「コタツにみかん」というのは冬の風物詩にもなっていますが、みかんを食べ過ぎるとどんなデメリットがあるのでしょうか?また、一日に食べるみかんの適正量についても気になりますよね☆
そのため今回は、『みかんの食べ過ぎは下痢・腹痛になる?1日で食べれる量は何個か、栄養や効能、保存も』をご紹介します!^^
もくじ
みかんの食べ過ぎはどうなる?デメリット
出典:https://bit.ly/2Y8lwbT
- 「柑皮症(かんぴしょう)」になる
- 肝臓に負担がかかる
- 糖分過多になってしまう
- 酸蝕歯になる可能性がある
皮膚が黄色くなるのは黄疸と間違われるが、みかん症?
みかんを食べ過ぎると、「柑皮症(かんぴしょう)」になり手足が黄色くなることがあります。
みかんを食べただけで体の色が変わってしまうなんて、不思議ですよね。
これは、みかんに含まれる「カロテン」という色素が、皮膚や皮下脂肪組織に沈着することで起こります。
この症状は、特に、足の裏や手など、角質の厚い部分に分かりやすく現れます。
皮膚が変色する症状として、「黄疸(おうだん)」と呼ばれるものがありますが、黄疸は肝機能の低下によるもので、「柑皮症(かんぴしょう)」とは別の原因によって起こります。
黄疸の場合は、皮膚だけでなく、眼球(白目の部分)も黄色くなります。
心配な方は、眼球の色をチェックしてみて下さいね。
柑皮症になってしまった場合は、原因となる「カロテン」の摂取を制限するようにしましょう。
みかんの食べ過ぎであれば、みかんを食べなければ自然に治るので、病院に行ったり、治療をする必要はありません。
ただ、どんな栄養素も取り過ぎは良くないので、体に影響が出てしまうくらいに過剰摂取するのはやめておきましょう。
肝臓への負担
みかんにはビタミンCが豊富に含まれているため、ビタミンCを過剰に摂取すると、肝臓に負担がかかり、疲れやすくなってしまいます。
ビタミンCは、一度肝臓で処理されるため、過剰摂取してしまうとその分肝臓に負担がかかってしまうというわけです。
また、ビタミンCを過剰摂取することで下痢の症状が出ることもあります。
ビタミンCには、腸の蠕動運動を高め、腸の中の物を柔らかくし、便通を良くする働きがあるため、ビタミンCを過剰摂取してしまうことで腸内物を柔らかくし過ぎた結果、下痢になってしまうんですね。
便秘の人には有り難い作用かもしれませんが、どんなものでも過剰摂取は良くありません。
便秘解消のためにビタミンCを摂取する場合も、適量を守るようにして下さいね。
糖分過多
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みかんは糖分が高いため、食べ過ぎると糖分過多になってしまいます。
同じ果物であるバナナに比べると糖分は半分程ですが、ダイエットをしている方は食べ過ぎないようにしましょう。
酸蝕歯
みかんの酸によって、歯のエナメル質が溶けてしまうことがあります。
酸蝕歯になると、酸によって歯が欠けたり、黄ばんだり、虫歯のように痛んだりする症状が現れます。
こういった症状を防ぐためにも、糖度の高いみかんを食べた後は、うがいをして口をゆすいでおくと良いですね^^
みかんの食べ過ぎは太る?
■みかんを食べると太るかは、別記事で詳しくご紹介しています↓↓↓
みかんは太る?理由や夜・食べ過ぎはよくない、カロリーや太らない食べ方も
みかんは1日どの量・何個から食べ過ぎ?
出典:https://bit.ly/2IxqZ3o
大人
大人の場合、一日に食べるみかんの適量は2~3個になります。
成人が1日に必要なビタミンCの量は100mgなので、普通サイズのみかんであれば3個でOKです☆
みかんの品種や大きさにもよりますが、食べ過ぎると先述したように、柑皮症や下痢などの原因にもなってしまうので気を付けたいですね。
子供
子供の場合、一日に食べるみかんは1~2個で十分です。
みかんのサイズにもよりますが、子供は大人よりも反応が出やすいこともあるので気を付けましょう。
みかんの栄養・効能は?
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栄養
- ビタミンC
- クエン酸
- カリウム
- ペクチン
上記を見て分かるように、みかんは多くの栄養素を含んでいます。
ビタミンCは、美容に関心がある女性にとって敏感になってしまう栄養素ですよね☆
ビタミンCと聞くと、真っ先に「美容に関係する栄養素」と思う方も多いかもしれませんが、ビタミンCは、美容だけでなく様々な効用が得られる栄養素なんです♪
みかんに含まれる栄養素から得られる効能については次の項でご紹介します^^☆
効能
- 免疫力を高める
- 動脈硬化予防
- 美肌効果
- 疲労回復
- 高血圧予防
- 腸内環境を整える
みかんに含まれるビタミンCには、免疫力を高めたり、動脈硬化を予防する作用があります。
ビタミンCには血中の悪玉コレステロールを減らす働きがあるため、動脈硬化の予防に繋がるというわけです^^
その他にも、ビタミンCはシミやそばかすの原因になる酵素を抑える働きがあるため、女性にとって嬉しい美肌効果へと繋がります☆
また、クエン酸は疲れた細胞を修復させるために役立ちます。
なので、不規則な生活や運動で疲れた時にはみかんを食べるといいですね^^
そして、カリウムは体内の余分なナトリウムを排出する作用があるため、高血圧予防になります。
みかんに含まれるペクチンには整腸作用があるため、便秘の改善にも効果的です。
みかんの保存方法と賞味期限は?
