非常にあくが強い「たけのこ」、どうやって食べたら良いのかその下処理・下ごしらえが気になりますね。
また、たけのこの美味しい食べ方やレシピ、保存方法も気になりますよね☆
そこで今回は、「たけのこの下処理・下ごしらえの方法!食べ方やレシピ、保存方法と賞味期限・日持ちも」をご紹介します!^^
たけのこの下処理・下ごしらえの方法
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/433063?title=たけのこ10
あくとエグみが強いことで知られているたけのこですが、そんなたけのこを美味しく食べられるようにするには、あくを抜く下処理と食べるための下ごしらえが大事になります。
そこでまずは、たけのこのあくを抜くを下処理方法からご紹介します。
たけのこの下処理方法
出典:https://cookpad.com/recipe/3107609
では、たけのこのあくを抜くための下処理方法の工程は・・・
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となります。
なかなかの工程ですね。
当然ですが、時間はたけのこの本数に比例して長くなりますので、たけのこを美味しく食べるためにがんばるぞ気合を入れて下処理をしましょう!
汚れをきれいに落とす
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まずは、たけのこは土の中からひょっこりはんの如く(?)顔を出しているものなので、その表面などに汚れが付いているので、その汚れを綺麗に落とします。
この時、たわしを使うとしっかりと汚れを落とすことができますよ。
たけのこの皮は硬いですからね。
不要な部分を切り落とす
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綺麗に汚れを落としたら、次にたけのこの身となる部分を切り落とさないように注意を払いつつ、余分な部分である先端部を包丁で切り落とします。
この先端部分は、食べることができないので切り落としても問題ありません。
切り落とす部分の目安は、先端約1/5くらいです。
身の部分を切り落とさないように気を付けながら、ザクっと切ってしまいましょう。
切込みを入れる
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続いて、しかっかりと火が通り、あくが良く抜けるようにするために、切り落とした部分から根元に向かうように浅く少しだけ切り込みを入れます。
こうすることで、茹でた後に皮も剥きやすくなるので、忘れず行ってください。
切り落とした部分から根元の方向に少し切り込みを入れる際、身を傷つけないようにする必要があるのですが、その切り込み具合の目安は、1~2cm程度で大丈夫です。
気負わず落ち着いて切り込みを入れましょう。
鍋に移し米ぬかと唐辛子を加える
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たけのこがしっかりと収まるくらいの深さ大きさの鍋にたけのこを移し、より効果的にあくを抜くために、米ぬかと唐辛子を加えます。
米ぬかと唐辛子の効果であくが抜け、また、白く綺麗に茹で上げることができます。
たけのこの本数に合わせて米ぬかと唐辛子を加えるのですが、たけのこ3本に対し米ぬか1カップ、唐辛子1本くらいです。
唐辛子の種は、取り除かなくても大丈夫ですよ。
ここでのポイントは、たけのこを鍋に入れる際る、重ねて入れてしまうと、あくの抜きムラができてしまう可能性があるため、必ず並べるように入れましょう。
鍋いっぱいに水を注ぐ
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たけのこを茹でてあくを抜くために、たけのこを入れた鍋に水を注ぎます。
たけのこがまるごと浸るように水を注げば、あくを抜く準備は完了です。
火にかけグツグツ茹でる
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たけのこのあくを抜くための準備を完了した鍋を火にかけ茹でます。
茹でる時間ですが、たけのこのサイズや本数に合わせて異なりますが、中~強火で1時間半~3時間程度になります。
具体的には、1本(300〜400g)であれば1時間半ほど、500〜750gくらいの大きさになると2時間ほど、それ以上もたけのこの場合は3時間ほどといった感じです。
ここで注意しなければいけないことがあります。
それは吹きこぼれです。
米ぬかによって沸点が低くているので、すぐに沸騰し吹きこぼれやすくなっているため、水が沸騰する前から目から離さないようにしましょう。
落としぶたをする
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たけのこは茹でていくと浮きやすくなるので、キチンとあくを抜くために必ず落しぶたをして下さい。
木製の鍋ぶたである必要はないので、ふたとして機能するものであれば代用できます。
一定時間で水を注ぐ
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沸騰すると鍋の中の水分が蒸発し減ってしまうので、30分に1回程度、鍋の中に水を加えるようにします。
