メバルの味は?どの魚に似ているか、食べ方のおすすめやカサゴとの違い、旬の時期も

春告魚(はるつげうお)と呼ばれるメバル。鮮魚店やスーパーなどでも見かけますが、そのメバルはどんな味でしょうか?そして、形が似ているのがカサゴ。カサゴとの違いや食べ方等も気になります☆
そのため今回は、メバルの味は?どの魚に似ているか、食べ方のおすすめやカサゴとの違い、旬の時期もご紹介します!^^

スポンサードリンク

メバルの味は?

メバル 味 9

出典 https://item.rakuten.co.jp/taitai/s_0006/

ずばり、煮付けが美味しい魚です。舌の上でとろけるようなホロッとした身。骨からの身離れのよさ。どんな煮汁にもマッチするクセのなさ。もちろん、刺し身や焼き魚にしても十分美味しさを味わえますが、一番簡単に特長を活かせるのが煮付けといっていいでしょう。
というのも、店先に並ぶメバルには主に3種類あり、地域によっても取り扱われるものが異なります。クロメバル、シロメバル、アカメバル(ウスメバル、トゴットメバル)が代表的でしょう。それぞれ違いがありますが、このどれもが煮付けは絶品なんです。
下記にそれぞれ調理方法による違いなども含めて解説いたしますね。

煮付け

 

メバル 味 5
出典: http://www.recipe-blog.jp/profile/164857/blog/16794405

熱を加えるとプリプリッとするのがメバルの特長。煮汁と合わせると一段とその身の食感が楽しめます。味付けは、濃いめでしっかり冷まして味を染ませるといいでしょう。基本の砂糖としょうゆとお酒の味付けでもいいですが、チキンコンソメと塩で洋風のブイヤベース風の煮付けにしてもオツですね。いずれにしても、汁まですすってしまいます。なお、鮮度が悪いと臭いがあるかもしれません。その際はショウガやネギ、ゴボウなどをたくさん使って臭いを消すといいですよ。

焼き

メバル 味 13

出典 http://tastingseasons.blogspot.com/2013/05/mebaru.html

小ぶりなら、シンプルに塩焼きがおすすめ。メバルの身は白身でさっぱりとしていて、身離れがよく、お年寄りも食べやすいです。皮に好ましい風味があり、身が硬くなりすぎないです。とてもいい食感と言えます。塩焼きが一般的ですが、ハーブやにんにくを効かせて洋風な塩焼きにしても、これがよく合うんですよ〜。

 

揚げ物

メバル 味 12

出典 http://totozu.blog.jp/archives/63143902.html

堤防のサビキ釣りで釣れるようなとても小さいメバルなら、丸のまま唐揚げにしても美味しいです。香ばしいですよ。小型ならそれほど骨が硬くないので食感がよく、カラッと二度揚げすれば骨までバリバリといただけます。唐揚げの衣にハーブ類を混ぜて香り付けしたり、カレー風味、ガーリックパウダーを効かせても、面白いですね。

 

刺し身

メバル 味 2

出典: http///www.recipe-blog.jp/profile/244145/blog/17036017

メバルもカサゴも身の割に刺し身で取れる部分が少ないのが残念なところですが、それでもツウの人は刺し身を食べたいと言う事でしょう。食感はやや硬めです。小型なら、三枚下ろしにした半身をそのままで召し上がるといいでしょう。

メバルは何の味に似てる?

メバル 味 14

出典 https://www.kyounoryouri.jp/recipe/10931_かれいの煮つけ.html

メバルの種類にもよりますが、煮付けなら、カレイと味・食感が似ています(もちろんカレイに色々種類があるので一概には言えませんが)。もしメバルの煮付けの代替を、といった際は、カレイが一番適しています。

スポンサードリンク

メバルとカサゴとの味の違いは?

メバル 味 6

出典 https://oretsuri.com/kasago-mebaru-jyukusei

尖ったヒレなど、姿が似ているメバルとカサゴ。メバルの味とカサゴの味を比べると、メバルのほうがやや甘みがあります。身質は、カサゴのほうがプリッとしており繊維質が強いです。煮崩れしやすいのはメバル。下処理をしておかないと臭くなりやすいのはカサゴ。皮が硬いのもカサゴ。それぞれ特長が異なるので、それに合った調理方法で召し上がるとよいですね。

メバルのうまい食べ方は?

