白菜を使うときは洗う?洗わない?
洗い方や切り方、保存方法はどうしたらいいんだろう。
白菜を使う際は基本的に洗いましょう。
心からはずして流水で洗うときれいになりますよ。
切り方や保存方法も本文で解説していきます!
この記事でわかること
- 白菜の正しい洗い方の手順
- 白菜の使いやすい切り方
- 白菜を長持ちさせる保存方法
白菜は洗うべき!洗わない危険性について
結論から言うと、白菜は料理に使用する前に必ず洗うことをおすすめします。
白菜は一見きれいに見えても、土や泥が全くついていないとは言い切れません。
また、白菜は他の野菜よりも虫が寄り付きやすいため、多少なりとも農薬も使って育てている場合が多いです。
白菜を洗わず調理すると、土や泥はもちろん、虫や虫の卵や糞、表面に残っている農薬まで口にしてしまう危険性があります。
白菜の正しい洗い方を紹介
使う際は必ず洗うべき白菜ですが、洗い方が正しくなければ結局汚れが残ったまま調理することになってしまいます。
ということで、白菜の正しい洗い方を紹介していきます。
外側の葉は取り除く
白菜を洗う際は、まず外側の葉を取り除いてしまいましょう。
白菜は発芽してから内側の葉がスクスクと育って大きくなるため、内側の葉には殆んど農薬はついていません。
え~、でもちょっともったいない気もするなあ…。
1番外側の葉は固くて食べにくい場合が多く、残しておいても料理にはあまり向きません。
思い切って取り除いてしまいましょう。
流水で洗うのが基本
洗い方は色々ありますが、基本的には白菜に流水を当てて洗います。
流水で洗うと汚れが流れやすくなり、短い時間でしっかりと白菜を洗う事ができます。
少し手間と時間はかかりますが、流水を当てる時は葉1枚ずつ、多くても2枚ずつにして下さい。
1度に何枚も流水に当てると洗い流せない部分が出てきてしまいます。
ザルに入れてから洗うと、虫や変な葉っぱと言った異物も発見しやすいですよ。
芯から外して洗う
白菜を洗う時は、芯から外して葉をバラバラにして1枚ずつ洗いましょう。
複数の葉が重なっている白菜は内側に農薬は殆んど着いていませんが、葉と葉の間や芯に近い部分には土や虫など汚れが残っている場合が多いです。
1枚ずつバラバラにすると、付け根の汚れも落としやすいので、洗うのが楽ですよ。
この時、葉の部分には包丁を極力当てないよう気を付けて下さい。
葉に包丁の刃が長く当たってしまうと鮮度が落ちてしまい、日持ちがしなくなります。
鍋で使う場合はざく切りして洗う
ご飯を3倍用意してください
— Swind/神凪唐州@作家・名古屋めし料理家・ライター (@swind_prv) November 10, 2022
【3分でできる白菜のソムタム風】
1.白菜をざく切りしてアイラップ袋にin
2.味ぽんとスイートチリソースをin(お好みでニンニクや唐辛子も)
3.フリフリして馴染ませたら完成
マジでお箸が止まりません#味ぽんの日 @mizkan_official @ajipon_mizkan @i_wrap_official pic.twitter.com/72Hy96kR0c
白菜は他の野菜に比べて芯が厚いので、調理法に合わない切り方をすると、火が均等に通らなくなったり、加熱までに時間がかかったりします。
白菜の使い道として人気の鍋にする場合、最適な切り方はざく切りです
白菜を縦半分に1度切ってからざくざく切って洗い、そのまま使うと楽ですよ。
縦半分に切った後は好みの大きさや幅にカットして構いませんが、迷った場合は幅を3〜4cmを目安に切るのがおすすめです。
50~60度のお湯で洗う
50〜60度くらいのお湯で白菜を軽く優しく洗う方法もおすすめです。
白菜をお湯で洗うと汚れがふやけて落としやすくなりますし、この温度帯のお湯には除菌効果もあるので安全に美味しい白菜が食べられます。
また、この方法には利点がさらにあります。
白菜に含まれる酵素の働きが活発になり、鮮度が高まり甘みや美味しさが増すのです。
洗ったあとはよく水気を切り、使わない分は冷蔵庫に保管しましょう。
50~60度をいちいち測るのはちょっと面倒だなあ…。
50〜60度を温度計で計るのが面倒な時は、沸騰したお湯に冷水を半分混ぜて下さい!
