森のバターとも言われ、高い栄養価を持つアボカド。そんなアボカドですが、食べようと切り分けておいたら、色が変わっていたという経験はないでしょうか?アボカドの緑を維持できる方法があったら良いですよね☆
そのため今回は、アボカドの変色を防ぐ方法7選!オリーブオイルやレモン、原因もご紹介します!^^
アボカドの変色を防ぐ方法7選!
出典:https://publicdomainq.net/avocado-fruit-food-0000506/
お酢を塗る
切ったアボカドの断面にお酢を塗って、タッパーなどに入れて保存するだけです☆
大きめの容器にお酢を少量入れて、その中にアボカドの切り口を浸ければ、満遍なく塗る事ができます。お酢に含まれる酢酸がアボカドの変色を防止して、色を維持してくれます。
ただ特有の匂いが残るので、使える用途は若干狭まりますが効果は期待できます^^
オリーブオイルを塗る
お酢と同じ要領で、アボカドの断面にオリーブオイルを塗って、そのまま保存します☆
こちらも、少量を表面に薄く塗るだけで大丈夫です。
オリーブオイルを塗ればそのまま使えるので、調理時間の短縮にもなり一石二鳥ですね^^
もしオリーブオイルがない場合は、サラダ油など食用の油で代用しても問題ありません。
塗り残しがあると、その部分から変色してしまうので、塗れてない部分がないように満遍なく塗り付けて下さい☆
たまねぎと一緒に保存する
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密封容器の底にざく切りのように小さく切った、又は細かく刻んだ玉ねぎを敷き詰め、アボカドを皮を下にして容器のフタやラップなどをして保存します☆
ディップやペーストにした場合は、種と一緒に散らすように玉ねぎを乗せて保存して下さい。
玉ねぎも匂いが強いので、アボカドへの匂い移りが気になるかもしれませんが、お酢程の匂い移りはないので安心して下さい。
それでも気になるという方は、普通の玉ねぎではなく、匂いが弱い赤玉ねぎとの保存をおすすめします。
赤玉ねぎの匂いは控えめですが、効果は普通の玉ねぎと変わりません^^
電子レンジを使う
半分に切ったアボカドを、ラップをしないまま電子レンジで加熱します☆
この時、アボカドの種は取らないままにします。
乾燥したりとアボカドに影響しなければ、加熱する時間に特に決まりはありませんが、500w~600wで10秒~20秒を目安に加熱して様子を見て調節して下さい。
レモン汁を塗る
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お酢と同様に、アボカドの切り口にレモン汁を塗ってから、保存容器などに入れて冷蔵庫で保存します。
レモン汁はお酢に比べて匂いにクセがないので、料理の用途が狭まる事はありません☆
お酢のツンとした匂いが気になる時はレモン汁を塗るのがおすすめです。
因みに、レモン汁以外にもライム汁やカボス汁など、酸味の強い柑橘類の果汁を塗っても効果は同じなので、好みとその時の状況に応じて変化をつけてみても面白いですね^^
ラップで冷蔵保存
出典:https://publicdomainq.net/plastic-wrap-0010927/
切ったアボカドをお好みの容器に入れて、空気が入らないようにピッタリとラップをして冷蔵庫で保存するだけです。
アボカドに変色防止の処理をしないままラップをかけるだけでもいいですが、レモン汁やお酢、オリーブオイルなどを塗って変色防止の処理をしてラップをしっかりかければ効果はかなり高まります。
ジップロックに入れて冷蔵保存
出典:https://www.irasutoya.com/2017/02/blog-post_353.html?m=1
ジップロックにアボカドを入れて、空気を吸い上げて冷蔵庫で保存します。
この時、ジップロックの袋がアボカドに張り付いて、形が浮き出る位までしっかりと空気を抜いて真空状態に近付けて下さい☆
7選の効果はほぼ同等
ここまで変色防止の方法は7選紹介しましたが、それだけ数があるとどの方法が効果的なのか気になりますよね。
保存環境にもよりますが、結論を言いますと7選の効果はほぼ同等と言われています。
真空状態を保つのも、ポリフェノールの活動を阻害するのも限界があります。
その限界に到達するのが早くて半日、長くても1日程度です。
なので、アボカドは切ったらすぐに食べるようにしましょう☆
アボカドが変色する原因・理由は?