たけのこの量によっては長い時間茹でますので、これも数回行います。
忘れないように注意してくださいね。
火の通りを確認する
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たけのこの太い部分に串を刺して、たけのこの火の通り具合をチェックをします。
串を刺しスッと串が入るくらいに柔らかいと、茹で具合が良く、キチンとあくが抜けていることを表します。
逆に、あれ?なかなか串が刺さらないなと感じるくらい硬いと、茹で足りず、あくが抜けていないということですので、美味しくたけのこを食べるためにチェックしましょう。
茹で汁に浸かった状態で冷やす
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茹で上がったたけのこは、茹でた鍋ごとそのまま、あるいは、茹で汁ごとたけのこと一緒に容器に移し、保存して下さい。
茹で汁は引き続き使うので、絶対に捨てないようにして下さい。
たけのこの下ごしらえ方法
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続いて、下ごしらえの方法です。
その具体的な工程はというと・・・
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となります。
先程の工程…下処理はあくを抜くところまででした。
ここでは、あくを抜いたたけのこの皮を剥いで、切り落とす作業になります。
冷ましたたけのこを取り出す
出典:https://www.sirogohan.com/recipe/takenokoaku2/
冷蔵庫からあく抜きを終え、その茹で汁ごと保存して冷ました状態にしたたけのこを、取り出します。
ちなみに、茹で汁に浸し冷ましたことのは、下ごしらえの準備と皮を剥きやすくするためでもあったんですよ。
たけのこの腹の部分の皮を剥く
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切り落とした先端部分から根元の方向に少し切込みを入れた部分から、たけのこの腹の部分にあたる所の皮を綺麗に剥がします。
キチンと茹でたことにより、たけのこの身と皮が分離し、驚くほど簡単に皮を剥くことができるようになっています。
ですので、しっかりと…ですが、優しく剝いてくださいね。
たけのこの皮を剥くことができたら、たけのこに付いたぬかを水で流してください。
底の皮を包丁で剥く
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次に、たけのこの底の部分は固いので、包丁を使って切り落とします。
この底の部分の皮や黒くてツブツブになっている部分は非常に固く、食べたときに口の中に残って何とも言えない気持ちになってしまいますので、お客さんに振る舞う際だけでなく、自分で食べる際にも忘れず包丁で綺麗に剝いてしまいましょう。
先端部分を切り落とす
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たけのこを食材として使用する場合、やわらかい個所を使用するので、皮を剥き終えたたけのこの先端部分にある固い部分を切り落とします。
固い部分を切り落とすことなのですがこの時のポイントは、皮を剥いたたけのこを良く観察することです。
そうすることで、自然とこの辺りから柔らかそうな部分だとわかりますので、そこまでを切るようにしてください。
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皮を剥き、先端部分を切り落とすと、上図のような状態になっています。
そうなっていれば、下ごしらえは完了です。
お疲れ様です。
こうなると、たけのことしては「煮るなり焼くなり好きにしてくれ」状態ですので、好みの方法で調理してあげてください。
たけのこの下処理・下ごしらえがわかる動画紹介
出典:https://www.youtube.com/watch?v=DY1vnOjCUL8
この動画は、たけのこの下処理・下ごしらえの方法がわかる動画です。
大まかな作業はご紹介した下処理・下ごしらえ方法と同じで、具体的な動作が良くわかるのでぜひ視聴してみてください。
特に、浅く切り込みを入れる個所や皮を剥いた後の先端部分の切り落とす具合など非常に参考になりますよ。
たけのこの美味しい食べ方・レシピ
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/432135?title=タケノコごはん
春夏秋冬問わず味わえる食材のたけのこの食べ方・レシピには、どのようなものがあるかというと・・・
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とこのようなものがあります。
では、たけのこの食べ方・レシピを上から順にご紹介します。
たけのこのおかか煮
出典:https://www.orangepage.net/recipes/detail_112366
まず最初は、たけのこのおかか煮で、これはおそらく一番簡単なレシピで、ど定番と言っても過言ではないくらいのたけのこの食べ方・レシピの定番料理です。
醤油とお酒で煮るだけという簡単レシピにはなりますが、簡単ゆえたけのこ本来の美味しさを味わえる料理でもあります。
