爽やかな辛さが特徴の、薬味には欠かせないみょうが。そんなみょうがですが、生で食べても大丈夫なのでしょうか?
それとも、加熱などの調理をしてから食べるべきなのか、気になりますね☆
そのため今回は、「みょうがは生で食べれる?食べ方や栄養、腐るとどうなるかと見分け方も!」をご紹介します!^^
もくじ
みょうがは生で食べれる?
出典:www.myou-ga.com/
生で食べられます!
結論から言うと、みょうがは生で食べても大丈夫です!
辛いから生で食べたらお腹壊したりするのでは?と心配になるかもしれませんが、そんな心配は要りません!
爽やかな辛さやシャキシャキとした食感を楽しみたい場合は、みょうがを生で食べる事をおすすめします。
ただ、生のみょうがは少しクセがあるので、気になる方は電子レンジで30秒~1分間加熱して下さい。
加熱するとクセが弱まるので食べやすくなります^^
みょうが単品でも、薬味として他の食材と一緒にと、お好みの食べ方でみょうがを味わって下さい☆
生で食べる時は水にさらす
みょうがにはアクがあるので、生で食べる時は30秒程度水にさらし、それを抜く必要があります。
アクを残したままにすると、苦みが残り、みょうがの味が落ちてしまいます。
また、水にさらす事で、みょうががキュッと締まって歯応えが良くなり、色も鮮やかになって見た目も良くなります。
生でみょうがを食べる時は氷水などで少し冷やしてからにして下さい!
因みに、30秒以上水にさらすと、色や香りが飛んでみょうがの魅力が半減するので注意して下さい☆
切るのは食べる直前にする!
みょうがに含まれる香り成分の1つである、アルファピネンは揮発性で、時間が経つに連れて空気中で溶けてしまいます。
そうすると、みょうがの魅力である香りが飛んでしまい、食味が半減します。
また、みょうがは乾燥にも弱いので、切ったまま時間が経つと、みずみずしさもなくなってきて、食感が悪くなります。
一番美味しい状態で食べる為にも、みょうがは食べる直前に切って調理する事をおススメします^^
みょうがの生の食べ方は?
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薬味として食べる
みょうがを生で食べるのに、薬味としての食べ方は欠かせないです!
薬味としてのみょうがは、千切りにすると他の食材と混ぜやすい上に、食感も楽しめますし、箸などで摘まみやすいので非常に使い勝手が良いです。
また、盛り付けた時に立体感や存在感も出るので、目でも楽しめます☆
千切りにしたみょうがに、薬味の代表的な食材である万能ねぎやシソを混ぜ合わせて、冷奴やそばやそうめんなどの冷たい麺に乗せて一緒に食べます。
さっぱりした風味とシャキシャキの食感が、清涼感を高めてくれます☆
下のレシピのような感じです☆
混ぜたり和える
お好みの野菜や食材と和えてサラダや和え物として食べたり、寿司飯などの具や納豆などに混ぜ込む食べ方もありです^^
薬味の時みたいに千切りで使っても構いませんが、混ぜたり和えたりする場合はみょうがを輪切りにするのがおススメです。
輪切りにすると、他の材料と混ぜやすくなる上に味も絡みやすくなり、料理全体にみょうがを散らす事もできます。
千切りとは異なる存在感が出ます☆
下記のレシピのような感じでお好みに和えたり混ぜたりしてみて下さい^^
漬ける
甘酢やぬかに漬けて、漬物みたいにして食べる方法もあります☆
漬物にすると長期的に保存ができるので、あり過ぎて食べ切れない場合におススメの食べ方です。
漬物としてみょうが単品で食べても良いですが、他の食材に混ぜたり和えたりすると、味のアクセントにもなります。
お好みの漬け方でみょうがの漬物を味わってみて下さい^^
今回は甘酢漬けのレシピを載せたので参考にしてみて下さい☆
新鮮なみょうがの見分け方は?
