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9月の旬の食べ物・食材は?イベント・行事で食べる野菜・果物・魚の一覧も

暑さも落ち着き、徐々に涼しく過ごしやすい季節になり始める9月。そんな9月ですが、旬の食べ物や食材は何があるのか気になりませんか?

そのため今回は、『9月の旬の食べ物・食材は?イベント・行事で食べる野菜・果物・魚の一覧!』をご紹介します^^

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9月が旬の野菜は?

  • さつまいも
  • しいたけ
  • しめじ
  • まいたけ
  • まつたけ

さつまいも

里芋やじゃがいも、山芋など秋に旬を迎える芋類はたくさんありますが、9月から旬を迎える芋類は、実はさついまいもだけです☆

旬を迎えたばかりのさつまいもは甘いだけでなく、みずみずしくもあり、どちらかというとあっさりした味わいになります。

因みに、収穫してから2~3ヶ月くらい貯蔵すると、逆に水分が抜けてホクホク、ねっとりした濃厚な味わいになります。

収穫してから手を加えなければ、さつまいもは長期的な保存が可能なので、味わいの違いを楽しむのも面白いです^^

キノコ類

キノコ類の中でも、しいたけ、まいたけ、まつたけが9月から旬を迎えます☆

1年中出回っているキノコ類は、旬の概念が薄いですが、秋が旬だと言われています。

中でも、キノコ類の最高峰と言われる、まつたけは秋が旬の食材の代表格です。

まつたけは人工栽培が難しく、育つ気候や日当たりの条件も限られているので、旬の間でも高い値段で市場に出回ります。

9月が旬の野菜の特徴

保存が効く

夏から秋を経て徐々に気温が落ちると、食材が収穫できなくなります。

そんな中でも、食料が尽きないよう、厳しい暑さを乗り越えて育ったさつまいもやキノコ類など9月から旬を迎える食材は、長期的な保存が効くような物が多いです^^

体調を整える

さつまいもにはでんぷんなどの糖質、キノコ類には食物繊維やビタミンやミネラルが多く含まれていますよね。

9月が旬の野菜には、夏バテなどで疲れた体を回復したり、エネルギーなどを蓄えて冬に備えた体作りを助ける効果があります。

暑さで何となく疲れた、免疫力を高めたいという時には積極的に取り入れて下さい☆

意外と少ない

ごぼう、にんじん、じゃがいもなどなど秋の野菜と言えば、思い浮かべる食材は多いかと思います☆

それでは、9月の野菜と言えば何を思い浮かべますか?

あまり想像が付かないですよね。

そうです、9月が旬のまっただ中であったり、旬の終わりである野菜は多いですが、9月から旬が始まる野菜は意外と少ないです☆

そんな9月は、夏の野菜も秋の野菜も美味しく食べられる貴重な月なので、色々な野菜に挑戦してみて下さい^^

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9月が旬の果物は?

  • りんご
  • 巨峰

りんご

1年通して市場に出回るりんごですが、1番早い品種だと9月に旬を迎えて、収穫されます☆

1番収穫時期の遅いりんごでも12月には収穫されるので、旬の時期は数ヶ月程度と、実はかなり短いです。

1年中りんごが出回る理由は、保存技術が発達して長期的な鮮度維持が可能になったからです。

りんごと言えば、種の周辺に蜜が入った蜜りんごがありますが、これは一定の時期しか見られないりんごなので、かなり貴重です。

りんごに蜜が入っているか入っていないかも、旬の判断になり得るかもしれません。

巨峰

ピオーネやナガノパープルなど、ぶどうの王様とも言われる巨峰は9月に旬を迎えます☆

9月に旬を迎える巨峰は大きいだけでなく、香りが甘く芳香で、果肉が締まっていてみずみずしいです。

味は、同じぶどうでも夏に最盛期を迎える小粒のデラウェアよりも、酸味より甘みが強く、食べやすくなっています。

皮に白い粉(ブルーム)が多く付着している巨峰が新鮮です^^

和梨

和梨も9月の食材の代表格ですね☆

早い品種だと7月や8月に収穫時期を迎えますが、9月に収穫時期を迎える品種が多いです。

9月に最盛期を迎える「豊水」という品種の和梨は、甘みの中に酸味がある、甘酸っぱくてあっさりした味わいになっています。

また、これより前に最盛期を迎える「幸水」よりも大きく、日持ちもします。

果汁の甘さ、シャキッとジューシーな食感を是非味わってみて下さい^^

栗も9月の食材の代表格ですね!

早い品種だと8月の中ごろから収穫が始まりますが、9月に最盛期を迎えて、10月までが旬と言われています(10月の頭に入ると、スーパーでもあまり見かけなくなります)。

栗に含まれるでんぷんは、さつまいもと似ていて、収穫してすぐ食べるよりも何日か置いてから食べると、でんぷんが糖に変わって甘みやホクホク感が強く感じられるようになります。

皮を剥いて茹でて食べるも良し、スイーツにするも料理にするも良し。

使い勝手が良い栗は用途が広いので、様々な使い方で味わって下さい^^

9月が旬の果物の特徴

9月が旬の果物はビタミンやミネラルが豊富で、体温を下げて体の火照りを抑えるだけでなく、消化管にも優しく夏の暑さで疲れた体を労わってくれます☆

夏の疲れが残っているなと感じたら是非、9月に旬を迎える果物を取り入れてみて下さい。

生で食べる以外にもジャムや果実酒にしたりと、用途が多いのも特徴なので色々な方法で食べるのも面白いかもしれません^^

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9月が旬の魚・魚介は?

