たらこの親は?明太子との違いやイクラ・筋子・キャビア・からすみの親も!

おにぎりの具材やスパゲッティのソースでも大人気の『たらこ』。子供から大人まで幅広い年代で愛されている食材です。時々無性に食べたくなりますよね。その『たらこ』ですが、明太子との違いや何の子供なのかを知っている人って実は少ないかもしれません。そのため今回は、「たらこの親は?明太子との違いやイクラ・筋子・キャビア・からすみ等も親は?」をご紹介します!^^

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たらこの親は?

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『たらこ』と聞くと、タラの子というイメージを抱きやすいですが、ずばり、『たらこ』の親は、スケトウダラという魚です。スケトウダラというと、鮮度落ちするのが他の魚と比べて比較的早いため、市場に出回ることはあまりなく、すり身にしてかまぼこやちくわなどの練り物に加工されることが多い魚です。スーパーや魚屋さんでも、見かけることはほとんどありませんよね。かまぼこなどの練り物加工を行っている食品会社に、ほとんど卸されている魚なのです。

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そのスケトウダラから取れる薄い膜に覆われた卵のかたまり、いわゆる「卵巣」を塩漬けにしたものが、『たらこ』です。諸説ありますが、かつては、マダラの卵巣を『たらこ』としていたこともあったそうです。ですが、明治時代の頃、日本では、マダラが不漁となってしまった代わりに、スケトウダラ漁が盛んに。そのスケトウダラの卵巣を加工して普及したものが、今の『たらこ』として発展したと言われています。

プチ情報として、『たらこ』は、「1腹」と数えるのですが、2本、つまりは2個の卵巣がくっついた状態のことをいうので、ぜひ覚えておいてくださいね。

たらこ一本物たっぷり2kg☆

おにぎり屋さんにも納品実績のある、北海道古平の清水商店からお届け。柔らかい物、少し赤黒い物といった、特クラスに入れられないものだけれど、味は特クラスと変わりありません。切子ではなく、すべて一本物。安心安全の北海道で製造されているたらこ、ぜひご賞味ください。

たらこと明太子の違いは?

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一見同じように見える『たらこ』と『明太子』ですが、鮭の卵巣を原料としている点は同じであるものの、ずばり、名前の由来や調理方法に違いがあります。まず、名前の由来というのは、『たらこ=(スケトウ)タラの子』と日本でつけられた名前ですが、『明太子』は、韓国からきていると考えられており、韓国で『(スケトウ)タラ=明太(ミョンテ)』と呼ぶことから、『(スケトウ)タラの子=明太(ミョンテ)の子』、『明太子=たらこ』となった説があります。このことから、『明太子=たらこ』は一緒に考えられることも多いようですね。

それを裏付けるように、『明太子』が有名な博多では、『明太子』は『たらこ』を指すことが多く、唐辛子漬けされたピリ辛のものを『辛子明太子』と呼ぶことが多いとのこと。ですが、『明太子』が盛んではない地域にとっては、『たらこ』は単に塩漬けされたスケトウダラの卵巣、『明太子』は調味漬けされたスケトウダラの卵巣、そして『辛子明太子』は唐辛子をメインとした辛い調味漬けされたスケトウダラの卵巣が有力な違いといえるでしょう。

 

ふくやの家庭用明太子☆

楽天市場で6年連続グルメ大賞受賞した、ふくやの明太子。大満足の内容量のほか、味・品質ともに最高と評判が高いです。また、小分けパックで届けられるため、すぐに食べない分は、そのまま冷凍庫に保存できるところもとても便利。そのうえ、お好みに合わせて味も選ぶことが出来るのも嬉しいポイント。ぜひご賞味ください。

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イクラの親は?

