麦茶を飲みすぎるとどうなるの?副作用やデメリットはある?
体にもいい麦茶だけど飲みすぎるとどうなるか副作用やデメリット、メリットも解説していきますね。
もくじ
麦茶を飲み過ぎるとどんな副作用が?
麦茶の飲みすぎると以下のような症状があります。
麦茶を飲みすぎると出る症状
- むくみが出る
- 冷え性になる
- 体温が下がる
それぞれ解説していきます。
①むくみが出る
夏場に汗をたくさんかいてのどが渇く!いくら麦茶が身体によいからとガブガブ飲むとむくみます。熱中症予防や水分補給といって飲み過ぎるとむくみという副作用が出てしまいます。
適切な量の麦茶でしたら、むくみ解消の効果があります。麦茶に関わらず水分摂取は1日2リットルまでがよいとされていますので、デメリットにならないよう飲み過ぎには注意しましょう。
②冷え性になる
麦茶には身体を冷やす効果があるので、過剰に飲み過ぎると冷え性になってしまいます。また暑い日に冷た~い麦茶はとても美味しいですが、これも冷えの原因になります。
夏バテで身体や胃腸が弱っているところに冷えた麦茶をがぶ飲みすると、お腹が痛くなったり、血行が悪くなり身体が冷えてしまいます。
身体を冷やすと代謝や血行が悪くなり、体力回復が追い付かないなど余計に疲れが出てしまうこともあります。
できれば麦茶は常温がよいでしょう!
③体温が下がる
麦茶には体温を下げる作用があります。これは夏場に熱く火照った身体の体温を下げるのなら効果と言えますが、飲み過ぎたり、もともと冷え性の方が、冷たい麦茶をたくさん飲むと体温を下げ身体の不調につながってしまいます。
エアコンの効いた部屋では夏でも身体が冷えてしまうことがありますので、暖かい麦茶を飲むとよいでしょう。
麦茶の原料の大麦は食物繊維が豊富な為下痢になったのか?と思われるかもしれませんが、原料その物をたくさん食べたのなら、下痢になることもありえますが、麦茶として飲んでいるだけなら、下痢にはなりません。
もし下痢になるとしたら、それは大量に食べ過ぎたか飲み過ぎ、または原料などのアレルギーがあるのかもしれません。
麦茶の良い効果・効能は?
麦茶の良い効果や効能は以下の9つ。
麦茶の効果・効能
- 身体が冷める
- 冷え性が改善する
- 利尿作用がある
- 疲労回復する
- 血液サラサラになる
- 抗酸化作用
- 美肌効果
- 胃を守る
- 虫歯予防
麦茶にはたくさんの効能があります。夏には熱中症予防の飲み物として活躍。
昔から夏には麦茶を飲む習慣があり、何となく飲んでいますが、実は色々な効能があります。
身体を冷める
麦茶の原料「大麦」には熱くなった身体を冷ます作用があり、夏場や身体を動かした時に最適な飲み物です。ほてりにも同じような働きが期待できます。
熱中症対策にも効果があり、飲んだ後は体温が1.7度下がったという報告もあります。
先に「飲み過ぎで冷え性になる」とありましたが、適度な摂取であれば、体温を冷ましてくれる効果が期待できます。くれぐれも飲み過ぎないようにご注意ください。
利尿作用がある
麦茶にはカリウムが含まれ、この成分が利尿を促進させます。また利尿作用により身体の熱を逃がす働きもあります。
また塩分を摂り過ぎた時には、カリウムがナトリウムを排出する役割もありますので塩分が気になる食事をした時には麦茶がおすすめです。
疲労回復する
麦茶のアルキルピラジンは乳酸を分解し代謝させることにより、疲労回復や関節痛、腰の痛みにも効果を発揮します。
麦茶に含まれるアルキルピラジンは疲労物質「乳酸」の代謝を促してくれる効果があります。固まった身体に蓄積された乳酸があると、筋肉が硬くなり、血行も悪くなってきます。さらに痛みが現われることもあります。
冷え性が改善する
麦茶に含まれるGABA(ギャバ)やアルキルピラジンの作用により血行が良くなります。血行促進されることで冷え性の改善に繋がります。
しかし麦茶には体の熱を下げる効果もあるので、冷え性の方は麦茶を温めて飲むことをおすすめします。
血液がサラサラになる
麦茶の成分のアルキルピラジンは、麦茶の香ばしさを出している成分で血流改善の効果がありGAVAもまた血行促進させる成分です。この2つの成分により血液をサラサラにしてくれる効果があります。
生活習慣病、肩こり、冷え性、心筋梗塞などは、血液の状態や血流などが原因の1つになり起こる病気です。
抗酸化予防になる