甘辛風味ですので、お酒の宛にピッタリですよ。
今晩のお酒のお供に、どうぞ。
☆作り方
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たけのこの土佐煮
出典:https://www.orangepage.net/recipes/detail_116170
茹でたけのこにだし醤油などの調味料で和え、最後は鰹節をかける簡単レシピのたけのこの土佐煮です。
こちらも定番で、しかも人気も高いたけのこ料理です。
お酒の宛のみならず、ごはんのお供にも最適な料理になります。
今晩のおかずは決まりですね。
☆作り方
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たけのこと油揚げの煮もの
出典:https://www.orangepage.net/recipes/detail_134070
たけのこに厚揚げと昆布を添え、だし醤油とみりんで和えた料理のたけのこと油揚げの煮ものです。
小腹が減ったときや、晩御飯のおかずとしておすすめです。
☆作り方
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たけのこと厚揚げのあっさり煮
出典:https://www.orangepage.net/recipes/detail_301555
たけのこに厚揚げとわかめを添えた「たけのこと厚揚げのあっさり煮」です。
調味料は醤油、酒、塩、みりんと多く使われていますが、食べてみるとそれらの調味料が前面に顔を出すのではなく、たけのこの美味しさを一層高いものにしてくれています。
また、厚揚げの柔らかさがコリコリとしたたけのこの食感と非常にマッチしていて、まさにナイスコラボレーションです。
☆作り方
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たけのこご飯
出典:https://www.orangepage.net/recipes/detail_136649
定番・オーソドックスな逸品のご飯にたけのこと薄口しょうゆやみりんなどの調味用を入れ、一緒に炊いたたけのこご飯です。
こちらもたけのこの食べ方・レシピと切っても切れない関係の一品ですね。
たけのこの香り・美味しさがご飯に染み込み、これだけでご飯は大丈夫と言わしめるほど人気の料理ですね。
当然、私も大好きです!
☆作り方
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若竹煮
出典:https://www.orangepage.net/recipes/detail_112232
たけのこのコリコリ感と少しトロリとしたわかめのコラボレーションが魅力の若竹煮です。
スーパーのお弁当やコンビニエンスストアのお弁当などに入っていたら、ちょっと嬉しくなるおかずです。
買うのではなく、実際に作るとその美味しさもひとしおですよ。
☆作り方
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中華おこわ風炒飯
出典:https://www.orangepage.net/recipes/detail_115116
こちらは炒めものとしてたけのこを使用し、ニンジン、たけのこ、焼豚の角切りなど色々楽しめる中華おこわ風炒飯です。
角切りによってシャキシャキとした歯ごたえやコリコリといったもの、スッと噛むことができるものなど色々な食感を楽しむことができます。
ぜひご賞味あれ。
☆作り方
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たけのこの保存方法と賞味期限・日持ちは?
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たけのこは、冷凍、冷蔵、常温とその保存方法により、賞味期限が変わります。
そこで、たけのこの各保存方法と賞味期限を順にご紹介します。
冷凍
たけのこ冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月となります。
冷凍保存した場合、結構日持ちするように感じますが、意外とすぐ経過するので気を付けてください。
それでは、具体的なたけのこの冷凍保存の方法は・・・
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となります。
順にご紹介します。
たけのこを小さく切る
出典:https://www.nichireifoods.co.jp/media/8300/
冷凍保存する場合、冷凍前に次に使いやすいように小さく切ります。
ここでのポイントは、たけのこの繊維を分断するために薄く切ることです。
そうすることで、冷凍した時になる筋っぽさを防ぐことができます。
目安としては、厚さ5mm以下の半月切り・いちょう切りにするのが良いでしょう。
また、調理の際にたけのこを切る必要がなくなるので、嬉しいですね。
砂糖をまぶしラップに包む
出典:https://www.nichireifoods.co.jp/media/8300/
小さく切ったたけのこに砂糖をまぶし、平らな状態でラップで包み、ジップロックなどの冷凍用の保存袋に入れます。
