ハヤシライスを作ったんだけど、なんだか味が薄いし水っぽくてシャバシャバしてる...
何を入れたら良いかしら?
味が薄い時に入れるもの・水っぽい時に入れるものなど、
ハヤシライスを美味しく食べるために足したほうが良いもの紹介していくので参考にしてみてください!
この記事でわかること
- ハヤシライスの味を濃くする方法
- ハヤシライスにとろみを出す方法
もくじ
ハヤシライスが薄い時の原因
レシピ通りに作ったはずなのに、どうして味が薄くなってしまうのか?考えられる理由を挙げていきます。
水の入れすぎ
味が薄い理由で最も考えられるのはこれです。
全体の水分量が多ければ、当然ルーが薄まり、味も薄くなってしまいます。
煮込み料理は水の量を間違えてしまうと、味が薄くなったり、とろみが着かなかったりと、上手く行かないです。
単純な話ですが、意外と大事な理由です!
ルーが少ない
ルーには味付け・とろみを出す成分が含まれているので、ルーが少ないと味は薄くなりサラサラとした感じになってしまいます。
具材の入れすぎで水分が多い
ルーのレシピの通りの水を入れたのに味が薄いのならば、この理由が考えられます。
本来、ハヤシライスの具は玉ねぎと牛肉だけです。
もし、カレーやシチューのように具を沢山入れた中に玉ねぎと牛肉の分の水を入れると、他の材料からも水分が出てくるので味が薄くなる原因になります。
ハヤシライスが薄い・水っぽい時はルーを追加する
「味も薄いし、なんだか水っぽくてシャバシャバしている...」
こんな時はルー以外の食材でなんとかするのはなかなか難しいので、ルーを入れるのが手っ取り早いです。
ルーには味つけ・とろみを出す成分が含まれているので、どちらの問題もルーを入れることで解決します。
この先で、ルー以外で味付け・とろみを出す方法を出す方法を紹介しますが、
その方法で味付け・とろみどちらも別の食材などで補うと、美味しいかもしれませんが「ハヤシライス」っぽくはなくなるかもしれません。
- 味付け
- とろみ
どちらも付けたくて、かつハヤシライスっぽさを保ちたい場合はルーを追加しましょう。
味付け又はとろみどちらかを付けたい場合にはここから紹介する食材などを追加してみましょう!
ハヤシライスの"甘み"を強くしたい時に追加すると良いもの
炒めた玉ねぎ
ハヤシライスに入れる玉ねぎは、くし形など、形がはっきりしていると思います。
ですが、味を濃くするために容れる玉ねぎは、みじん切りにして下さい。
みじん切りにした玉ねぎを、じっくりあめ色になるまで炒めてから、入れて下さい。炒める際、調味料は加えなくて大丈夫です。
みじん切りにしたあめ色の玉ねぎを入れる事で、自然な優しい甘みをプラスする事ができます。
牛乳
牛乳を入れる事で、甘みだけではコクやクリーミーさも加える事が出来るので、甘くて滑らかな口当たりに仕上げる事ができます。
牛乳を入れる場合は、煮詰めて水分を飛ばしてから入れて下さい。
水分が多いと、牛乳が分離する可能性があります。
量は小さじで味と状態を見ながら加えて下さい。
黒糖
上白糖やグラニュー糖、三温糖でも構いませんが、黒糖をおすすめします!
白砂糖や三温糖を加えると、あっさりした甘みに仕上がるのに対して、黒糖はコクや深みのある上品な甘さに仕上がります。
その上、黒糖はビタミンやミネラルも砂糖類の中でも1番豊富なため、体にも優しいです。
黒糖を加える事で、少し違った味のハヤシライスが味わえると思います。
チョコレート
チョコレートなんて入れて大丈夫なの?そう思われる方も居ると思いますが、大丈夫です!
