たんぽぽは春を代表する植物の一つですよね^^ 春に道端などで見かけるたんぽぽは、食べることは可能なのでしょうか?
また、たんぽぽの毒、栄養や効能、食べ方についても気になりますよね☆
そのため今回は、『たんぽぽを食べることは可能?栄養や効能、毒はないか、食べ方のおすすめや採取方法』をご紹介します!^^
もくじ
たんぽぽを食べることは可能?
出典:http://qq4q.biz/OT6h
たんぽぽは、花、茎、葉、根のすべての部分が食べられる食用植物です。
あまり食用としてのイメージがないので、余すところなく食べられるなんて意外ですよね。
たんぽぽを摘んだことがある人は分かると思いますが、たんぽぽを摘むと、茎の部分からボンドのような白い液体が出てきます。
この白い液体を「毒」だと勘違いしてしまう方も多いと思いますが、この白い液体は「乳液」と呼ばれ、たんぽぽの他にレタスやイチジクなども「乳液」を出します。
決して毒ではないので安心してくださいね^^
たんぽぽは、サラダや天ぷら、お茶やコーヒーなど、様々な楽しみ方がある食用植物です^^
漢方としても親しまれ、栄養も満点なんですよ☆
たんぽぽの栄養や効能
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栄養
たんぽぽには、ビタミンA、ビタミンB2、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれています。
たんぽぽは「春の七草」には含まれていませんが、他の緑黄色野菜と同じように、栄養豊富な植物なんですよ^^
後ほど詳しくご紹介しますが、たんぽぽは、昔から食用として親しまれている野草の一つです。
また、たんぽぽの根は漢方でも使用されていて、根の部分は「蒲公英根(ほこうえいこん)」といわれています。
根の部分を焙煎したノンカフェインのたんぽぽコーヒーは、特に女性に人気があります☆
効能
たんぽぽに含まれているビタミンA、カルシウム、鉄分には、様々な効果、効能があります。
- ビタミンAには、皮膚や粘膜を健康に保ったり、暗いところでの視力を保つ効果があります。
- ビタミンB2には、脂肪の燃焼を促進したり、皮膚や髪を美しく保つ効果があります。
- カルシウムには、骨や歯を形成し、丈夫に保つ効果があります。
- 鉄分には、血中でヘモグロビンを構成し、酸素を運搬する役割があります。
たんぽぽの葉や茎には、ビタミンA、カルシウム、鉄分が多く含まれています。
また、根には、鉄分やビタミンB2などが豊富に含まれているので、自分に合った部分を選んで食べるのも良いですね^^
たんぽぽには、母乳の出を良くする効果があるとも言われていて、たんぽぽの根を使った漢方薬、「蒲公英根(ほこうえいこん)」は乳汁欠乏症を改善するとして、母乳育児中の方にも親しまれています。
たんぽぽの食べ方のおすすめ
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葉や茎の食べ方
たんぽぽの葉や茎は、サラダや天ぷらにすると、美味しく食べることができます。
タンポポの葉や茎の食べ方、レシピをご紹介します☆
タンポポの葉の下処理
タンポポの葉は、調理する前によく洗い、下茹でをして、数時間水にひたしておきましょう。
タンポポの葉には苦味があるので、下処理をすることで苦味を和らげることができます。
タンポポとジャガイモのサラダ
出典:https://cookpad.com/recipe/2191813
【用意するもの(2人前)】
- タンポポの若菜 2掴み
- ジャガイモ 1個
- にんにく 2/1片
- 塩 適量
- オリーブ油 大さじ1
- りんご酢 大さじ1
【作り方】
- タンポポの若葉を良く洗う。
- ジャガイモの皮をむき適当な大きさに切り、柔らかくなるまで茹でる。
- ボウルにタンポポの若葉と入れ、その上に茹でたジャガイモをのせる。
- 3に、みじん切りにしたにんにく、塩、オリーブ油、りんご酢を入れ、ざっくり良く混ぜて完成。
タンポポの葉の天ぷら
出典:https://cookpad.com/recipe/764347
【用意するもの(2人前)】
- タンポポの葉 10枚程度
- 天ぷら粉 1/2カップ
- 水 80cc
- 揚げ油 適量
【作り方】
- 揚げ油を熱しておく。
- タンポポの葉を洗い、キッチンペーパーなどで水気をとる。
- 天ぷら粉と水を混ぜて衣を作り、葉の裏面だけにサッとつけて揚げる。
- 油を切り、お皿に盛り付けて完成。
根の食べ方
たんぽぽの根や葉は、お茶やコーヒーにして楽しむことができます。
たんぽぽ茶、たんぽぽコーヒーのレシピをご紹介します☆
たんぽぽ茶
出典:https://cookpad.com/recipe/3868286
【用意するもの】
- たんぽぽの葉 適量
【作り方】
- たんぽぽの葉を洗う。
- 1週間程度陰干しをする。
- 中火、遠火で乾煎りをする。
- 急須などに入れて、熱湯で3分程蒸らし、完成。
乾煎りをしないと臭みが残ってしまうので、忘れないようにしましょう!
