トロトロシャキシャキの舌触りが美味しい山芋。そんな山芋ですが、皮も食べて大丈夫なのでしょうか?気になりますよね☆
そのため今回は、「山芋の皮は食べれる?栄養はあるか、皮の美味しい食べ方、レシピも」をご紹介します^^
山芋の皮は食べれる?
出典:https://www.kagome.co.jp/vegeday/eat/201803/8978/
食べられます!
長芋、自然薯など、どの種類の山芋も皮を剥いて食べるイメージが強いですが、実は皮ごと食べられます!
唯一、生で食べられる芋類だと言われている山芋は、他の芋類や野菜に比べ、見た目以上に皮が薄いので、食べている時の違和感は殆どないです☆
山芋の中でも、自然薯は皮が薄くて食べやすいです^^
皮ごと食べるのに抵抗や不安がある方は、自然薯を皮ごと食べるのがおススメです。
皮ごと食べると栄養素が効率的に摂取できる
食物繊維、アンチエイジングに効果的なポリフェノールや消化吸収作用を促進するアミラーゼなどの酵素、ビタミンやミネラルなど、山芋には様々な栄養素が含まれています。
それらの栄養素は皮だったり、皮と身の間に多く存在しています。
皮ごと食べると、芋の部分のみを食べる以上に栄養素を多く効率的に摂取できます☆
皮を食べる時の注意点
太くて鮮度の高い山芋を選ぶ
鮮度が低下して傷んだ皮を食べると、体調不良の原因になってしまいます。
また、細い山芋の皮はアクが強くなっている場合が多く、食べにくかったりします。
なので、皮を食べる時は、鮮度が高く、太い山芋を選ぶようにして下さい。
ヒゲ根を取る
皮とは反対に、ヒゲ根は硬くて存在感が強いので、残したままにすると皮を食べた時の食感が悪くなります。
ガスコンロの火で焼き切るか、キッチンバサミなどで切り取るなどして、皮のヒゲ根は取り除いておきます。
土を落とす
土をしっかり落とさないと、土に残っている土壌菌が体に入り、食中毒などを起こす可能性があります。
食べる際は、タワシなどで軽く擦り、しっかりと土を落として下さい。
調子が悪い時は控える
山芋の皮は体に良いですが、殆どが繊維でできている為、体調不良などで消化吸収の機能が低下していたり、生れ付き胃腸が弱い人が食べ過ぎると、逆に体に負担を与えてしまう可能性があります。
山芋の皮を食べる時は、体調を見て食べるようにして下さい。
加熱して食べるのもあり!
皮ごと食べたいけど、体調が気になる方は加熱して食べても大丈夫です。
加熱すると繊維が柔らかくなって、生の時より消化が良くなるので、消化器官への負担が軽減されます。
こんな山芋の皮はおいしいです!
しっとりしていて表面が滑らか
傷や凹み、ブツブツとヒゲ根が目立っているなど、表面が凸凹していない滑らかな皮がおいしいです☆
表面が滑らかでない皮の山芋は、発育不良や鮮度低下などで傷んで味が落ちている可能性があります。
また、皮がカサカサと乾燥している場合、山芋から水分が抜けて確実に鮮度が落ちているので避けて下さい。
肌色が濃く均一
肌色が濃く、ムラなく色付いている皮を食べるようにして下さい☆
色が不自然に白かったり、ヒゲ根の根元が黒ずんでいる皮は、鮮度が落ちている可能性が高いです。
皮が赤や紫の変色は酵素の反応が理由なので、鮮度が落ちている訳ではありませんが、変色してない山芋よりアクが強く、えぐみや苦み、渋みを強く感じるかもしれません。
食べるには、変色していない皮が一番美味しくて食べやすいです^^
真ん中に近い部分
皮を食べるのであれば、真ん中に近い部分が美味しくて食べやすいです☆
先端に近い細い部分の皮は、細胞が活発で他の部分よりもアクが強いので、特に生では食べにくいです。
山芋の皮の食べ方、レシピ
出典:https://www.kagome.co.jp/vegeday/nutrition/201703/6716/
皮ごとすりおろす
山芋をすりおろす時、皮を剥かずにそのまますりおろして、皮付きとろろにします☆
皮ごと、とろろにすると皮の繊維が壊れて食べやすくなる上、栄養素もそのまま効率的に摂取できます。
また、ネバネバ成分は皮やその付近に多いので、皮がないとろろよりもネバネバが強くなり、トロっとした食感になります☆
因みに、皮入りのとろろは仄かに土の香りがして風味が良く、味も通常のとろろよりも濃くて濃厚です☆
漬物にする
剥いた山芋の皮を、食べやすい大きさに切り、お好みの漬け込み液に漬けてから食べます☆
漬けてしんなりさせると、繊維が柔らかくなり、生のままでも食べやすくなります。