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お寿司でも海鮮丼でもなくてはならない存在の『イクラ』ですが、その『イクラ』の親は、主に、鮭。時折、鱒(ます)の卵も活用されることもあります。鮭と鱒では、ほとんど区別がないため、鱒のイクラも人気なのですよ。

ちなみに、『イクラ』とは、鮭(もしくは鱒)の、卵を産み落とす直前の状態で、すでに卵が一粒ずつ成熟しており、一粒一粒がしっかりした卵膜に覆われている卵のことを指します。卵巣に入ったままの卵を食べる『たらこ』や『明太子』と違って卵巣ではなく、『イクラ』は、鮭(もしくは鱒)の卵そのものを指すんですよ。

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また、豆知識として、『イクラ』という言葉はロシア語に由来しており、「魚の卵」という意味を表しています。日本人にとっては、鮭や鱒の卵を『イクラ』と呼ぶのに対し、ロシア人は、鮭や鱒の卵を『イクラ』と呼ぶだけでなく、他の魚の卵も『イクラ』と呼ぶんですよ。言葉の違いは、とても面白く、興味深いですね。

 

いくら醤油漬け☆

硬すぎず、柔らかすぎない最適な完熟卵を使用。プチプチとはじけて皮残りもなく、特有の生臭さもゼロの絶品イクラです。こちらのイクラは、鮭ではなく、鱒(ます)の卵から作られている「鱒イクラ」。北海道では、見た目でも生物学上でも鮭とほとんど区別ができないとされる鱒でもイクラを作っており、鮭の卵より甘みが強く濃厚と好評。ぜひご賞味ください。

筋子の親は?

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『筋子(すじこ)』の親は、なんと、『イクラ』と同じで、鮭や鱒なんです。『イクラ』と何が違うのかというと、『イクラ』の場合は、卵膜がしっかりとした一粒一粒の卵のことを指しているのに対し、『筋子』の場合は、卵そのものというよりは、『たらこ』や『明太子』と同じで、卵巣に入ったままの卵のことを指します。市場では、卵巣に入ったままの卵を塩漬けで加工されたものが出回っていますね。『筋子』の名の通り、筋のような卵巣の膜によって卵が繋がっていることから、筋子と名付けられたとされています。

文句無しの極上甘口すじこ☆

粒がしっかりで、プチプチ食感を楽しめるほか、魚卵の旨みが凝縮された至高の逸品、極上甘口すじこ。今まですじこを食べたことが無い方でも、すじこを食べたことがある方でも、一口でファンになってしまうかも。炊きたてのごはんとの相性は抜群。ぜひご賞味ください。

キャビアの親は?

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高級食材であり、世界三大珍味の一つである『キャビア』。その『キャビア』の親は、チョウザメと呼ばれる魚です。チョウザメと聞くと、サメの仲間と思うかもしれませんが、実は、サメではありません。ここで、少しチョウザメの特徴をご紹介します。

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チョウザメの特徴

  • チョウザメ目チョウザメ科
  • 硬骨魚類
  • 主に、北米、アジア、ヨーロッパなどの北半球に生息しており、日本では、本州北部から樺太にかけて生息
  • 魚体の風貌がサメに似ていることや、ウロコの形が蝶々に似ていることから、チョウザメと名付けられたと言われている
  • 体長は、約1m前後
  • 代表的な特徴としては、タイやヒラメと同じく腎臓を持っており、老廃物は全て体外へ排出出来るため、魚肉は臭みがなく、淡泊な味わいをもつ。また、浮袋や長い鼻さきを持っているほか、鼻の下には4本のひげが生えており、エサを探す探知機の役割を果たす
  • 約3億年前から存在する古代魚の一種で、シーラカンスと同じ世代の魚
  • 数十年生きる長寿の魚ともいわれている

黒い宝石と呼ばれる『キャビア』。非常に高価な卵で有名です。黒い卵の膜は柔らかく、噛むと中から美味しいエキスが出てきます。1粒はとても小さいにかかわらず、味はしっかりしているのが特徴です。濃厚でコクがあるため、ワインなどのお酒との相性抜群。

 

ドイツ産キャビア☆

高級珍味のキャビアを高品質のままでお届け。前菜などのほか、お祝いの日やパーティでも、キャビアがあると一気にテーブルが豪華になります。味は濃厚だけど、塩気はほどほどで、ついつい食べてしまうという声が多数。ぜひ一度ご賞味あれ。

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からすみの親は?