と言えるのも、チョコレートには油分の他にも程好く砂糖も含まれているので、甘みだけではなく、コクも加える事ができます。
ミルクチョコレートやそれより甘くて濃厚なホワイトチョコレートでも構いませんが、甘さを抑えたいのであれば、カカオ分が多いチョコレートを使って下さい。
1~2欠片を目安に加えて、煮込んで下さい。
ハヤシライスの"酸味"を強くしたい時に追加すると良いもの
生のトマト
酸味を加えて、さっぱりとした口当たりに仕上げたい場合は、生のトマトを入れて下さい。
お好みの形に切ったトマト1個を加えて煮込んで下さい。トマトの味が出て、暑い夏には食べやすくなるはずです。
トマト加工品
ケチャップ、トマトピューレ、トマトジュースなど、どれを入れても構いません。
トマト加工品は酸味だけでなく、旨みも詰まっています。
酸味の中に旨みも加わる事により、さっぱりした中にも深い味わいを感じる事ができ、どこか懐かしい味に仕上げる事ができます。
ハヤシライスの"旨みやコク"を強くしたい時に追加すると良いもの
ソース類
しょう油やウスターソースなどのソース類には塩味、旨み、酸味、甘みがバランスよく含まれています。
その為、コクを出す事ができ、深い味わいに仕上げてくれます。
小さじ1杯から加えて煮込み、調整して下さい。加え過ぎると、塩分が多くなり、しょっぱくなるので注意して下さい。
生クリーム
生クリームを入れる事で、クリーミーで濃厚な味わいに仕上げる事ができます。
生クリームは、煮詰めて水分を飛ばしてから、仕上げに加えて下さい。
味噌
しょう油と同様の発酵食品である味噌も、実はハヤシライスによく合います!
味噌はコクや旨みを出すだけでなく、酸味を和らげてまろやかな味に仕上げてくれます。
もちろん、味噌の種類に決まりはありませんが、洋風の味にも合わせる事ができる八丁味噌がおすすめです。小さじで様子を見ながら入れて煮込んで下さい。
コンソメ
旨みや塩味が凝縮されているコンソメを入れる事で、コクも加わり、味に深みを持たせてくれます。
ただ、コンソメは味が強いので、キューブ1個又は顆粒タイプ小さじ1杯で止めて煮込んで下さい。
水っぽい・シャバシャバな時にとろみをつける方法
ハヤシライスに全然とろみつかないがつかないんだけど...
ルーももう切らしちゃったし何を入れたらいい?
ルーがないときは下記の食材がないか確認してみましょう!
片栗粉
片栗粉を入れると、水分の減るので、単純に薄さも減少します!
ただ、この場合はダマだけ注意しましょう!
小麦粉
片栗粉がない時は小麦粉でも水分が減って、薄さを解消できます!
小麦粉については、別記事で紹介います↓
オートミール
意外な選択肢ですが、オートミールでもとろみづけができます。
ただ、使うのは粉末状のオートミールにしましょう。
かなり水を吸ってくれるので、20gずつくらい追加してかき混ぜてとろみがついてきてるか確認すると良いです。
食物繊維も豊富なので、健康にも良いですね!
また、とろみを出す方法はカレーとほぼ一緒なので、下記の記事でも解説しています。
ハヤシライスに関するよくある質問
ハヤシライスのハヤシってどういう意味?
意味・由来は、林さんが作ったからなどという噂もありますが、有力な説は次の通りです。
そもそもですが、ハヤシライスという料理は日本にしかありません。
ハヤシライスは、イギリス発祥の “hased beef (ハッシュドビーフ)”をご飯にかけたことによって生まれた日本独自の料理です。
「Hashed beef with rice」が訛って、ハヤシライスと呼ばれています。
そのため、「ハヤシ」は「ハッシュド」の部分にあたります。
多めに作ってしまったハヤシライスの味変え方法はある?
他の料理に変えてしまう方法であれば、下記のような感じでいかがでしょうか?
【ご飯物】
- ハヤシライスでドリアを作ってみる
- オムハヤシライスで卵料理に
【パスタ】ハヤシライスソースをパスタソースにしてみる
【おかず】煮込みハンバーグのソース代わりに
【まとめ】ハヤシライスはルーが足りなくなってもなんとかなる!
ハヤシライスの味が薄い時・水っぽい時の対処法を解説しました。
味も薄いしシャバシャバしてる時はルーを追加してしまうのが手っ取り早いです。
ですが、ルーを切らしてしまったりすることもあるでしょう。
そんな時は本記事で紹介した方法を試してみてください!