春の風物詩として知られているこごみですが、山菜摘みや購入した際に下処理・下ごしらえはどのようにすればよいのでしょうか?
また、こごみの食べ方や賞味期限や保存方法も気になりますね☆
もくじ
こごみの下処理・下ごしらえの方法
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2433537?title=こごみ
こごみはアクが少ないので、アク抜きする必要性は他の食材に比べると低いですが、汚れや小さな虫などが付いている可能性があるため、綺麗に洗う必要がります。
それでは、こごみを美味しく召し上がれるための下処理、下ごしらえ方法をご紹介します。
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くるりと巻いている部分を伸ばし、流水で洗う
出典:https://cookpad.com/recipe/5634655
まず、こごみの頭のくるりとなっている部分を伸ばしてきれいに汚れを洗います。
どんな野菜にも汚れはありますが、特に、こごみのくるりとした部分には、砂や小さな虫など汚れが付着していることがあります。
またこの時、こごみの茎が固いものがあったり、摘み取ったものの場合にその切断面が黒くなっていたりする場合があるので、忘れず切り落としましょう。
ですので、こごみの美味しい料理が完成して食べた瞬間…アウッ…となってしまわないように、しっかりと汚れを取り除くようにしましょう。
熱湯に塩を加え、軽く茹でる
出典:https://cookpad.com/recipe/5634655
鍋に水を用意し、沸騰させたら塩を少々注ぎ、こごみを入れて2~3分ほど茹でます。
この時、注意しなければいけない事は、茹で時間です。
茹で過ぎてしまうと、こごみの美味しさが損なわれてしまいますので、茹で時間には気を使ってください。
また、こごみはアクが少ないので、この塩茹でにより少ないアクがさらに抜け食べやすくなります。
気になる人にとって嬉しいポイントですね。
冷水で軽く冷やす
出典:https://cookpad.com/recipe/5634655
茹で終わりましたら、すぐに別の容器に移し、冷水に取ります。
これにより、こごみは引き締まり、シャキシャキ感が残った美味しいこごみになります。
ですので、この工程も忘れずに行いましょう。
ちなみに、この工程は、ホウレンソウやブロッコリーなど温野菜向けの野菜でも行いすので、覚えておいて損はありませんよ。
ザルに移し、水気を取る
出典:https://cookpad.com/recipe/5634655
ここまでくればもう終わり!水分でふやけないように、冷水に浸かったこごみをザルに移し、余分な水分をしっかりと取り除きます。
この時、キッチンペーパーなどでよく水分を取ることが大切になります。
これで下処理は完成です。
こごみの下処理・下ごしらえのやり方動画
文字や画像では、わからない細かな手の動かし方や動作などが非常にわかりやすくなっている動画がこちらになります。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=EEMNCevm9hY
いかがでしょうか?
手の動かし方や動作を実際に見ることができるので、非常にわかりやすくなっていますね。
また、この動画は、こごみ以外のタラの芽やふきのとうといった山菜の下処理・下ごしらえ方法も紹介して勉強になりますね。
これを機に、他の山菜に挑戦してもいいかもしれませんね。
こごみの美味しい食べ方・レシピ
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/447655?title=こごみおひたし
こごみは、あくが少なく調理しやすい山菜ですので、ホウレンソウなどと同じ感覚で茹でて調理するパターンや炒めるパターンなどが考えられますが、どういった食べ方・レシピがあるかというと・・・
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こごみの天ぷら
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1760017540/
こごみの歯ごたえと衣の歯ごたえが奏でる絶妙なハーモニーがたまらないこごみの天ぷらです。
その材料と作り方は・・・
☆材料(2人分)
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☆作り方
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と、なります。
作る際のポイントは、てんぷら粉と水は量を調節して少なめにし、衣は薄く漬けるようにすることです。
そうすることで、サクサク感とシャキシャキ感をより良く味わえます。
こごみの天ぷらに、塩をまぶして食べると…お酒が止まりません。
定番ですが、その美味しさは1級品!
変わらない美味しさをぜひ。
こごみのお浸し
出典:https://www.recipe-blog.jp/profile/152174/blog/17980474
定番なレシピの2つ目、簡単に作ることができて嬉しいこごみのお浸しです。
その材料と作り方は・・・
☆材料
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☆作り方
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と、なります。
なんということでしょう!