出典:https://publicdomainq.net/avocado-fruits-0004653/
どうしてアボカドは変色する?
栄養価が高く、体に嬉しい効果が多いアボカドには、様々な酵素が含まれています。
その中でも、変色と1番関係が深い酵素はアボカドの苦みや色素の成分の素である、ポリフェノールです。
アボカドに含まれるポリフェノールが、空気中の酸素に触れて、そばかすやシミの原因としても知られている、メラニン色素を作る事によって茶色っぽく変色します。
りんごなどのフルーツや、れんこんなどの野菜を切ったまま放置したら、変色するのと原理は同じですね☆
アボカドの種は残しておいた方が良い?
種を残しておけば、果肉が空気や調理器具に触れる部分が当然少なくなります。
なので、アボカドの緑を持続させるなら、種は残して下さい!
冷凍保存も可能?
出典:http://www.leaf2000.ne.jp/blog/?p=1151
アボカドは冷凍保存も可能です!
好みの形に切るかペースト状にしてから、フリーザーバックに入れて冷凍します。
この時、なるべく空気を抜いて下さい。また、切ってから冷凍する場合、冷気の通りを良くする為に、なるべくアボカド同士がくっつかないように気を付けて下さい。
冷凍すると、1ヶ月は保存が効きます!
食べる時は自然解凍すれば、冷凍前と同じ味と食感を楽しめます^^
変色したアボカドも食べられる?
変色しても味や食感、栄養価など鮮度の変化はないので、食べても大丈夫です☆
メラニン色素を口にしても直接、体に害ははいので食べたところで特に問題はありませんが、見映えがあまり良くないので、料理の幅は少しだけ狭まります。
変色が気になる場合は、その部分だけ取って食べれば問題ありません^^
変色防止の方法が効果的な理由
ここまで、アボカドの様々な変色防止の方法を紹介していきましたが、これらの方法が効果的なのには以下の2つの理由があります。
空気に触れさせない
色素成分でもあるポリフェノールは、空気中の酸素だったり調理器具に反応して変色を起こします☆
なので、酸素に触れる時間や面積を少なくすれば、アボカドの変色は防止できます。
オリーブオイルを塗る、ラップをかける、空気を抜いてジップロックに入れて保存するのが効果的なのは酸素に触れるのを防いでくれるからです^^
酵素の働きを阻害する
ポリフェノールは繊細な存在で、活発に活動するには条件が主に2つ必要になってきます。
それはpHと温度です☆
pHは酸性かアルカリ性かを示す数値で、これがどちらかに傾き過ぎていてもポリフェノールの活動は阻害されます。
お酢やレモンに含まれる酸により、pHが酸性に傾くのでポリフェノールの働きが阻害されて、変色を防止できます。
もう1つは温度ですが、これは高温過ぎても低温過ぎてもポリフェノールは活動が阻害されます☆
電子レンジで加熱したり、冷凍保存が効果的なのはこういった理由があります。
人間でも気温が暑過ぎたり寒過ぎたりすると体調を崩しますが、それと同じです^^
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メキシコ産 ”アボカド” 約1.2kg 6〜8玉
本場メキシコ産のアボカドです☆。濃厚でまろやかな食感や味が病み付きになります。8玉が少なく感じると思います☆
冷凍 アボカド ダイスカット 500gパック×1個
ダイスカットした冷凍アボカドです。完熟特有のクリーミーなとろけるような食感が何とも堪りません。解凍してそのままサラダに、ペースト状に潰してなど用途も広くて使いやすいです!
[餃子の王国]【冷凍アボカド 500g】アボカドをスライスし冷凍しました!
あの餃子の王将がスライスしたアボカドをそのまま冷凍しました☆
皮も種もないので、食べたい時に解凍してすぐに食べられます。食べやすい大きさなので、お好みの調味料で味付ければ、ちょっとしたおつまみにもピッタリです。
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アボカドの変色に悩んでいる人、ここで紹介した方法を試して頂けると幸いです。今回紹介した予防法を試行すれば変色は防止できますし、変色しても味や食感などは変わらないので食べても問題はありません。しかし、切ってしまったらなるべく早めに食べるようにして下さい^^