色を除いてブロッコリーとそっくりなカリフラワーですが、その冷凍保存はどんな方法ですればいいでしょうか?
またその際の賞味期限や日持ちも気になりますよね☆ また解凍方法が生か茹でた物で変わるようです!
もくじ
カリフラワーの冷凍方法は?
出典:https://cookpad.com/recipe/2854724
カリフラワーを冷凍保存する際は、生のままではなく硬めに下茹でしてから小分けにした状態で冷凍庫に入れるのがベターです。
また、冷凍保存する際には、最初から袋などに入れるのではなく、ステンレス製のトレイなどにラップを敷き、そこに広げて冷凍庫に入れるようにすれば、一気に凍らせることができるので多少なりとも食感の劣化を抑えることができるんですよ。
ですので、できる限り新鮮で美味しい状態のカリフラワーを食べたいのであれば、ぜひこの方法で冷凍するようにして下さいね。
常温
カリフラワーはブロッコリーやキャベツと同じく、「アブラナ属アブラナ科」に分類されていることから低温を好むため、常温保存には不向きです。
というのも、常温というのは一般的に温かい環境であることが多いんですが、カリフラワーの場合はそういった環境に置かれると花が開いてしまうんです。
本来、カリフラワーは花が開く前の状態の物を食べるのが当たり前ですので、「できる限り美味しく食べたい」、「しばらくの間保存したいな」という場合は、冷蔵保存か、冷凍保存がオススメです。
冷蔵
出典:https://www.irasutoya.com/2017/11/blog-post_53.html
冷蔵保存は、「比較的すぐに使いきる予定」という時に最適な方法です。
ちなみに、カリフラワーは袋に入っている状態で販売されていることが多いんですが、こういった場合のベターな冷蔵保存方法を順に解説すると・・・
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というものです。
一見すると判るようにかなりシンプルなものですので、時間をかけずに簡単にできるのが嬉しいですね。
ただ単に丸ごと冷蔵保存するのではなく、保存前にこういった一手間をかけることによってより美味しく食べることができるので、ぜひ実践してみて下さい。
冷凍
冷凍保存は冷蔵保存とは違い、「すぐに食べる予定が無い」という時にオススメの方法です。
その方法の手順を解説すると・・・
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というものです。
冷蔵での保存方法と比べると若干手間に感じますが「これも美味しく食べるためだ」と考えて、ぜひ実践することをオススメします。
ちなみに、カリフラワーを冷凍保存する際は、生か加熱したものかでその解凍方法が変わるんですが、どう変わるのかというと・・・
生のカリフラワーを冷凍した場合の解凍方法
生のままの冷凍した場合は、解凍したときに酵素反応により風味が損なわれたり、弾力が悪くなったりしてしまので、解凍せずそのまま加熱調理するようにします。
美味しい状態で食べようとしているのに、いざ解凍して「さあ、食べるぞ!」となった時に、せっかくの美味しさと風味が損なわれていたのでは、何のために冷凍保存したのか判らないですからね。
ですので、生のカリフラワーを冷凍した場合は、解凍せずそのまま加熱調理するようにしましょう。
ちなみに、カリフラワーを生のまま冷凍する方法は、加熱したものと同じく袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍します。
加熱したカリフラワーを冷凍した場合の解凍方法
加熱した場合の解凍方法は、自然解凍もしくは流水解凍が一般的です。
ちなみに、加熱したカリフラワーはすでに酵素が失われていることから、問題なく冷凍・解凍できるんですよ。
また、凍ったまますり下ろすことによって、加熱することなくソースやスープの材料としても使えるので、カリフラワーを冷凍保存する際には必ず加熱してからにしましょう。
漬けてピクルスにする保存方法
こうすることにより、常備薬ならぬ「常備菜」として保存することができます。
作り方としては、酢・水・白ワイン・砂糖・塩などを混ぜ合わせた調味液に、茹でてよく水気を切った状態のカリフラワーを入れて2日程度漬け込むという非常にシンプルなものです。
また、2週間程度の日持ちもするので、「何か斬新な保存方法は無いかな」と考えている人にはうってつけの方法ですよ。
カリフラワーの保存方法と賞味期限は?
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1375269?title=カリフラワー
冷凍
冒頭でも書いたようにカリフラワーは低温を好むので、保存する際には冷凍保存が一般的で、しっかりと保存ができていれば何と1~2か月という長期間にわたって保存できるんです。
その方法は上の項で書いた通りですが、本来「保存に適さない野菜」と言われているカリフラワーが、ここまで保存がきくのは凄いですよね。
ですが、それ以外の保存法の場合はどうなのかというと・・・
常温
常温に関しては、冷暗所がベターです。
保存の手順は・・・
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というものです。
ですが、カリフラワーは常温保存に不向きな野菜ですので、遅くても次の日には食べるようにしましょう。
冷蔵
冷蔵の場合は、保存方法は常温の場合とほぼ変わらずですが、違うのは冷蔵保存だけに冷蔵庫の野菜室に入れることです。
カットしていない物に限って言えば、保存の手順は・・・
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というものです。
ただ、この冷蔵保存であっても、その賞味期限はわずか2、3日ととても短いので、長期保存をしたいのであれば、やはり冷凍保存が一番だと言えます。
ですので、一時的な保存なのかそうでないのかによって保存方法を変えなくてはならないという若干の手間はありますが、やはり購入からなるべく早い段階で食べることが基本だと覚えておくようにしましょう。
カリフラワーが腐るとどんな変化がある?