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みかんのへたはとるべき、下にするの?
みかんは、ヘタの部分が一番重いので、保存する時はヘタを取らず、ヘタを下にして保存するようにしましょう。
ヘタの部分を上にしておくと、ヘタの部分の重さがみかんの底に影響して、傷みやすくなってしまいます。
傷むとみかんの下の方が柔らかくなり過ぎたり、カビが生えてしまいます。
ヘタを下にするだけで、こういった問題が解消され、傷むスピードも変わります。
ビニール袋やネットで買ってきた時の保存方法
ビニール袋やネットで買ってきたみかんは、ビニール袋やネットから出して、カゴに入れて保存するようにしましょう。
ビニール袋やネットの中では、みかん同士がぎゅうぎゅうになっているため、一つ一つに圧力がかかっています。
みかんは圧力がかかっているとその部分から傷んでしまうので、まずはビニール袋やネットから出すようにするといいですね^^
ビニール袋やネットから出すだけで、そのままの状態で保存しておくよりもずっと長持ちします。
みかんを出したら、カゴに入れておけば風通しが良い状態で保存することが出来ます☆
箱買いしたみかんの保存方法
出典:https://bit.ly/32BgVi3
みかんを箱で買ったら、小分けにしたり、新聞紙を使ってみかん同士の間に隙間が出来るようにして保存しましょう。
底のみかんは、重みの影響を受けて傷みやすくなっているため、開封する時には底を上にして開封することもポイントです。
みかんは風通しの良い冷暗所での保存が適しているため、できれば小分けにしてカゴに入れておくと良いのですが、箱買いした場合は全てを小分けにしてカゴに入れるというのも難しいですよね・・・。
そんな時は、図のように、箱の底に新聞紙を敷き、その上にみかんを(ヘタを下にして)並べ、並べ終わったらその上に新聞紙を被せる、という保存方法がおすすめです☆
少しでも風通しを良くするため、フタは開けたままにしておきます。
新聞紙を挟むことで、みかん同士の間に隙間を作ることができ、接触も少なくなるため、傷みにくくなるという利点があります。
また、箱の中は湿気が溜まりやすいのですが、新聞紙を入れることで箱の中の湿気をある程度吸収してくれます。
保存環境が整ったら、3日に1度はみかんの位置を入れ替えるようにしましょう。
作業は面倒くさいかもしれませんが、箱の中のみかんは一つでもカビると、あっという間に箱全体がカビ菌だらけになってしまいます。
捨てることになっては勿体ないので、頑張って保存環境を整えましょう!
常温
みかんを常温で保存する時には、風通しの良い冷暗所で保存するようにしましょう。
常温で保存した場合の賞味期限は2週間~1ヶ月程度になります。
寒い時期であれば、みかんは常温保存が一番適しています。
常温で保存する時には、先述した保存方法を参考にしてみて下さいね☆
生暖かったり、暑い時期は、常温での保存は傷むスピードも速くなってしまうので、他の方法で保存するようにしましょう。
冷蔵
みかんを冷蔵庫で保存する時には、みかんをキッチンペーパー等で包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存するようにしましょう。
冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は1ヶ月程度になります。
冷蔵庫に入れると乾燥しやすくなりますが、キッチンペーパーで包むことで乾燥するのを防ぐことが出来ます。
まとめてではなく、一つ一つをキッチンペーパーで包むようにしましょう。
キッチンペーパーで包む時も、ヘタが下になるようにして下さいね^^
キッチンペーパーで包んだみかんは、ポリ袋に入れます。
ポリ袋の口は軽く結んでおくくらいでOKです♪
冷凍
みかんを冷凍して保存する時は、みかんを水で良く洗ってから、ラップを敷いた金属トレイに並べ、急速冷凍させて保存するようにしましょう。
冷凍して保存した場合の賞味期限は1~2か月程度になります。
急速冷凍させたみかんは、再度水をくぐらせて、また冷凍させることで、皮のまわりに水の膜を作ることが出来ます。
水の膜は、乾燥を防ぐこともできるため、この工程は挟んでおいた方が良いですね☆
水の膜を作ることで、より長く保存することが出来るようになります。
みかんのおいしい通販のおすすめ☆
小玉みかんは、濃厚な甘みとジューシーさが特徴です☆
皮がとても薄いので、実がびっちり詰まっています^^
小玉ながら、大満足のボリュームを感じられますよ♪
河内晩柑は皮の鮮やかな黄色と果肉の柔らかさ、ほのかな甘みが特徴です☆
ブンタンの血を引くといわれる品種だけあって、ブンタン系の香りも魅力です♪
春は果汁たっぷり、6月以降はさっぱりとした食感になります^^
濃厚な甘さと、とろけるような薄皮が魅力のみかんです☆
実が凝縮されている証拠でもある「菊模様」も出ています♪
ギフトとしてもおすすめです^^
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みかんを食べ過ぎると、「柑皮症(かんぴしょう)」になり、手足が黄色くなることがあります。栄養豊富なみかんですが、一日の適量を参考にして、食べ過ぎには注意しましょう!
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