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大人の食べ物且つ高級食材として一目置かれる『カラスミ』ですが、その親は、ずばり、ボラという魚で、ボラの卵巣を塩漬けしたものです。綺麗な海で獲れるボラは、臭みが少なく、お刺身でも美味しく食べれる魚なんですよ。ただし、カラスミとなる卵が、カラスミの中に入っているかどうかは、魚を触ってみないと分からないようで、長年魚を取り扱っているプロフェッショナルでないと見分けができないとも言われています。

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ちなみに、ボラは、江戸時代から昭和の初期ぐらいまでは、東京湾で養殖が盛んに行われていたようです。なかには、ボラを雑魚と考える人もいるようですが、地域によっては高級魚であり、関東エリアよりも関西エリアの方が、評価されている魚なのです。東京湾から離れた地域の方は、ボラの養殖がそこまで盛んでなかったことで、流通がそこまで多くならなかったことから、高級魚として見られているようですよ。

プチ情報としては、カラスミが高級食材たる理由は、国産のカラスミは、相当な手間がかかり、大量生産ができないことが理由です。現在でも、機械化できていない作業が行われているようで、カラスミになるまで、3週間は最低要するとのこと。ただ、外国産、とりわけ、台湾産のカラスミは安価なうえ極上と評判で、お土産に非常に人気です。

長崎銘産のからすみ☆

特殊な包丁で丁寧に取り出した卵巣を、大変な手間暇かけて作り上げています。あの豊臣秀吉も食したとされる『カラスミ』。そのままで楽しめるほか、チーズと『からすみ』をクラッカーに乗せた贅沢カナッペや、高級なお茶漬け、『からすみ』と大葉を大根で包んだ高級おつまみ、すりおろした『からすみ』をトーストに乗せた『からすみ』トーストなど、楽しみ方は色々。日本の三大珍味として長年愛されてきた『カラスミ』をぜひご賞味ください。

とびこの親は?

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『とびこ』の親は、名前からもイメージできる通り、飛魚(とびうお)です。『とびこ』は、飛魚の魚卵で、塩漬けにされた加工食品です。ほんの小さな卵ですが、プチプチした食感を楽しめるほか、いくらほど存在感を発揮しているわけではないので、よっぽど魚や魚卵が嫌いでない限り、苦手な人は多くないようです。

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ハマチなどのカルパッチョの上にまぶしてあったり、手巻き寿司やちらし寿司のトッピングのほか、日本のお寿司屋さんでは見かけることは少ないかもしれませんが、「カリフォルニアロール」と呼ばれる、海外の人は特に好きな寿司ロールの周りについていたりすることが多い『とびこ』。少しまぶすだけで華やかな印象になるので、色んな食事に、ぜひ活用してみてくださいね。

大粒とびっこ☆

粒が大きくて歯応え抜群の厳選とびっこをお届け。白醤油ベースの味つけで、ご飯との相性抜群です。サラダやパスタのトッピングとしてもおススメで、彩り華やかな印象になりますよ。とびっこのプチプチとした食感がクセになること間違いなし。ぜひご賞味ください!

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かずのこの親は?

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お正月の食べ物として欠かせない『数の子』。その『数の子』の親は、ずばり、鰊(ニシン)という魚です。そのニシンの卵巣を塩漬けにした加工食品が『数の子』なんです。

『数の子』の名前の由来は、その昔、ニシンが「かどいわし」と呼ばれており、「かどのこ」の「かど」がなまって、『かずのこ』になったと言われています。卵の数が多いことから、『数の子』という漢字をあてたようですよ。

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先ほど触れましたが、『数の子』ってお正月のおせちに必ず含まれていますよね。なぜ、おせちに含まれているのかというと、諸説ありますが、『数の子』には、“子孫繁栄”や“子宝に沢山恵まれますように”という願いが込められているというのが有力です。なんと、『数の子』の原料となる卵を産むニシンは、一尾で、3万~10万粒ほどの卵を産むとされています。確かに、子孫繁栄をイメージできますね。

 

パリパリ味付き数の子500g☆

弾ける食感を楽しめる、一級品の数の子をお届け。アラスカ州沿岸で漁獲される、良質で新鮮な天然ニシンを使用しています。こちらの数の子は、パリパリとした食感にこだわっており、一度食べると病みつきに!秘伝醤油と鰹出汁で上品な味付けの数の子、ぜひご賞味ください。

まとめ+関連記事

今回は、たらこを中心に、明太子やイクラ、筋子、キャビア、からすみ等の親の魚は何かについてご紹介いたしました。私たちは、様々な魚の卵を味わい、楽しんでいるのですね。これからも大切に食していきたいものです^^

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