たんぽぽコーヒー
出典:https://cafe831.exblog.jp/11101491/
【用意するもの】
- たんぽぽの茎 適量
【作り方】
- タンポポの根を洗い、数日天日干しにする
- 弱火で20分ほどフライパンで焙煎する
- ミキサーで細かくする
- コーヒードリッパーを使って、コーヒーと同じように淹れる
出典:https://cookpad.com/recipe/3130438
たんぽぽコーヒーはノンカフェインなので、カフェインを控えている方にもおすすめです♪
作るの大変!という方は、できたものも売っています☆
たんぽぽの採取方法
出典:http://qq4q.biz/OT6c
採取する場所は?
たんぽぽは、公園や畑など、日当たりがよく、程よい湿り気のある場所に多くあります。
たんぽぽは、食用として売られているものも、自然に生えているものも大きな違いはなく、どちらも食べることができます。
私有地ではない、自然の多いところを探すと良いですね^^
採取するベストなタイミングは?
たんぽぽを採取するベストなタイミングは、花が咲く少し前の、つぼみがつくくらいの頃です。
たんぽぽの花が咲くのは3月~5月くらいがピークなので、その少し前がベストだということですね。
最近は外来種のたんぽぽも多く、こちらは3月~10月ごろまで花を咲かせますが、外来種は苦味が強いのであまりおすすめできません。
採取するたんぽぽの選び方
出典:http://ur2.link/OU5I
採取するたんぽぽは、「在来種」の方が苦味が少なくておすすめです。
たんぽぽには「在来種」と「外来種」があります。
茎の上の膨らんでいる部分、「総苞」が上向きになっているのが在来種、下向きに反り返っているのが外来種です。
苦味が苦手な方は、総苞が上向きになっているものを選ぶと良いですよ☆
ただ最近は、「在来種」と「外来種」が交じりあった「交雑種」も増えてきており、総苞の向きも中途半端で見分けづらいものも増えてきています。
おすすめは自主栽培
私たちがよく道端などで見かけるたんぽぽは、ほとんどが「外来種」です。
また、場所によっては農薬がかけられていたり、犬のおしっこがかかっている可能性もあります^^;笑
たんぽぽの種を買ったり、たんぽぽの綿毛を持って帰って庭やプランターに植えれば、簡単に育てることができます。
たんぽぽは、特に肥料を与える必要もなく、水だけあげれば勝手に育ちます。
真夏の直射日光は苦手なので、暑い時期には、少し日陰で育てるようにしましょう。
それほど手間がかかりませんし、農薬や犬のおしっこの心配もないので、自主栽培をしてみるのもおすすめです☆
在来種と外来種の見分けがつかない場合は、在来種「ニホンタンポポ」の種を買ってくると良いですね^^
たんぽぽのおすすめはこちら☆
ノンカフェイン たんぽぽ茶 清らかブレンドポット用30個入
ノンカフェインのたんぽぽ茶です☆
自然の恵みである、たんぽぽ根、黒豆、発酵ギンネムが絶妙にブレンドされています♪
体を温める作用があるので母乳育児中のママにもおすすめです^^
たんぽぽコーヒー 2g×40包
本場ポーランド産たんぽぽの根で製造された、たんぽぽコーヒーです☆
ノンカフェイン、無農薬で、ティーパックは漂白工程のない不織布を使用しています^^
ホットはもちろん、冷やして飲んでも美味しいですよ♪
日本たんぽぽの種(1袋)
日本たんぽぽの種(1袋)です☆
一般に良く目にするのはほとんどが西洋タンポポですが、こちらは元々日本に自生している在来タンポポです^^
春に種をまくと、夏に休眠し秋に発芽しますよ♪
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たんぽぽは栄養豊富な食用植物です☆ たんぽぽを見かけたら採取して、春の味を楽しんでみてはいかがでしょうか^^
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