  • サンマ
  • カツオ

サンマ

9月の代表的な魚と言えば、やっぱりサンマは外せないですね!

早い場所だと、サンマ漁は7月に始まりますが、根室から南下し始める9月から11月頃が1番身に脂が乗って丸々と太っていて、一番サンマの味を楽しめます☆

サンマはエサを食べてから排出するまでの時間が短いので、内臓にえぐみがなく、身だけでなく腸も塩焼きにすれば美味しく食べられるので、是非お試し下さい。

因みに、7月に漁獲されるサンマは旬ではないですが、初物として人気が高いです。

初物のサンマは太っていて脂が乗っている上に、ウロコが剥がれにくいので、刺身として食べられる場合が多いです。

カツオ

春と秋と旬が2つあるカツオですが、2回目の旬は9月が最盛期を迎えます☆

この時期のカツオは、「戻り鰹」とも呼ばれ、北上する中でエサを沢山食べて太っているので、脂がたっぷり乗っていて濃厚な味わいと、もっちりとした食感が特徴です。

脂が多く乗っている事から、「脂鰹」、「トロ鰹」とも呼ばれたりします。

因みに、春に旬を迎える時は「初鰹」又は「昇り鰹」とも呼ばれます。

この時の鰹は、戻り鰹よりも太っていないので脂も少なく、あっさりした味わいです。

サンマと並んで9月の代表的な魚である鮭(秋鮭とも言われますよね☆)。

母川回帰の性質がある鮭は、川で生まれて海で育ってから、産卵の為に再び生れた川に戻ってきます。

9月に旬を迎える秋鮭は、卵や白子を成長させる為に身の脂を使うので、身が引き締まっていて、あっさりとした味わいなのが特徴です。

因みに、同じ鮭でも5月ごろに漁獲される時鮭(トキシラズ)は、産卵期を迎えてないので卵や白子に脂を使わず、身にそのまま脂が乗っているので、秋鮭とは反対に濃厚な味わいになります☆

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9月の行事・イベントで食べられる食べ物は?

  • 菊酒・栗ご飯
  • おはぎ
  • 団子・里芋

菊酒・栗ご飯

菊酒と栗ご飯は、9月9日の重陽の節句に食べると言われています☆

9が重なる事から、重陽の節句と呼ばれますが、行事では菊を用いるので「菊の節句」とも呼ばれています。

菊には邪気を払って長寿の効能があると言われているので、この日には菊の香りを移し、菊の花を浮かべて「菊酒」を飲んで無病息災や長寿を願ったと言われています(菊は食べた経験がありますが、シャキシャキした食感でした)。

現在では、重陽の節句はあまり浸透していませんが、菊花酒を飲む習慣は平安時代からあり、実はかなり古い風習だったりします。

菊酒を飲む以外にも、湯船に菊を浮かべる菊湯に入ったり、菊を詰めた菊枕で眠ったり、菊を持ち寄って優劣を競う菊合わせをしたりと、菊の花を楽しむ日でもありました。

同時に、この時期は栗の収穫時期とも重なるので、庶民の間では「栗の節句」と呼ばれ、菊酒ではなく栗ご飯をだったり秋ナスを食べたりして、長寿を祝ったと言われています^^

秋になると、スーパーでも食用の菊が売られるようになるので、是非食べてみて下さい☆

おはぎ

おはぎは秋の彼岸、秋分の日に供えて食べるとされています。

彼岸の日には、ご先祖様に感謝してお墓参りなどをすると言われています。

その時にお供えして食べるのが、うるち米ともち米を小豆餡で包んだおはぎです。

古来から、赤い小豆には災難が降りかからないようにする、魔よけの効果があったとされ、穀物の豊作の象徴である米と組み合わせて、様々な祭事で食べられていました(そのような理由から、米と小豆の代表的な組み合わせ料理である、赤飯も祝いの席で食べられるようになってます)。

収穫の時期である秋にはおはぎを作って、神様に収穫を感謝していたともされています^^

団子・里芋

団子や里芋は中秋の名月、聞き慣れた呼び方だと十五夜の時に食べるとされています☆

十五夜、お月見の日は収穫物をお供えして、月に収穫を感謝する日と言われています。

お月見の日の代表的な食べ物と言えば月見団子ですが、これは穀物の収穫に感謝して米粉を丸めて作ったのが始まりだそうです(月見団子の数は、満月の数か新月から何日目の月かで決めるという説があります)。

昔は月の満ち欠けによって暦が作られ、農作業も進められていたので、豊作時には月に感謝をします☆

現在は、月見団子でなくても、月に見立てて丸いどら焼きや月ウサギに見立てたお饅頭を供えたりもするそうです。

因みに、十五夜は別名「芋名月」とも言われて、芋類の収穫を祝う行事でもありました。

この時には、小さな里芋を茹でた「きぬかつぎ」をお供えして芋類の豊作を月に感謝したと言われています(里芋の他に、さつまいもを供えたりもしていたそうです)。

まとめ+関連記事

9月が旬の食材やイベントで食べる料理を、少しでも覚えてもらえたら幸いです☆

現在は保存技術が高く、食材が1年通して出回るようになりましたが、食材を見たらこの季節なんだと、旬や季節感を常に持って、少しでも季節やイベントを楽しんでもらえたらありがたいです^^

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