いろいろな食べ方があるメバル。ちょっとした技を入れることで、より美味しくなりますよ。

煮付け

メバル 味 11

出典 https://oretsuri.com/mebaru-nizakana-cooking

小ぶりなら丸ごと煮付けるといいです。塩焼きと同じように胴体の厚みのある部分に飾り包丁を入れておきます。これにより、身に味がよく染みてさらに美味しく仕上がります。生姜をスライスして一緒に煮ると、臭い消しになります。
また、煮詰めるときは、落とし蓋を使った方いいですよ。少ない煮汁で両面に煮汁がまわります。アルミホイルにフォークで穴を開けたものや、クッキングペーパーを2枚程度重ねたもので代用してもOKです。
煮付けが面倒であれば、味噌汁に丸ごと入れても美味しいです。お椀からしっぽがはみ出る、ダイナミックな味噌汁ができあがります。ヌルヌルが気になる人は、よく塩を揉み込んで水洗いをして、ヌメリをとってから味噌汁に仕立てましょう。大きいメバルなら、ぶつ切りにすれば大丈夫。いずれにしても、ネギや春菊など香りの野菜との相性が良いです。
上記のような和風ではなく、洋風のアクアパッツァも人気です。白身魚とトマトを基本として、ブイヨンなど使わず魚介と野菜の出汁で煮込んだ洋風の煮付けも合いますよ。

 

焼き

メバルは焼き物にするときは、切り身ではなく丸のまま塩焼きにします。ウロコと内臓を取ったら、そのまま粗塩を振ってグリルなどで塩焼きにします。身の中まで火が通りやすくなるように、十字に飾り包丁を入れておきます。
また、メバルのムニエルもお勧めです。小麦粉か片栗粉をまぶし、塩コショウをしてからバターで炒めます。バジルのみじん切りを加えたり、焼きたてにレモン汁などをかけていただくと、なおいっそう美味しいですよ。

 

揚げ物

塩を刷り込み、酒をまわしかけて15分ほどおいてから揚げるとよいです。姿揚げでも上手に揚げれば丸ごとで骨まで食べられます。特に二度揚げさせると骨まで熱が通りますよ。一度揚げてから、空気に触れさせることで水分が蒸発して、さらに予熱で中にも火が通ります。小さい子どもに食べさせるときは、三枚におろしたものを食べやすい大きさにカットしたほうがいいです。

 

刺し身

メバルの刺し身は、柵にした状態で一晩〜5日程度を目安に熟成させると、独特の硬さがほど良くなります。そして、味がでてきて、より美味しいメバルの味を堪能できます。ただし、新鮮な状態で三枚におろし、身に塩をふりかけてキッチンペーパーなどで包みながら保護し、ラップにくるんで冷蔵庫に入れて熟成させることが鉄則です。
また、脂ののった大型以外は身自体にはそれほど味がないので、皮を付けて湯引きする皮霜造りや焼霜造りにして皮を生かすといいでしょう。

■刺身のさばき方については、別記事でも詳しくご紹介しています↓↓↓
メバルの刺身のさばき方・切り方!食べ方や料理のおすすめも!

メバルの旬・時期は?

メバル 味 10

出典 https://tsurinews.jp/31939/

メバルは種類によって旬の時期が異なります。
ウスメバルは春先、3月から5月にかけてが旬で、美味しいといわれています。
磯や堤防などで釣れるクロメバルは、秋から年明けまでくらいが美味しいといわれています。

メバルのカロリーは?

メバル 味 1

出典 http://www.eiyoukeisan.com/calorie/gramphoto/sakana/mebaru.html

煮付けにした場合のカロリーは、20センチのメバルの場合98kカロリー。
ショウガ少々と、濃口しょうゆ・みりん・料理酒各大さじ1で総カロリー172kカロリー。
栄養素としては、高たんぱく低カロリーで、カリウムとオメガ3が豊富。カルシウムの多さが魚類トップクラス。健康にとてもいいので、ぜひ摂取したいですね。

メバルの寄生虫は大丈夫?

メバル 味 7

出典 https://oretsuri.com/kasago-mebaru-jyukusei

魚につく寄生虫で一番知られているのがアニサキス。サバやスルメイカには、よく寄生していることがあるので、生食の際は注意が必要ですが、メバルではあまり例はありません(自然界のことなので、絶対はないとは言えません)。一方、メバルでよく確認されるのがフィロメトラ。マゴチやスズキなどの卵巣にも寄生することがあり、赤虫のような群れです。内臓に寄生しているので、間違って口に入ることはまずないと思いますが、東京都福祉保健局の情報からも、口にしても人体に影響はないとされています。

スポンサードリンク

メバルのおすすめをご紹介☆


春の竹の子とメバルの炊き合わせは最高ですね。 下処理(ウロコと内臓を除去)済みで、すぐに冷凍してあるため、手間要らずで料理に使えます。


メバルの本場、瀬戸内海で獲れたものなので美味しさ太鼓判。しかも上品な身質のクロメバルだから最高の煮付けが味わえますよ。

まとめ+関連記事

メバルの味は、春の味!いろいろなレシピがありますが、竹の子やワカメなど春の食材と一緒に楽しみたいですね^^
関連記事も良かったらご覧ください↓↓↓

【関連記事】

スポンサードリンク

 

-
-