春を代表する山菜として有名なこごみですが、調理する際の茹で方や茹で時間はどうなっているんでしょうか。
また下処理・下ごしらえの方法や、美味しい食べ方・レシピも気になりますね。
そのため今回は、「こごみの茹で方と茹で時間は?下処理・下ごしらえの方法や美味しい食べ方も!」をご紹介します!^^
もくじ
こごみの茹で方と茹で時間は?
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/446873?title=こごみ
こごみの正しい茹で方は、こごみをよく水洗いして鍋にお湯を沸かし、沸騰してからこごみを鍋に入れ、茎を先に少し茹でてから頭を入れると1分~2分で茹で上がるので、そうしたらザルに上げます。
一見して判るように比較的簡単な手順なんですが、こごみを茹でるにあたって最も大切なものは茹で時間です。
というのも、少しでも過ぎてしまうと、こごみが本来持っていてとても美味しいと言われているぬるっとした独特の食感が失われてしまうからなんですよ。
ですので、食感と味が最もベストの状態のこごみを食べるためにも、必ずこの1分~2分という時間を厳守するようにして下さいね。
こごみの下処理・下ごしらえの方法
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2284707?title=コゴミ
こごみの下処理・下ごしらえでキーポイントとなるのは、初めに流水でよく洗うことになります。
というのも、山菜採りなどで採ってきたものの多くは、枯れ草などのごみが付いていたり、先端の方に虫が付いていたりすることがあるんですよ。
ですので、しっかりと水洗いするようにいましょう。
それも含めたこごみの下処理方法および手順はというと・・・
1.こごみの先端部分(クルッと巻いている部分)を軽く伸ばしながら、丁寧に水洗いする
2.熱湯に塩を加え、2~3分茹でる
3.茹で上がったらすぐに冷水に漬けて短時間でザルに上げ、水気を切る
4.茎の下の茶色い部分を切り取り、ペーパーで水分を拭き取る
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となります。
なお、こごみは山菜類の中でもアクが少ないので、アク抜きをする必要はありません。
また、収穫したばかりのこごみの茎の中には硬いものが含まれていることがあるんですが、これは噛み切ることができず食べられないので、調理する際に切断するのがベターです。
美味しく食べるためにも、ぜひ覚えておいて下さいね。
なお、この方法をわかりやすく解説しているのがこの動画になります。
この動画はこごみだけではなく、タラの芽やふきのとうの下処理法も一緒に紹介されているので、それらの山菜の下処理方法もぜひ参考にして下さい。
こごみの美味しい食べ方・レシピ
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1390016304/
では、そんなこごみの美味しい食べ方やレシピはどういったものがあるのかというと・・・
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などがあります。
順に解説すると・・・
こごみの天ぷら
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1390016304/
こごみの天ぷらは、「こごみを食べるならやっぱりこれ!」と言っても過言ではないほど一般的に広く知られているもので、岩塩や香味塩などで食べれば、つい食べ過ぎてしまうほどの美味しさなんですよ。
その材料と作り方を解説すると・・・
☆材料(3~4人分)
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☆作り方
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となります。
上手く作るコツとしては、こごみの葉のクルッと巻いている部分は汚れがたまりやすいので、その汚れをしっかり落とすこと、そして、揚げる際に揚げ過ぎないことです。
どちらも美味しく食べるためには欠かせないことですので、抜かりなく行って下さいね。
こごみのマヨネーズ&醤油漬け
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1890002459/
このこごみのマヨネーズ&醤油漬けは、料理というより味付けのひとつなんですが、数あるこごみを使った料理の中でも最も美味しく食べることができると話題になっているんですよ。
その材料と作り方を解説すると・・・
☆材料(2人分)
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☆作り方
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となります。
こごみは水っぽさが残りやすいので、盛り付ける際はしっかりと水気を切ることが大切です。
その際には、キッチンペーパーを使うと簡単で便利ですよ。
そして、上手く作るコツはやはり1~2分という茹で時間ですので、こごみを鍋に入れたらその場を離れないようにして下さいね。
