濃厚な甘みと香り、鮮やかな黄色の果肉が味にも見た目にも楽しいマンゴー。しかし、買ってみたけど切り方や食べ方が解らないという声も多いようです。ではどのように切って食べればいいのでしょうか?良いマンゴーの選び方や保存方法も気になりますね☆
そのため今回は、『マンゴーの食べ方や切り方!動画での説明、食べ頃や選び方、冷凍や冷蔵の保存方法も』ご紹介します!^^
もくじ
マンゴーの食べ方・切り方
出典:https://www.irasutoya.com/2012/11/blog-post_15.html
切り方
出典:https://www.kudamononavi.com/columns/view/14
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- マンゴーを横に向け、3等分にカットする(下記のイラスト1~2の図)(マンゴーは中央に大きな楕円形の種が入っているので、それを避けるよう刃先を進めて3等分に切ります。魚を3枚におろすような感じですね☆)
- 縦と横に切れ目を入れ果肉をさいの目に(下記のイラスト3の図)(皮に届くギリギリのとこまで刃先を入れますが、この時に皮まで切らないように気を付けます。
- マンゴーの皮は薄くて柔らかいので、気を抜くと果肉も一緒に切ってしまうので、最後まで神経を集中させて!さいの目の大きさは好みやマンゴーの大きさによって変えて下さい^^)
- 横向きで両端を持って底に手を当て果肉を押し上げる(下記のイラスト4の図)(底を押し上げると、一口サイズの果肉が出て食べやすくなる上に、見た目も華やかになります^^
- 果肉は押し上げてもすぐに戻ってしまうので、器に盛り付ける時は膨らみのある物を下に置くと形を維持できます。)
- マンゴーを食べる(下記のイラスト5の図)(押し上げずに、スプーンで掬っても良いですし、豪快に果肉にかぶりつくのもまた楽しいですね☆食べる時はお好みの食べ方で!)
今回紹介した切り方は、花咲きカットと言われるやり方です。
さいの目に切って底を押し上げるので、マンゴーが食べやすくなります。
よく見かけるスタンダードな切り方なので、どんなタイプのマンゴーでもできますが、果肉が広がって華やかな見た目になるので、大きめのマンゴーでするのが一番おススメです。
種の部分も捨てない!
花咲きカットをすると、中央の種の部分が余ると思いますが、この部分も捨てないで下さい!
食べられる部分は少ないですが、種の周りの果肉が一番甘みが強いと言われています☆
そんな美味しい部分、捨てたら損しますよね!
種の周りの果肉はスプーンなどで掬って食べるから、そのまま豪快にかぶりついて、マンゴーの甘さを堪能してみて下さい^^
ヨーグルトやジュース、料理に混ぜて食べても美味しいですね。
こんな食べ方もあります!
- マンゴーを反対に向け、お尻の部分に切れ目を入れる
- 切れ目から皮を剥いて食べる
(バナナの皮を剥く要領で剥いて下さい^^)
マンゴーは果肉だけでなく皮も柔らかく薄いので、実は刃物を使わなくてもそのまま皮が剥けちゃいます☆
すぐ食べたい、豪快にかぶりついてみたい、そんな方は是非やってみて下さい!
この食べ方は道具を使わないので、小さめのマンゴー、大きくても両手に収まる位の大きさのマンゴーに最適な食べ方です。
ミニマンゴーで試してみるのがおススメです^^
切り方の動画も紹介☆
出典:https://www.youtube.com/watch?v=eIJcY6O1JKQ
マンゴーのスタンダードな切り方である、さいの目状に切るやり方の紹介です。
写真と文の説明だけじゃ解りにくい方は、こちらを見ると解りやすいです☆
出典:https://www.youtube.com/watch?v=4z4q2NYHM2M
こちらもスタンダードなさいの目に切るやり方ですが、さいの目の数を多くする時のやり方です。
大きめのマンゴー、パーティーなど見た目重視の場合の時におススメの切り方です。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=f4ffbxmZMdg
こちらの動画の食べ方は、切るのではなく皮を剥いてバナナのようにマンゴーの果肉にかぶりつく時の食べ方になっています。
小さめのマンゴー、果肉を余す事無く豪快に食べたい方におススメのやり方です。
マンゴーの食べ頃と選び方
出典:https://illust.okinawa/k-food/e390.html
カラバオ(フィリピンマンゴー)やタイマンゴー
黄色が鮮やかで表面がつるんとしている物を選んで下さい☆
鮮度が落ちてくると、黄色の部分が所々茶色くなったり、ピンとしていた皮がたるんで皺っぽくなったりしてきます。
カラバオは形が細長いのでペリカンマンゴーとも呼ばれます。
マニラスーパー、イエローマンゴー、ゴールデンマンゴーがこれに当たります。