出典:http://osumi-1950.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-169a.html
カリフラワーが腐ってしまった際に見られる主な変化としては・・・
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などがあります。
順に解説すると・・・
異臭がする
カリフラワーは、腐ると他の野菜と同じように異臭を放つようになります。
ちなみに、カリフラワーは茹でている時にも独特の臭いがあるんですが、腐っている場合はそれとは全く別物の酸っぱい臭いですので、すぐに判るでしょう。
こうなってしまうと、もはやどう調理しても食べることができない「手遅れ状態」です。
「これぐらい大丈夫だろう」という安易な気持ちで口にして、万が一食中毒などを起こしてしまってはいけないので、潔くゴミ箱に捨ててしまいましょう。
ぬめりがある
表面から水分が出ていてヌルヌルし、ぬめりがある場合も、腐っているとみて間違いありません。
この症状も他の野菜が腐ってしまった時と同じですから、当然ですね。
なお、この症状と上でご紹介した異臭とはセットであることがほとんどですので、もしこのような状態になっている場合は、やはり問答無用で捨ててしまうのがベターですよ。
まかり間違っても、調理して食べることなど絶対にしないで下さいね。
黒または茶色の斑点がある
この状態はまだ腐敗の初期段階なので、一部分だけがこうなっている状態なら、その部分を切り落とせば他は問題なく食べることができます。
なお、見た目がどうしても気になるようであれば、加熱処理をすればOKですよ。
ですが、この斑点と共に上でご紹介した2つの変化が起こっている場合は言わずもがな「完全OUT」ですので、すぐにゴミ箱にINしてしまいましょう。
新鮮なカリフラワーの選び方
出典:https://pixabay.com/ja/photos/野菜-カリフラワー-食品-699995/
新鮮なカリフラワーを選ぶ際のコツとしては・・・
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などが挙げられます。
順に解説すると・・・
つぼみの全体部分がしっかりと締まっていて、硬い
そもそもカリフラワーはつぼみの部分を食べることから、ここがしっかりと引き締まり硬い物を選ぶこと、そして、色が白い物を選ぶことが大切です。
ここが古くなるとブロッコリーと同じくつぼみ全体が柔らかくなったり、黄ばみや黒い点などが出てきて味が落ちてしまうので、ある意味新鮮さを見極める1番のバロメーターと言えるでしょう。
「少しでも美味しい物を食べたい」という気持ちは万人に共通していることですので、しっかりと見極めて下さいね。
持った時にずっしりと重みを感じる
カリフラワーのつぼみ部分は「花蕾(からい)」と呼ばれ、質の良いものはこの花蕾が密集していることから、手に取った時にずっしりとした重みを感じることができるのが特徴です。
それに、手に取った時に重みを感じるとどことなく「おっ、ひょっとしてこれは当たりかも」という、得をしたような気持ちになりますしね。(?)
カリフラワーのみならず、新鮮なものほど美味しい食材は無いので、スーパーや市場などで購入する際には外見だけで判断するのではなく、しっかりと手に取ってその鮮度を確かめるようにしましょう。
軸の切り口が瑞々しく、空洞ができていない
軸(茎)の部分が瑞々しく、空洞ができていない・「ス」が入っていない物も、新鮮かどうかを見分ける大切なポイントのひとつです。
逆に、この条件を満たしていない物は、つぼみ部分の水分も十分ではないほか、傷み始めている証拠ですので購入は避けるべきです。
そういう意味でも、外見だけで判断するのではなく、しっかりと手に取って鮮度を確かめることが大切だと言えるでしょう。
カリフラワーを食べ過ぎるとどうなる?1日どれぐらい目安?
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/338735?title=フレッシュサラダ
カリフラワーは基本的にある程度食べ過ぎても体に害はありませんが、あまりに度が過ぎてしまうと、甲状腺の機能が低下してしまったり、それが生であった場合は胃に負担がかかってしまいミネラルの吸収率が阻害されてしまったりというリスクがあります。
これらの原因は、カリフラワーやブロッコリーなどのアブラナ科の食べ物に多く含まれていると言われる「ゴイトロゲン」の働きによるものです。
この症状が出ると野菜を食べてエネルギーをチャージするどころか、逆にエネルギーが低下して気力が減退してしまったという実例もあるんですよ。
とは言っても、多少であれば食べ過ぎても何も問題は無いので、1日に1/4〜1/2株くらいを目安に食べるのが良いでしょう。
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塩と酢を入れて固茹でし、密封容器に入れるだけで1、2か月も日持ちするカリフラワーの冷凍保存。
すぐに食べない時の対策として賢く活用しましょう。
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