爽やかな酸っぱさが特徴のキウイ。しかし、時には酸っぱ過ぎて食べにくい事もあります。そんな時はどうすれば良いでしょうか?
そのため今回は、キウイが酸っぱい時に甘くする方法と酸っぱくても工夫して食べる方法をご紹介します^^
キウイが酸っぱい!甘くする方法は?
出典:https://publicdomainq.net/kiwifruits-fruit-0008496/
テーブルの角に少しぶつける
キウイをビニール袋に入れて口を閉じ、テーブルの角にぶつけます!
この時に皮を破かないよう軽くぶつけて下さい。
皮が破れると、その部分から腐敗する可能性があるので、卵を割る感じでキウイが少し凹む程度の強さで大丈夫です。数個ずつ袋に入れてぶつけても良いですが、1つずつの方が失敗は少ないです^^
りんごと一緒に保管する
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ビニール袋にキウイとりんごを一緒に入れて、口を閉じてそのまま常温保存します。簡単ですよね☆
しかし、一緒に入れるりんごの品種には少し気を付けて下さい。もし手に入るなら、王林、ジョナゴールド、つがるという品種のりんごをおすすめします。
バナナと一緒に保管する
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バナナもりんごと同様に、同じ袋に入れて口を閉じて保存すると、キウイを甘くします。バナナはりんごのように、品種に気を付けなくても大丈夫です!
甘くなる秘密はエチレン
エチレンとは植物が出すホルモンの1つで、果物や野菜が成長する過程で多く吐き出されます。
つまり、エチレンが多く発生する程、果物や野菜は甘く柔らかくなって美味しく食べられます☆
エチレンを発生させる条件は主に2つあります。
外的な要因
果物や野菜は外的な要因を与えて細胞を損傷させると、それがストレスになり、エチレンを多く発生させると言われています。
なので、ぶつけたりするなどして外的な要因を与えると、キウイストレスを感じてエチレンが多く吐き出されて、甘くなります☆
先天的な要因
エチレンの発生量やしやすさは果物や野菜、その品種によってかなり異なります。
バナナやりんごが比較的にエチレンを吐き出す力が強いです。特にりんごは品種でもそれがはっきり分かれていて、スーパーでよく見かけるサンふじやふじよりも、王林やジョナゴールドやつがるがエチレンを多く吐き出すと言われています。
しかし、キウイはエチレンを吐き出す力が非常に弱く、外的のエチレンの影響を受けやすいです。その為、エチレンを多く吐き出すりんごやバナナと保存すると、影響を受けてキウイも甘くなります。
因みに、エチレンを吐き出す力が強いのはりんごやバナナの他に、梨や洋梨、桃などがあります☆
保管条件
効率良く、キウイにエチレンの影響を受けさせるには下の条件を満たして下さい。
袋の口を閉じる
口を開けたままにすると乾燥しやすくなるのはもちろん、エチレンが外に出て充満せず、上手くキウイに当てられなくなります。
常温で3日待つ
常温の理想は大体20℃くらいです。これより低いとエチレンが吐出されにくく、逆に高いと腐敗しやすくなります。
キウイが酸っぱくても工夫して食べる方法
はちみつとキウイで甘くなる!
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お好みの大きさに切ったキウイをはちみつに一晩漬け込み、キウイのはちみつ漬けにします☆
一晩漬けてはちみつがしっかり染み込むと、はちみつの甘さやまろやかさでキウイの酸っぱさが緩和されて、とても甘くなります。
そのまま食べても良いですし、ヨーグルトなどの上に乗せてトッピングとして食べるのもありです^^
キウイジャムを作る!
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皮を剥いて切ったキウイ、レモン汁、砂糖を鍋に入れて、とろみがつくまで弱火で煮詰めます。キウイが焦げ付かないように、小まめに様子を見て下さい。最後にレモン汁を入れてひと煮立ちさせたら、煮沸消毒した瓶に入れて保存します。
砂糖を入れて煮ますが、キウイの強めの酸味と絶妙に混ざり、あっさり甘い感じの仕上がりになります。
パンやヨーグルトなどに乗せて食べるのがおすすめです☆
切ってからしばらく置く
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キウイを好みの大きさ、形に切って器などに入れてラップをかけて、半日〜1日冷蔵庫に入れます。これだけでキウイが甘くなります!