麦茶には含まれる「p-クマル酸」にはペルオキシナイトライトという活性酸素を抑える効果があると言われています。
生活の中で、発生する酸化に働きかけてくれます。
錆びない肉体は生活習慣病の予防にも繋がります。
美肌を作る
麦茶に含まれる成分「p-クマル酸」は抗酸化作用があり活性酸素を抑えてくれるので、美肌にももちろん効果が期待できます。
お肌のトラブルで気になるのが、シミ、ソバカスですね。p-クマル酸が活性酸素を抑えメラニン生成を抑制し「亜鉛」が代謝を促進しホルモンバランスを整えてくれます。ニキビや肌荒れにも効果的です。
また麦茶にはケイ素も含まれます。ケイ素にはたくさんの良い効果があることが知られていて、美容はもちろん、体調や精神的なものにも及びます。美肌効果の1つはコラーゲンに働きタルミ予防などに作用します。
胃を守る効果がある
麦茶にはカフェインが入っていないので、胃に負担をかけません。そして胃の粘膜を保護して修復してくれるという効果もあります。胃炎の時は食前に飲み意を保護しましょう。
カフェインは、脳が覚醒され眠れなる作用と、胃酸を分泌する作用があります。過剰に摂取すると胃酸で粘膜が荒れてしまいます。
虫歯予防になる
麦茶には虫歯を予防する成分も含まれています。虫歯菌といえば「ミュータンス菌」です。この菌を阻害する働きが麦茶に含まれます。
食後に麦茶を飲んだり、歯磨きが苦手なお子様に麦茶がおすすめですね。
麦茶に塩を入れると熱中症対策になる!入れる分量は?
麦茶に塩(ナトリウム)は含まれません!なので、身体によい麦茶に塩を入れて熱中症対策の最適ドリンクを作りましょう!
麦茶を1リットルくらいだとして1リットルに塩1グラムです。大きいペットボトルの2リットルでしたら、2グラムの塩を入れてください。
どちらのサイズの麦茶でも、そこへ塩を入れるだけで熱中症対策ドリンクができあがります。
体内の塩分濃度に近いのが0.1%程度ですので、それに近い濃度にすると、体内での水分吸収がスムーズに行われます。体内の塩分濃度が低下すると、頭痛や吐き気、脱水症状やめまい、けいれんなどを起こし熱中症となってしまいます。ひどい症状では意識障害なども。
熱中症対策には、塩麦茶を作ってこまめな水分補給をおすすめします。
■麦茶と塩の熱中症対策は、別記事にてご紹介してします↓↓↓
麦茶と塩で熱中症対策になる!驚きの効果や量はどれぐらい、麦茶自体の効果や砂糖は?
身体によい麦茶の飲み方
麦茶の良い飲み方4つ
- 常温で飲む
- 温めて飲む
- こまめに飲む
- 食前と食後に飲む
夏によく飲む麦茶ですが、身体の事や効果を考えるとキンキンに冷えた麦茶はあまりおすすめできません。
できれば常温の方が身体に負担をかけず、よい効果を発揮してくれます。緑茶のように熱い麦茶を飲むのもおすすめです。
また水分補給の面からみても、一機に大量にがぶ飲みするよりは、こまめにちょくちょく飲む方が効果があります。1回100~200ミリリットル(コップ半分)くらいがよいでしょう。
そして食事の時に飲む麦茶にもタイミングがありましたね。食前に飲んで胃を保護する効果。食後に飲んで虫歯予防。
食事中に麦茶を飲まない方がいいのは、カフェインが含まれないので胃酸が薄まり消化不良を起こしてしまうからです。
麦茶のおすすめはこちら☆
|
麦茶の老舗、九州麦茶のデカデカサイズです!なんと100包です。毎日どんどん飲む麦茶だから100包あればひと夏OKですね。無添加香味焙煎で水出し・煮だしどちらでも大丈夫、びっくりの1リットル10円です。
伊藤園 健康ミネラル麦茶 650ml×24本
|
健康ミネラル麦茶のペットボトル600ミリタイプです。毎日持って出かけるのにちょうどいい大きさです。ドリンクを自分で買いに行くのは重いので、宅配で届けてもらうのが楽ちんです。
伊藤園 健康ミネラルむぎ茶 2L 12本
|
大きいサイズじゃないと、あっという間になくなってしまうご家庭には、2リットルがおすすめです。人気の伊藤園の健康ミネラル麦茶は六条大麦で香と味がいいですね。癖のない好きな味でゴクゴク飲んじゃいます。
まとめ+関連記事
麦茶は熱中症予防や疲労回復、美肌や血行促進などたくさんの効果がある夏の定番ですが、飲み過ぎや冷やし過ぎに注意して、暖かい麦茶も試してみてください。
関連記事も良かったらご覧ください↓↓↓
【関連記事】