砂糖をまぶすことにより、その保水効果でたけのこがスカスカにならずに保存できます。
冷凍庫へ保存する前の作業
出典:https://www.nichireifoods.co.jp/media/8300/
金属製パットの上に、先程ラップで包み冷凍用保存袋に入れたたけのこを置き、保冷剤をその上に乗せて冷蔵庫で保管します。
これで、冷凍保存は完了です。
冷蔵
出典:https://www.irasutoya.com/2016/08/blog-post_19.html
次に、「簡単に保存したい」という方にオススメの冷蔵保存方法で、この保存方法での賞味期限は4~5日間です。
ですので、この場合、なるべく早く召し上がって下さい。
その具体的な保存方法は・・・
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となります。
では、順にご紹介します。
皮が残っている状態での保存方法
出典:https://www.sirogohan.com/recipe/takenokoaku/
先程のあく抜きの時に残った茹で汁に漬けて冷蔵します。
この方法でたけのこを保存した場合の賞味期限は、4~5日になります。
ですので、忘れないよう早めに食べてください。
皮を剥いた状態でのたけのこの保存方法
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皮を剥いたたけのこも、先ほどと同じようにあく抜きの際の茹で汁に浸けて冷蔵保存すると、4~5日持つようになります。
こちらも同様に、可能な限り早めにお召し上がりください。
常温
出典:https://www.irasutoya.com/2015/10/blog-post_39.html
たけのこの常温保存はできません。
ですので、「水煮」として瓶詰めにすることを強くオススメします。
この場合、約1年間と長期保存が可能になります。
その具体的な方法をは・・・
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となります。
順にご紹介します。
下処理後のたけのこを水にさらす
出典:https://cookpad.com/recipe/3114398
まずは、たけのこをあく抜きと下ごしらえし、その後、たけのこを別の容器に移し、綺麗に保存するため一晩水にさらします。
水にさらすことで、仕上がりが綺麗になるので、ぜひ行ってください。
たけのこを保存瓶に詰める
出典:https://cookpad.com/recipe/3114398
たけのこを薄く小さく切り、保存するための瓶にたけのこを詰め込みます。
十分な水を加える
出典:https://cookpad.com/recipe/3114398
たけのこを薄切りし詰めた保存用の瓶に、たけのこがしっかりと浸るまで水を加えます。
この時のポイントはフタの締め具合です。
一旦ふたを締めた後、半回転ほど戻し、フタを持って持ち上げても落ちに程度の状態にしておきます。
加熱し煮沸消毒する
出典:https://cookpad.com/recipe/3114398
瓶を鍋に並べ、瓶の半分ほど浸かるくらいに水を加え沸騰させ、沸騰してから30分間加熱します。
瓶を強く閉める
出典:https://cookpad.com/recipe/3114398
その後、瓶を取り出し、フタを完全に閉めます。
この時、火傷しないようにタオルやキッチン手袋などを使い閉めてください。
もう一度鍋に戻し加熱し煮沸消毒する
出典:https://cookpad.com/recipe/3114398
再び瓶を鍋に並べ、今度は瓶まで浸かるように水を加え沸騰させ、沸騰してから30分間加熱します。
そのまま冷やして完成
出典:https://cookpad.com/recipe/3114398
加熱後、瓶を取り出し、常温でそのまま冷やし完成です。
これで、賞味期限が約1年となります。
注意事項とポイント
瓶のフタは、必ず変形していないもの・新しいものを選んで下さい。
フタが変形していた場合、そこから菌が侵入し、保存どころか腐食してしまいます。
ふたが汚れている場合は、煮沸消毒することもおすすめします。
一度でも開封した場合は、賞味期限が大幅に落ちるので、毎日水を入れ替え、冷蔵保存すると1週間持ちますよ。
たけのこの美味しい通販のおすすめ☆
国産たけのこを使用し、下処理をしてくれてある「菜ごころ 国産竹の子カット 120g 30袋」です。
下処理海ですので調理が簡単にできるのが嬉しいポイント。
真空パック包装ですので、長期保存もできるので安心です。
三重県多気町で採れた「生のたけのこ 4kg」です。
ふるさと納税ですので、寄付したお金は多気町の色々な事業で使われます。
その返礼品として美味しいたけのこが食べられるのは嬉しいですね。
ぜひ寄付してください。
北海道の大自然の中で自生した「北海道産の山菜セット」です。
たけのこのみならず、ふきやわらび、行者ニンニクなど多種にわたりお宝といっても過言ではありません。
北海道が育んだ至宝を味わってみてください。
まとめ+関連記事
たけのこはあくが強かったり、長期保存には手間隙かかりますが、うまく使えば最高の食材になります。
下処理・下ごしらえをし、美味しく食べてくださいね。
関連記事も良かったらご覧ください↓↓↓^^