それが大体、50〜60度の温度帯です。
因みに、お湯の温度が中途半端に40℃以下にまで下がると除菌効果が薄れ、逆に菌が増えやすくなるので注意して下さい。
重曹を使って洗う
ボールや鍋一杯に水を張って重曹を1~2つまみ入れ、その中に白菜を入れて洗う方法もあります。
葉物野菜である白菜は柔らかいので、30秒程度洗えば充分。
重曹は油汚れや排水溝の汚れなども簡単に落とす程の洗浄効果を持っていますが、体に害はないので、白菜の汚れや農薬などをしっかり落としてくれますよ。
また、白菜を洗った重曹水はそのまま食器洗いなどに使えるので、捨てないで取っておくと節約にもなります。
洗う時間が長いと含まれているビタミンも一緒に溶け出してしまうので、長くても洗うのは1分程度にしておきましょう。
白菜の様々な切り方を紹介
数ある切り方の中で、先に紹介したざく切りが1番手軽に様々な料理に使えて、洗いやすくもあります。
しかし、他にも洗いやすく調理に合った白菜の切り方はありますのでいくつか紹介していきます。
そぎ切り
(……えますか…聞こえますか…今あなたの脳内に直接語りかけています……今年もそろそろ白菜を食べる時期です…いいですか白菜のしんはこうやってそぎ切りにするのです……こうすると熱を加えるととろとろになって激ウマです……いいですねそぎ切りですよ……) pic.twitter.com/EjlVtmKupY
— 未来に生きてるErroR(えらー)さん (@errorero) October 17, 2021
縦半分に切ってから葉はざく切りに、芯の部分は斜めに包丁を入れる切り方です。
斜めに刃を包丁を入れると、ざく切りよりも切り口が広くなり味が染み込みやすくなります。
さらに、火が通りやすく短時間の加熱が可能になりまよよ。
すき焼き・煮物・煮物など旨味をいかす料理におすすめ!
短冊切り
白菜漬の茎を短冊切りにしてごま油と七味かけただけのつまみ pic.twitter.com/6XJW1gUH8A
— オオバ=タン (@obashuji) January 31, 2019
葉と芯を切り離して葉はざく切りにし、芯の部分は繊維に沿って少々細目に切るのが短冊切りです。
5cm程度の長さに切ると食べやすいですよ。
短冊切りは白菜の繊維を残してきるので、シャキシャキした食感が残ります。
食感を残したい煮物・炒め物や漬物におすすめ!
千切り
白菜のナムル風にカリカリに炒った桜えびを混ぜて、太白胡麻油、にんにくとシャンタンに黒胡椒で和えるとなかなか美味しいのです。白菜と人参は細めの千切りにしてサッと茹でて氷水で冷やすと甘くてシャキシャキ。白菜がたくさん食べられるオカズです#白菜 #冬野菜オカズ #桜えび pic.twitter.com/zJXRtpRqtT
— naoさん (@2cDLIlT8wDyAgV6) November 22, 2022
千切りといえばキャベツのイメージをお持ちの方も多いと思いますが、白菜の千切りも使い道が豊富です。
千切りの方法は、キャベツと同じ要領で端から切るだけ。
芯の中心の黄色っぽい葉が千切り向きです。
サラダ・和え物・汁物におすすめ!
白菜を長持ちさせる保存方法について
最後に、白菜を長持ちさせる保存方法をご紹介します。
丸ごと保存する場合
大きな白菜を丸ごと買ってきた場合、そのまましばらく保存することができます。
- 芯を取り除く
- キッチンペーパーで包んだ上から新聞紙でさらにくるむ
- 涼しい場所に立てておく
小さくなってきた段階で冷蔵庫に移すようにすれば、大きな白菜もストレスなく使い切ることができますね。
白菜を丸ごと上記の方法で保存する場合、3~4週間程度保存することができます。
切って保存する場合
使いやすいよう切ってから保存したいという場合は、ざく切りにしてフリーザーバックに入れ、そのまま冷凍してしまいましょう。
くたっとした食感がお好きな方は、下茹でしてから冷凍しても構いません。
冷凍した白菜を使うときはどうすればいいのかな?
煮る時はそのままで大丈夫ですが、炒める時は水分をよく切ってから調理して下さい。
凍らせた白菜は水分が出やすいので、水っぽくなってしまいます。
白菜を冷凍保存した場合の賞味期限は、約1ヶ月程度です。
おいしい白菜を通販で購入しよう!おすすめ商品をご紹介
買い物で購入するとなると、かさばりや重さが気になって気が進まない白菜。
購入の際は通販で家まで届けてもらえば、おいしく新鮮な白菜を自宅でたっぷり楽しめますよ。
【兵庫県産】白菜
瑞々しく、中身がしっかりと詰まった新鮮な白菜です。
シャキシャキと歯応えもあるので鍋料理はもちろん、炒め物や漬物にしても美味しいです。
【九州産】白菜
1箱6本入りと大容量の白菜です。
たっぷり白菜のお漬物を作る際など重宝しますし、今の時期は鍋をする機会も多いのでこちらの量でもあっという間に消費してしまうでしょう。
そのまま使える冷凍白菜
白菜を丸ごと買ってカットするのは大変…という方は、最初からカット・冷凍されているこちらの商品がおすすめ。
手間も場所も取らずに白菜料理を楽しみましょう。
【まとめ】白菜は洗って使おう!切り方や保存方法で楽しみ方は多種多様
白菜の内側は農薬も殆んど着いてないからと、中には洗わない人も居ると思いますが実はそれは間違い。
白菜もかならず洗ってから料理に使うようにしましょう。
また、白菜は洗い方1つ、切り方1つで白菜はより美味しく、いろんな楽しみ方ができるようになります。
あたたかいものが食べたくなる今時期に大活躍の白菜、ぜひたっぷり楽しんでくださいね。