼き等の食べ方や旬の時期、栄養やカロリー等も!』をご紹介します!^^

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イサキの味は?

イサキ 味 3

                        出典 https://taberugo.net/2713

調理方法や時期(と場所)により様々な味わいがあり、美味しいんです
イサキは、海岸の岩がごつごつしたところや、海中に岩の山があるような場所に生息する魚なので、一般的に磯魚と言われます。生食の場合は、磯魚らしい風味がありますが、うま味が強く、脂が上質で、旬の時期ならイサキとは思えないほどです。
磯魚の味、というのは、やや表現しにくいですが、海藻のようなの香りがあることです。といっても臭いがするわけではなく、口にしたときに感じる程度のものです。
いずれにしても、新鮮で適切な処理がされている刺し身なら、口いっぱいにうまみを感じられるでしょう。しかし、どの魚もそうですが、鮮度が落ちると同じ魚なのかと疑うほど味が落ちる魚でもあります。特にイサキは顕著です。

また、旬ではない時期(地域によって異なる)のイサキは脂が減り、身もパサパサになるため、刺し身にしても、その特有の味わいはありません。とはいえ、決して焼く、煮る、揚げるなどの調理をすれば、十分に美味しさを味わえます。
脂の少ないものなどは皮目のおいしさを生かしてのポワレが絶品。潮汁やみそ汁はとても味わい深いです。天ぷらや唐揚げにするなら、そのままよりも、大葉を巻くなど一手間かけたほうが特長が生かせます。
次に詳しく紹介していきましょう。

塩焼き

イサキ 味

                 出典 https://item.rakuten.co.jp/isomaru/isakiniyou110g1-3/

基本的な料理は焼くというもの。関東では夏の塩焼き魚として人気が高くとても美味しいです。特に皮目に脂がのるので、舌の上でとろける脂をぜひ、味わってください。また、骨からの身離れがよく食べやすいんですよ。そして、オリーブオイルやゴマ油との相性もいいんです。皮が厚い特長を生かして、しっかり皮を油で炒めてからアワインで焼き蒸し(=ポワレ)は絶品! 厚い皮が身質を守って深い味わいが堪能できます。ただし、骨は鋭いので、小さな子どもに食べさせるときはご注意を

刺し身

イサキ 味 4

            出典 http://www.kafukumaru.com/recipe

上述のように焼き物の魚として評価が高いですが、身がしまっているので、新鮮なら刺し身にすれば食感をより楽しめます。やや薄切りにした刺身はタイに劣らぬ美味。またアライにして、梅肉醤油かショウガ醤油も合います。マヨネーズ、ゴマ油を和えてもマッチします。関東なら4〜6月に最高の脂のりを見せるので、皮をはいだ身は銀色がかって白くなります。これならぜひ、刺し身で味わいたいですね。皮を付けたまま熱湯を通し、氷水でさっと締めた湯引きもオススメです。

煮付け

イサキ 味

                   出典 https://item.rakuten.co.jp/isomaru/isakiniyou110g1-3/

煮付けの定番魚ではありませんが、地味に美味しいです。酒の肴にもバッチリ合います。小型だと食べるところが少ないので30センチ以上のものが手に入ったらやってみるといいでしょう。酒蒸しにしても味わいが深いです。

内臓

イサキ 味 7

出典 http://maioka-fc.info/st_blog/article/イサキの刺し身となめろう、白子ポン酢を堪能

6月になると梅雨イサキと呼ばれ、産卵時期を迎えます。特に美味しいのはオスの白子。クリーミーでいて、クセがなく、とても食べやすい。湯通ししてからのポン酢や、ホイル焼きなど絶品です。卵のほうも、甘辛く煮付ければとても美味しいです。

食感

いさき

              出典 https://blog.goo.ne.jp/hitaki99/e/3758979424720b5d8d0088ec23ab8562

「あ、イサキのお刺身をたっぷり頂きましょう。うっとりするような美味しいお刺身よ。食感は、少し緩く、もちっとした感じで、脂も乗っていて甘みも強く素敵な味覚です。」(出典 値賀咲 ・ イサキの刺身 - 鏡面界 - 魚食系女子の気まぐれ雑記帖 - Goo ブログ)とのコメントのように、トロッとした感じよりも、もちもち感というのがイサキを言い表す言葉でしょう。そして、独特の甘みと舌触りのいい脂乗り。

生息地域が浅くて5メートル前後、深くて100メートル前後と、わりと浅いほうで活動する魚なので、脂の質は、くどくないのも特長。5月の爽やかな風が似合う、すっきりとした脂乗りです。

匂い

いさき

              出典 https://www.honda.co.jp/fishing/picture-book/isaki/?from=TSURI_top_tp01all

浅い磯場などでも生息する魚なので、磯臭いのでは、という印象がありますが、新鮮な状態でおろされている鮮魚店なら、まずそういうことはないでしょう。また、磯臭いといわれてきたのは、冷蔵設備のない江戸時代からの通説で、保冷器具の発達した現代では、さほど気にすることはありません。

ただし、趣味の釣りで、釣りっぱなしにして、保冷を効かせていなかった場合は、独特の匂いがでてきますので、ご注意ください。

カロリー

イサキ 味 4

                        出典 http://calorie.slism.jp/110037/

110g(1尾(可食部)の個体の場合、140kcalのカロリー。

イサキは100g換算で127kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は62.99g。

たんぱく質が多く18.92g、脂質が6.27g、炭水化物が0.11gです。

ビタミン・ミネラルではビタミンDとビタミンB12の成分が高い。

ちなみに比較するならサンマは100g310kcal、チョコレートケーキは100gあたり348kcal。高たんぱく、低カロリーといえますね。

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イサキの食べ方のおすすめは?

