冷蔵庫に入れておいたえのきが茶色っぽくなってきたんだけど、
これってまだ食べれるのかな?
茶色になってきているのはもう食べないほうが良いかもしれません!
本記事で、腐っている・傷んでいるえのきの特徴などをまとめていますので、
当てはまる場合は食べずに廃棄しましょう!
この記事でわかること
- 腐ったえのきの特徴
- 新鮮で長持ちするえのきの選び方
- えのきの正しい保存方法
もくじ
えのきは腐るとどうなる?【変色・ぬめり・臭いetc...】
えのきどうなったら腐ってる?
えのきは腐ってきたり、傷んでくると下記のような状態になります。
- 茶色に変色する
- ぬめりが出る
- 酸っぱい臭いがする
- 柔らかくなる
- 傘がポロポロ取れやすくなる
えのきは、劣化し始めると黄色っぽくなり、次第に茶色に変色していきます。
茶色に変色したえのきは腐食がかなり進んでいる状態なので、食べるのは控えましょう。
そして、さらに変色が進むにつれて、ぬめりが出たり、酸っぱい臭いがするようになります。
えのきのぬめりは食べれる?成分や効果、食べたらどうなる?
シャキッとした束も柔らかくなり、傘もポロっと取れてしまいます。
べちゃべちゃになって水分が出てきている感じであれば、食べるのはやめましょう。
この状態にまでなると、流石に「食べよう!」という気は起こらないと思いますが、この状態になったえのきを食べてしまうと、激しい腹痛に襲われたり、中毒になる可能性もあるので処分するようにしてください。
ただ、えのきはえのきでも、「本えのき」や「ブラウンえのき」等の名前で売られているえのきは、元々薄茶色でなめこのようなぬめりがあります。
このえのきは、元々薄茶色でぬめりがあるもので、傷んでいたり、劣化しているわけではないので安心してくださいね☆
えのきはどのぐらいの状態なら食べられる?
先述したように、茶色に変色している、酸っぱいニオイがする、ぬめりがある状態のえのきは食べられません。
黄色っぽくなっているえのきは、劣化が進んでいる状態ではありますが、食べることはできます。
黄色っぽくなっているえのきを食べる時は、必ず加熱するようにしてくださいね。
「まだ食べられそうかな・・・?」と悩んだ時には、ニオイで判断することをおすすめします。
黄色っぽい段階でも、酸っぱい臭いがしたら、腐りかけている証拠なので、食べるのは控えておきましょう。
新鮮なえのきの選び方
新鮮で長持ちするえのきは下記のような特徴があります。
- キレイな白色をしている
- 軸が太いもの
- 全体的にハリがあるもの
まず、先述したように、えのきは傷みが進むにつれて白から茶色へと変色していくので、キレイな白色をしていれば新鮮な証拠です。
この時、束の根元付近を見るのも忘れないで下さいね☆
お店に並ぶえのきの中には、黄色っぽくなっているものが紛れていることがあります。
黄色っぽくなっているえのきは鮮度が落ちているので避けるようにしましょう。
えのきが入っている袋は透明なことが多いので、色も判断しやすいと思います♪
また、えのきは鮮度が落ちるとへにょへにょになってくるので、軸が太くシャキッとしているものを選ぶようにしましょう。
この時、袋に水滴がついていないかもチェックしてください。
鮮度が落ちると水っぽくなるので、鮮度が落ちて水っぽくなっているえのきの袋には水滴がついていることがあります。
袋からえのきの状態を確認する時はここも注目ポイントです☆
そして、えのき全体の束にハリがあり、背丈がある程度揃っているものも、新鮮で美味しいえのきを選ぶ際のポイントです。
傘の大きさも揃っているものだと尚良いですね^^
えのきは洗うべき?