タイマンゴーはヘタ側は丸く、反対側の尖端は尖っていてしずくのような形をしています。
マチャハノ種、ナンドクマイ種があり主なブランドとしてダイヤモンドスターがあります☆
アップルマンゴー
全体的に赤く、柔らかすぎず触った時にハリがある物を選びます☆
触って確かめる時、あまり強く触らず、軽く触って確かめて下さい。
マンゴーの果肉は柔らかいので、強く指で押すと潰れて組織が壊れ、その部分から傷んで悪くなってしまいます。
追熟が進んで完熟が近付いているマンゴーの果肉は特に柔らかいので、注意して下さい。アーウィン種、ヘイデン種、ケント種がアップルマンゴーに当たります。
主なブランドとして、宮崎の「太陽のタマゴ」があります^^
キーツマンゴー・玉文(ぎょくぶん)マンゴー
香りが強くなり、全体に白い粉がふいて(ブルーミングという現象ですね)、表面がしっとり湿ってペタペタしたり艶が出ていたら食べ頃です^^
この2つは、追熟が必要となる珍しいマンゴーなので、購入時より熟したか、又は完熟したかが食べ頃を見分けるポイントになります。
指で軽く押して柔らか過ぎたり、黒い斑点が出てきたら完熟を過ぎて腐る寸前の可能性が高いので、早めに食べて下さい。
この2つは沖縄で栽培されている大玉のマンゴーで、まだ栽培農家も少なく幻のマンゴーとも呼ばれています。
その他の選び方のポイント
- 形がふっくらとしている(表面が所々へこんで、凹凸があるマンゴーは傷んで鮮度が落ちている可能性があります。)
- 手に取ってずっしりと重さがある(ずっしりと重いのは水分が多く、瑞々しいマンゴーの証です。)
マンゴーの保存方法
出典:https://illust.okinawa/k-food/e387.html
冷凍の方法と賞味期限
種と皮を取り、好みの大きさに切って密封袋などに入れて冷凍します。
冷凍すると、1か月は保存が効くので、たくさんあってすぐに食べ切れない場合は冷凍庫に入れて下さい。
食べる時は完全に解凍せず、半解凍にしてシャーベットのような状態にしてから食べて下さい。
マンゴーは水分が多く、果肉も柔らかいので、完全に解凍するとベチャベチャになって形が崩れて扱いにくくなります。
もし完全に解凍する場合は、形が無くなるまで細かくして、ジュースにしたりするのがおススメです☆
冷蔵の方法と賞味期限
濡らした新聞紙などでマンゴーを包み、ポリ袋などに入れてから冷蔵庫に入れます。
野菜室があるなら、そちらに入れて下さい☆
マンゴーは乾燥に弱く、剥き出しのまま冷蔵庫に入れると冷気で冷蔵焼けを起こして、皮がブヨブヨになって風味や食味が落ちてしまいます。
また、冷蔵の期間が長いと甘みが落ちてくるので、長くても5日以内には食べ切って下さい。
因みに、切ると1、2日しか保存が効かないのですぐに食べ切りましょう。
追熟中は冷蔵庫に入れない?
追熟に適している温度は20℃~24℃と少し高めの温度帯で、8℃まで下がるとすぐに追熟がストップしてしまいます。
冷蔵庫の温度は最高でも8℃までしか上がらないので、入れてしまえばすぐに追熟に最適な温度から大きく外れてそのまま追熟がストップします。
それだけでなく、保存温度が8℃を下回ると低温障害を引き起こす可能性もあります。
低温障害にかかっても、常温に戻せば柔らかくはなりますが、もう追熟はしないので甘みが強くなったりはしません。
また、低温障害を起こすと、表面が黒ずんで食味も徐々に落ちていきます。
なので冷蔵庫に入れるのは完熟後、追熟を止めたいタイミング時、食べる数時間前にして下さい。
常温保存の方法と賞味期限
常温で保存する時は、乾燥しないよう新聞紙で包み、直射日光の当たらない風通しの良い涼しい場所、冷暗所に置きます。
マンゴーの最適な保存温度は10℃程度と言われているので、室内なら何処でも問題ありませんが、キッチンの辺りに置くのが無難ですね。
常温だと最低3日、最大で1週間程度の保存が可能になります☆
マンゴーのおすすめもご紹介☆
宮崎県の独自ブランドである「太陽のタマゴ」という名前の完熟アップルマンゴーです。色や形、大きさ、糖度などの厳しい基準を潜り抜けた選りすぐりのアップルマンゴーを用意しました。とにかく美味しいです!
完熟の生マンゴーの魅力を閉じ込めた、タイの冷凍マンゴーです。冷凍すると甘さが弱いと思われますが、生と同じ濃厚な甘さは健在。500gと大容量なので、気分で食べ方を変えてマンゴーを存分に堪能して下さい。
ガラパオ種のドライマンゴー。このマンゴーは食味の良さはもちろん、香り高くもあるので乾燥させてもジューシーです。大きさや形が様々なので、今回の価格で全てに置いて高品質なドライマンゴーを用意しました。
まとめ+関連記事
マンゴーの切り方を少しでも解ってもらえたら幸いです。繊細なマンゴーを扱うのは苦手だけど、試しに切ってみようと思ってもらえたらありがたいです。