1にも2にも「茹で時間厳守」を心掛けるようにしましょう。
こごみの胡麻マヨネーズ和え
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1050013102/
このこごみの胡麻マヨネーズ和えは、特に血圧が高めの方にオススメの健康志向料理です。
どちらかと言えば塩分少なめで薄味なんですが、ごまの香りが食欲をそそり、一口食べれば箸が止まらなくなること必至ですよ。
その材料と作り方を解説すると・・・
☆材料(3人分)
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☆作り方
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となります。
作る際のポイントとしては、炒り白ごまを食べる直前に切って振りかけることです。
こうすることでごまの香りが食欲を掻き立て、美味しく食べることができますよ。
ひょっとすると、濃い味が好きな人の中には「いや~、薄味なのはちょっとなあ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、いざ食べてみると「何だこれ、凄く美味しいじゃないか!」となる可能性大ですので、濃い味が好きな人にもぜひ食べて頂きたい一品です。
こごみの塩茹で

こごみの塩茹では、何と言っても「簡単にできる」ということがウリですので、「何か一品料理を作りたいけど時間が無い」という時などにピッタリの一品なんです。
その材料と作り方を解説すると・・・
☆材料(3人分)
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☆作り方
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となります。
いかがですか?
「シンプル・イズ・ベスト」のお手本と言っても過言ではないぐらいに簡単ですよね。
シンプルなだけに、こごみそのものの味や独特の食感を味わうことができるので、ある意味「一品で2度美味しいメニュー」なんですよ。
ですので、「手間をかけずに美味しい料理が食べたい」という方は、ぜひ作ってみて下さいね。
こごみのお刺身
出典:https://cookpad.com/recipe/1810215
塩茹でと同じく簡単に作ることができ、食べ方もシンプルなだけにこごみ本来の美味しさを味わえる一品のこごみのお刺身です。
その材料と作り方を解説すると・・・
☆材料
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☆作り方
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となります。
特に新鮮なうちにお刺身にして食べるととても美味しいので、「山菜採りで新鮮な物を収穫してきたんだけど、どう料理しようかな」と悩んだ時にはもってこいですよ。
シンプルだからこそダイレクトに伝わるこごみ本来の味をぜひ。
こごみの卵とじ
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1390016491/
こごみの卵とじもまたシンプルであり、箸休めにピッタリの一品です。
こごみ独特の食感と卵のハーモニーが絶妙ですので、箸休めのつもりが一度食べたら完食してしまうこと必至ですよ。
その材料と作り方を解説すると・・・
☆材料
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☆作り方
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となります。
一見するしてわかるように、出来映えだけではなく作り方も非常にシンプルです。
ですので、塩茹でと同じく「できるだけ手間をかけたくない」、「簡単に作れる美味しいこごみ料理が食べたい」という時にはぴったりの料理です。
こごみの美味しい通販のおすすめ☆
天然きのこや天然山菜の専門店として知られている「奥会津旬彩館」の「こごみ500g」です。
人間の小指ほどの太さがあってとても瑞々しく、茹でて食べると香りが引き立ちGOOD。
朝採れ・産地直送の味をぜひ。
京都で四季折々の野菜や京野菜を提供している「京野菜 かわまさ」の「秋田県産こごみ」です。
言わずもがなとても新鮮で美味しいほか、お浸しや刺身などアレンジ法があるのが◎。
ぜひ食べて春らしさを感じて下さい。
こごみをごま油で揚げて作った、その名も「揚げこごみ」です。
名前がそのままだと侮るなかれ、ごま油の香りが食欲をそそり、とても美味しいんですよ。
ご飯のお供はもちろん、お酒のおつまみにもピッタリ!
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茹で方は簡単ですが、時間の方は1~2分とかなり厳しく定められている(?)こごみ。
最も美味しい状態で食べるためにも、茹で時間を厳守しましょう。
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