えのきは、基本的には水で洗う必要はありません。
私たちがお店で購入するえのきは栽培種で、完全管理下で作られているものが殆どです。
天然のえのきには泥などが付いていたりしますが、完全管理下で作られたものは、天然のえのきと違い、菌や汚れが付着することもないので、洗う必要はありません。
えのきは水分を吸収しやすいので、洗ってしまうと食感が落ちてしまったりもします。
栄養価も水とともに流れてしまうので、えのきの食感や栄養価を無駄にしないためには、洗わずに調理することをおすすめします。
えのきは加熱して食べることが殆どなので、洗う工程を挟んでしまう事で、栄養価がさらに落ちてしまうんです。
また、洗うことで腐りやすくなるので、洗ってから保存するのはNGです。
ただ、中には「洗わないと不安」という方もいますよね。
えのきを洗う場合は、調理する直前にササッと水で流すだけで大丈夫です^^
天然のえのきで、泥やおがくずが付いている場合は、水を張った容器にえのきの柄を半分くらい入れて振るようにするとキレイに取れますよ☆
えのきの賞味期限と保存方法【常温・冷蔵・冷凍】
常温
えのきは傷みやすいので、常温保存には適していません。
どうしても常温で保存したいという場合は、えのきを乾燥させてから保存するようにしましょう。
えのきを乾燥させることで、常温でも数ヶ月保存することができます。
乾燥させる方法は、まず、えのきの石づきを切り落として、ほぐしてから風通しの良い場所に干します。
そして、水分が抜けたら、タッパー等に入れて保存します。
この際、乾燥剤もいっしょに入れておくと良いですね^^
乾燥えのきを作りたい場合はこの方法で長期保存することができますが、シャキシャキのえのきを食べたい場合は、購入した日に食べてしまうか、常温ではなく他の方法で保存することをおすすめします。
冷蔵
冷蔵庫で保存する時は、えのきを袋から取り出し、新聞紙やキッチンペーパーで包んでから袋に入れて保存しましょう。
えのきは冷蔵庫で何日もつ?
冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は一週間程度です。
えのきをお店で購入してから、そのまま冷蔵庫(野菜室)に入れて保存する方もきっと多いですよね。
当日や翌日など、すぐに食べるのであればそのままでも良いのですが、数日間えのきを保存しておく場合には、えのきをより美味しく食べるために、袋から出して新聞紙やキッチンペーパーで包んで、袋に入れておきましょう。
この時、えのきの根元部分の茶色くなっている部分は切らず、買ってきたそのままの状態でOKです☆
風味を損なわないためにも、そのままの状態で保存しておきましょう。
もし売っている袋のまま冷蔵庫で保存した場合は、2~3日が日持ちする限度になります。
冷凍
冷凍で保存する時は、根元部分を切り落として、手でほぐし、ジップロック等に入れて保存しましょう。
冷凍して保存した場合の賞味期限は一ヶ月程度です。
冷凍の場合、他の保存方法よりも長く保存できるのが嬉しいですね☆
えのきを含め、保存方法に悩んでしまうきのこ類ですが、冷凍保存は、本来のきのこの風味を損なうことがないため、一番おすすめな保存法です。
また、えのきは一度冷凍してから解凍することで、酵素の働きによって旨みが増すともいわれています。
えのきに関するよくある質問
えのきは切ってから何日もつ?
石づきの部分を切ってしまったら、2日以内くらいには食べた方良いでしょう。
基本的に、石づきの部分は切らずに保存しておいた方が賞味期限は長くなります。
えのきはどこまで切る?
えのきの石づきは、下から1cm程度着ればOKです!
石づき全部を切っていた方も多いのではないでしょうか?
思っているより、可食部は多いのでぜひ覚えておきましょう!
えのきは生で食べられる?
えのきは生で食べてはいけません!!
腹痛・吐き気に襲われる可能性があるので、必ず火を通してから食べましょう。
【まとめ】えのきが腐った時の特徴はしっかり覚えておこう!
えのきが腐った時の特徴・正しい保存方法などについて解説しました。
えのきは腐ると茶色に変色したり、ぬめりが出てきたりします。
こういった状態のえのきは食べずに廃棄してしまいましょう。
正しく保存すれば長持ちしますので、買ってきたえのきは切らずにジップロックへいれて冷蔵庫・野菜室で保存してくださいね!
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