キウイは、切ったらあまり日持ちはしなくなるので置いた後は冷凍などの保存処理をするか、食べ切るかして下さい☆
甘酸っぱいキウイマフィン
出典:tlalli.jp/post/164701041454/本日は人気のゴールデンキウイ-とチーズクリームのマフィンです-tlalli
マフィン生地の中に小さく角切りにしたキウイを混ぜ込み、そのまま焼き上げます☆
焼く時に生地の上に輪切りにしたキウイを乗せると、見た目も楽しめますね。加熱する事で酸っぱさが和らいだあっさりと甘さ控えめの味に、キウイの種のプチっとした食感が、食べていて楽しいです^^
ドライフルーツにする
出典:http://mag.fufururu.jp/gourmet/006914.html
薄くスライスしたキウイをクッキングペーパーで押さえて水分を抜き、クッキングシートに乗せてしっかりと水分を抜きます。2分加熱を2〜3回繰り返して様子を見て調節して下さい。
クッキングシートはその都度で交換して下さい。水分が多く残ると、カビが生えたりして腐敗する可能性があります。
余分な水分が抜けて甘さが凝縮されるので、キウイ本来のあっさりした甘さが口の中に残ります。また、生の状態と違って噛み応えもあるので、食べた時の満足感も大きいです^^
お酒のおつまみにも合い、個人的には好きです。ドライフルーツの状態にすると、最低でも半年から1年と長期の保存が可能になります☆
キウイが酸っぱいかどうかを見分けるには?
出典:https://publicdomainq.net/kiwifruit-fruit-food-0019231/
幅が広くて潰れているようなキウイが甘い
ヘタの真上から見た時の形が、真ん丸ではなく楕円形に近いキウイが甘いと言われています^^
楕円形に近いキウイは木の幹に近い部分に生っていたので、糖分などの栄養がどのキウイよりも行き渡っています。中には通常より糖度が1度高い、お宝キウイもあるそうです。
1番最初に生るキウイなので、通称で『長男くん』なんて呼ばれています☆
縦に押したときに弾力がある
キウイを縦に持って、親指と人差し指で軽く押して確認します。
キウイは熟しても皮などの見た目は大きく変わりませんし、果肉もさほど柔らかくなりませんが、真ん中の白い芯の部分が柔らかくなります☆
芯は最後に柔らかくなるので、この部分が柔らかくなっているという事は、追熟が進んでそれなりに甘くなっている事を示しています。芯が柔らかくなると、当然外の部分も柔らかくなるので、程好く弾力が出てきます。縦から押すと、それを感じ取る事ができます。
耳たぶ位の柔らかさを目安にして、硬ければ酸っぱいかもしれません。縦に押す時は、果肉を潰さないよう優しく扱って下さい^^
香り
熟したキウイは、少し触ってるとふわりと甘い香りが漂ってきます☆
香りで解るの?と思うかもしれませんが、意外と解ります!
表面
皮の色が薄い茶色で、産毛が全体にちゃんと生えているキウイが食べごろで甘いと言われています^^更に甘くなると、表面の産毛が寝てきたりもするそうです☆
解りにくいですが、目を凝らしてよく観察してみて下さい。
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ゼスプリキウイフルーツ完熟グリーンキウイ約3kg箱
食べ頃に熟したゼスプリのキウイフルーツです。通常のキウイより少し甘くなっているので、酸っぱさが気になる人でも食べやすいです。
【リョーカ】ゼスプリ サンゴールドキウイ100%ジュース 1000ml
サンゴールドという品種のゴールドキウイを使ったジュースです。果汁
100%なので、キウイの甘酸っぱい味が濃く、満足感も高いです。そのままはもちろん、炭酸で割るのもおすすめです!
甘く熟したグリーンのキウイを大量に食べたい場合こちらがおすすめ☆
食べ頃を迎えたキウイは甘く柔らかいので、食べやすくなっています。1玉も大きく、満足感も大きいです。
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いかがでしたか?こんなキウイなら甘いんだ、こうやって甘くするんだ、と言った事が少しでも記憶に残ってもらえれば幸いです。これで、いつでも甘いキウイが食べられます!是非、キウイの甘さを味わってみて下さい。
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