お手軽感を地で行く料理筆頭という感じがしますね。
こごみの美味しさをそのまま食べられて、お酒のおつまみやご飯のお供にピッタリのレシピです。
こごみの醤油漬け
出典:https://ws-plan.com/tukemono/syouduke/kogomi-syouyuduke.html
こちらもシンプルで簡単なレシピのこごみの醤油漬けです。
その材料と作り方は・・・
☆材料
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☆作り方
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と、なります。
簡単に作ることができますが、1時間の漬け置きが必要ですので、時間に余裕がある時に作りたいですね。
あ!もちろん、味は折り紙付きですよ。
こごみの胡麻和え
出典:https://ws-plan.com/sannsai/kogomi-goma.html
ゴマの風味がこごみの美味しさを一層引き立ててくれるこごみの胡麻和えです。
☆材料
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☆作り方
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以上が、材料と作り方になります。
材料は、一見してわかる通り非常に少なく、ホウレンソウのお浸しと同じ要領で和えるだけですのでシンプルです。
味は、胡麻が効いているので、ご飯の前菜に最高のお浸しはいかがでしょう?
こごみぜんまいの漬物
出典:https://cookpad.com/recipe/1112391
こごみぜんまいの漬物…漬物と聞いて少しレベルが上がったように感じますが、意外と簡単なレシピです。
☆材料
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…意外に簡単かも?!
☆作り方
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どうですか?
簡単でしょう?
茹で時間はもう少し長くして好みの固さにしても良いかもしれません。
また、ここに人参などを加えると、一層華やかになりますよ。
これだけの材料と工程で非常に美味しい漬物ができるので、ぜひ作ってほしいです
わさび薫るこごみとふきのお浸し
出典:https://coconomi.shop/blog/2471/
わさびの香りがポイントで、子供にはまだ難しい大人なレシピのわさび薫るこごみとふきのお浸しです。
大人向けということもあり、少し難易度が上がっていますよ。
☆材料(2人分)
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☆作り方
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材料と作り方は以上になります。
少し難しくはなっていますが、その分、美味しさもUPです。
お浸しとは違い、少しツンとしたわさびとカツオの味が食欲を注ぐ、少し大人の味がするお浸しも是非お試しください。
こごみの保存方法と賞味期限は?
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2284708?title=こごみ
こごみは、山菜の中でもデリケートな野菜ですので常温保存に向いておらず、収穫してからの賞味期限は冷蔵保存をしてもおよそ2~3日となります。
では、そんなこごみをなるべく日持ちさせる方法をご紹介します。
冷凍
こごみを長期保存する場合の選択肢は限られ、そのうちの1つが冷凍保存で、その賞味期限は2~3か月となります。
その冷凍保存の方法は以下のようになります。
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解凍するときは、時間がある場合は自然解凍を、ない場合は電子レンジで解凍してください。
ここで、注意が1つ。
賞味期限は2~3か月となりますが、これはあくまで目安ですので、なるべく早く食べるようにしてください。
冷蔵
次は、冷蔵保存で、その賞味期限は2~3日と短期間となっています。
冷蔵保存方法はシンプルで、洗わずに新聞紙などで包み、穴を数カ所開けた袋に入れた状態で冷蔵庫へ入れます。
こごみを入れる袋に穴をあける理由は、呼吸することができるようにです。
こごみも生きているので呼吸できないと枯れてしまいますからね。
本来購入したこごみは、すぐに食べるのがベストなのですが、どうしても短期間保存しておきたいというときに便利な方法になります。
また、賞味期限はあくまで目安ということも念頭に置いておいてください。
乾燥
冷凍保存と同様に、2か月ほどもつ保存方法が、こごみを乾燥させるという方法です。
その方法は、固めに茹でたこごみを平らなザルに広げて裏を返しながら、綺麗に乾燥するまで3日ほど天日に干します。
その後、乾燥したら乾燥剤と一緒に密閉容器に入れて保存します。
そして、調理するときは、干し椎茸と同じ要領で、水で戻します。
この方法でも同様に、賞味期限は目安です。
こごみの美味しい通販のおすすめ☆
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人間の手の小指ほどの十分な太さがあり、味噌和えやお浸しなどとの相性はもちろんバッチリ。
採れたての味をぜひ。
こごみと笹竹をラー油をベースにしたタレに漬け込んだ「こごみ笹竹(ラー油味)」です。
2つの食材の抜群の相性が織りなす絶妙な味から引き出されるマイルドな辛さが◎。
一度食べると箸が止まらなくなること必至。
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物産展でもなかなか手に入らない新鮮なこごみやタラの芽・ふきのとうなど普段味わえない食材を堪能できますよ!
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こごみはアクが少なくて下処理も簡単です。また、食べ方・レシピも定番の天ぷらから工夫したものまで多様ですので、ぜひ食べてください!
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