いさき あじ

     出典 http://dt125kazuo.blog22.fc2.com/blog-entry-385.html

小型の刺身

イサキの幼魚はウリボウと呼ばれます。猪の子ども、瓜坊(うりぼう)のような縦縞文様があるためです。
鱗を取らず、頭部を斜めに落として三枚に下ろして血合い骨を抜く。皮を引いて、半身にしていただきます。イサキは小さくても脂がのっていることがあり、うま味も豊か。

潮汁

刺身にした後のあらは、一度湯通しして冷水に浸し、鱗などを洗い流す。
よく水を切って、昆布だし(水でも)で煮だして、酒、塩で味つけする。ゼラチン質は多いほうではないので、煮こごりにはならないが、品のある潮汁になる。

皮のサラダ

柔らかくも厚みのある皮が特長のイサキ。皮は鱗がついたままを素揚げにしてドレッシングで野菜に和えると絶品。

ポワレ

皮にも身にも脂があるので、油との相性はあまりよくない。なので、皮付きの切り身に塩コショウし、皮目をぱりっと香ばしくソテーするといい。白ワインなどでデグラッセしてソースにしたポワレは最高。身はソテーしても甘味があってとても上品な味がする。

水なます

漁師漁師のなます。身を細かくたたき、みそを濃いめに氷水で溶いたものに香辛野菜(みょうが、大葉、ねぎ、たまねぎ)、きゅうりなどと入れた汁。ご飯にかけて食べる。夏の日など塩分補給にもなるし、食べるだけで清涼感が得られる。非常にご飯のすすむ料理だ。

なめろう(みそたたき)

皮を引いて血合い骨をとった身を細かく切り、ねぎや玉ねぎ、大葉(青じそ)、みょうがなど香辛野菜、みそと合わせてたたく。地域によっては、酢を入れることがある。

さんが焼き

「なめろう(みそたたき)」が余ったら、それをハンバーグのようにして焼くと、これまた美味しい。千葉方面では「さんが焼き」と呼ばれている。いわゆる、和風ハンバーグであり、お弁当やおかずにうってつけ。

イサキの旬・時期は?

いさき知識

                  出典 https://www.uoko.co.jp/recipe/isaki/index.html

豊洲などの大きな市場には、ほぼ通年入荷されている魚ですが、6月頃から9月頃にかけての夏が産卵期にあたります。
最も美味しい旬の時期はこの産卵期と重なり、初夏の5月頃から7月頃までの梅雨頃まで。「麦わらイサキ」、「梅雨イサキ」などとよばれており、釣りでも大人気。一方、産卵後の秋は、脂ののりが悪く、美味しい時期のものとの差がかなりあるが、小型のものはそこまでの差は出ません。
また、冬期にも脂がのる群れがあり、静岡南伊豆や千葉勝浦方面では、この「寒イサキ」を狙って通う釣り人がいます。

イサキを食べる時の豆知識等

名前の由来には諸説あり、「キ」または「ギ」は魚を意味する接尾語のようなもので、若いイサキに斑(マダラ)があることから「斑キ=イサキ」となったという説があります。
古くは斑をイサと発音していて、現在でもその名残で白く斑のある葉の事を「斑葉(いさは)」と言う人もいます。また、イサキは磯に多いことから「磯キ」がなまりイサキとなったという説などもあります。漢字なら「伊佐木」、「伊佐幾」、「鶏魚」はいずれも当て字です。最後の「鶏魚」は背ビレが鶏のトサカに似ていることからきています。
イサキは、千葉以南の広く各地で取れる魚なので、産地によって様々な呼び名が付けられています。そして、和歌山県で鍛冶屋がのどに骨が刺さり苦しんで死んだことから「鍛冶屋殺し(かじやごろし)」の異名を持つほどです。東京では「イサギ」とも呼び、神奈川辺りでは「クロブタ」や「クッカ」、その他東北地方では「オクセイゴ」、静岡では「コシタメ」、近畿では「ウズムシ」、九州では「一先(イッサキ)」、「ハンサコ」、「ジンキ」などと呼ばれていますよ。

栄養価

いさき栄養

  出典 https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fish/isaki3.htm

コクのあるうまみを持つイサキは、白身魚にしては脂肪が多く含まれています。この脂肪は不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)で、DHAは脳機能のはたらきをスムーズにする作用があるとされ、EPAは血液をサラサラにして生活習慣病を予防するはたらきが期待されています。

また、ビタミン類ではA、B群、Dが比較的豊富。ビタミンAは粘膜を健康に保つとされ、ビタミンB群は糖質やタンパク質の代謝を促進すると言われています。ビタミンDはカルシウムの吸収に欠かせないので、成長期の子どもや骨粗しょう症が気になる中高年には積極的に摂取してほしい栄養素です。

価格

イサキは30cmほどのサイズになるのに3~4年かかります。そうなるまでの幼魚は、体側の上半分にエラブタの後ろから尾にかけて黄色い3本の縦縞があります。これはさらに成長すると消えていくが、これがイノシシの場合とよく似ていることから、この幼魚の事を産地によっては「ウリボウ」や「ウリンボウ」「イノコ」などと呼でいます
寄生虫はあまりつかないので、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。気になる金額は、小型で安い場合は1尾100円〜。大型の場合は1尾1000円以上の値になることがある。状態や産地にこだわれなければ、平均的に300~500円程度で購入できるはずです。

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まとめ+関連記事

6月頃が味のピークなので、その頃に見かけたら絶対に買いですね〜。冬でも美味しい場合があるので要チェック! いろいろな料理を試したくなりました!!

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