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見た目と色
先端部がギュッと閉じていて、全体的にふっくらとして丸みとハリがあるものを選びます☆
鮮度が落ちてくるとハリや締まりが悪くなって、締まっていた先端部分が開いてきます。
また、全体が鮮やかなピンク色、軸の部分が白色、茎の部分が青みがかっているのが新鮮なみょうがです☆
鮮度が落ちると、ピンク色が黒ずんできたり、軸の白が茶色っぽく変色してきます。
大きさと感触
小ぶりでずっしりと重さがあり、実が硬くしまっているのが新鮮なみょうがです☆
大き過ぎたり、触って柔らかいみょうがは中身がスカスカで、鮮度やみずみずしさが落ちている可能性が高いです。
みょうがは腐るとどうなる?
出典:https://www.irasutoya.com/2014/06/blog-post_941.html
- 異臭がする
(みょうがらしくない、酸っぱいような腐った臭いがします) - ぬめりと汁が出ている
(みょうがの成分はほぼ水です。ぬめりや汁が出るのは、みょうがから水分が抜けて乾燥している状態を表しています) - 変色が見られる
(白い芯の部分が黒ずんできたり、外側の皮が黄色に変色してきます) - カビが生えている
- フカフカと柔らかい
みょうがは外側から腐っていくので、変色やぬめりが出てきた場合、範囲が広くなければその部分だけ取り除けば食べる事はできます(稀に内部から腐っていく場合があるので、よく確かめて下さい)。
カビや異臭、指の跡が残るような柔らかさが見られる場合は腐敗が内部にまで及んで相当進んでいる可能性があるので、食べるのは避けて下さい。
しかし、これらの特徴が見られたら少なからず鮮度が落ちて美味しい状態ではないので、潔く捨てるのをおススメします。
みょうがの栄養は?
出典:https://www.irasutoya.com/2014/03/blog-post_869.html
香り成分
みょうが特有の栄養として、爽やかな香りの素になっているアルファピネン、ゲラニオールという成分が多く含まれています。
辛味成分
みょうがの辛味の素になっている、カンフェンという成分も多く含まれています。
ビタミンとミネラル
特有の香り成分や辛味成分の他にも、みょうがはビタミンやミネラルも含んでいます。
中でも多く含まれるのはカリウムやマグネシウム、ビタミンCですね^^
みょうがの効能は?
出典:be-story.jp/articles/-/2925
新陳代謝の向上
みょうがの香り成分であるアルファピネンには、発汗作用があります。
発汗を促す事で、体内に老廃物が止まりにくくなる上に、栄養も全身に行き渡るようになり、ドロドロの血液をサラサラの状態にして維持してくれます☆
発汗作用の他にもアルファピネンには、食欲増進や消化促進の効果もあり、全身の動きを活発にしてくれます。
風邪予防・改善
アルファピネンと同様の香り成分である、ゲラニオールには鎮静・鎮痛作用があり、体の熱を下げたり頭痛を和らげたりする効果があります。
また、辛味成分のカンフェンには殺菌作用があり、喉の炎症を抑えてくれます。
ゲラニオールとカンフェンが一緒に働く事により、風邪の予防や改善の効果がみょうがにはあります☆
辛味があって刺激が強そうですが、実は体調不良の体に優しい食材なんです^^
むくみの予防・改善
みょうがには、ミネラルの1つであるカリウムも多く含まれています。
カリウムには体内の余分なナトリウムを排出して、むくみの改善や予防をしてくれます。
水太りで悩んでいる方にもおススメの食材です^^
みょうがのおすすめはこちら☆
刻んだみょうがとシソの葉を一緒に漬けた、津軽漬物です。柴漬けにも似た味わいで、食べやすいです。冷ややっこなどに乗せて薬味として食べる他、ご飯のお供にもピッタリです。
長野県産のみょうがです。1㎏と大容量なので、そのまま食べるのはもちろん、漬物などにすればおかずの一品やご飯のお供になる上に、長期保存も可能になります。様々な食べ方で存分にみょうがを味わって下さい!
早生品種のみょうがの苗です。1つの苗にできるみょうがの量は多く、収穫するのが楽しみになります。何か育ててみたい方は、是非挑戦してみて下さい!
まとめ+関連記事
みょうがは生で食べれます!生で食べるのはちょっと…そう思っていた方は是非ご賞味下さい。みょうがに対する考えが少しでも変われば幸いです^^