柔らかいながらも、シャクシャクとした食感が何とも言えません。
油で揚げる
ピーラーなどで薄く剥いた皮を素揚げにしたり、フライや天ぷらなど衣を付け、油で揚げて食べます☆
揚げると、上がった時のサクッとした食感が繊維の食感を和らげてくれるので、生食より食べやすくなります☆
また、程好く油の香りも混ざって、味わいや風味が香ばしくなり、また違った味が楽しめます。
初めて皮を食べてみる方には一番おススメの食べ方です^^
炒める
ピーラーなどで薄く剥いた山芋の皮を、油でサッと炒めて食べます☆
山芋の皮は生でも食べられるので、表面がこんがり薄いキツネ色になる位まで炒めれば、充分です(他の食材と炒める場合、山芋の皮は最後に入れるのがオススメ)。
生とはまた違う、フワフワでサクサクの食感が病み付きになります。
ごま油やバターを使って炒めると、風味が豊かになります^^
レシピ
皮付き山芋のすりおろし
出典:https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/process/66fac261b115a270d5ce81bf6ddfe6b6/
材料
- 皮付きの山芋 作りやすい量
作り方
- 表面の土を落とし、ヒゲ根を取り除く
- 山芋を好みの長さに切り、切り口から皮ごとすりおろして完成
(おろし器でも構いませんが、すり鉢とすり棒を使うと、より細かくできるので、舌触りが滑らかなとろろに仕上がります☆)
味を付けずに食べる場合は水分が多い長芋、出し汁などで味を付ける場合は粘りの強い、いちょう芋か自然薯のとろろが最適です☆
山芋の皮の浅漬け
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1540001220/
材料
- 薄く剥いた山芋の皮 作りやすい量
- しょうゆ 山芋が浸かる量
- みりん 醤油と同量
作り方
- 剥いた山芋の皮を好みの大きさに切る
- 密封袋にしょうゆ、みりん、皮付き山芋を入れる
(お好みで砂糖や料理酒で味を整えます。袋に入れて漬ける事で、少ない漬け液で満遍なく漬け込めます☆) - 袋の口を閉じて、冷蔵庫に入れて2日間漬ける
(2日間は目安なので、好みの頃合いを見て調節して下さい) - 器に盛って完成
山芋の皮チップス
出典:https://cookpad.com/recipe/5312612
材料
- 山芋の皮 作りやすい量
- 片栗粉 山芋の皮にムラなく付く量
- サラダ油 適量
- 塩 適量
作り方
- 山芋の皮を薄く剥いて、しっかり洗う
- 剥いた皮に片栗粉を満遍なくまぶす
- フライパンか底の深い鍋にサラダ油を入れて温め、山芋の皮を入れて揚げる
(水分が残るとべちゃっとなるので、しっかり揚げて下さい) - 上がったら熱いうちに塩をまぶして完成
山芋の皮ソテー(ごま風味)
出典:https://cookpad.com/recipe/5971253
材料
- 薄く剥いた山芋の皮 作りやすい量
- ごま油 適量
- いりごま(黒か白はお好みで) 適量
作り方
- 薄く剥いた山芋の皮を千切りにする
- フライパンにごま油を敷き、山芋の皮を炒める
- 焦げ目が付いたら、ごまと塩をふる
- ごまの香りが立ったら器に盛って完成
(お好みで海苔をふりかけてもいいです)
山芋の人気の通販はコチラ☆
静岡県産の自然薯です☆
見た目が歪で大きさも不揃いな為、1kgを今回の値段で提供が叶いました。
訳ありですが、味や鮮度の高さは変わりません。
まずは自然薯本来の味を楽しめる、とろろにしてご賞味下さい^^
フリーズドライした山芋を、粉末にしました☆
生の山芋を粉にしたので粘りはもちろん、香りや栄養素もそのままです!
水で解いてとろろにしても良し、生地のつなぎとして料理に混ぜるも良し。
用途が広いので使いやすいです☆
岡山県産の山芋です。
山芋の中でも特に人気で質の高い銀沫は、アクが少なさ、とろとろの食感、強い粘りに濃厚な味。
どれを取っても最高の味わいで、贈り物にもおすすめの逸品です。
山芋好きな方は是非、お試し下さい☆
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山芋の皮は食べられるというのを、少しでも理解して頂けたら幸いです。
皮も食べて、無駄なく山芋の栄養を頂いて下さい^^
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