プチッした食感、果肉のジューシーさと甘さが堪らないトマト。スーパーでは通年見かけるそんなトマトですが、収穫の時期はいつ頃なのでしょうか?
そこで今回は、トマトの収穫の時期は?タイミングの見分け方、収穫方法や保存方法もご紹介します!^^
もくじ
トマトの収穫時期や見分け方は?
出典:https://www.earth-chem.co.jp/earthgarden/howto/yasai/tomato.html#content3
収穫時期は5月中旬から10月初旬
トマトは開花後約1ヶ月、ミニトマトは開花後1ヶ月半(50日~55日)程で収穫時期を迎えます。
よく見られる具体的な収穫スケジュールは、トマトが7月~10月初旬、ミニトマトが5月中旬~9月上旬までと長期間の収穫が可能になっています。
特に、7月~9月は様々な品種のトマトが収穫時期に入るので、色々なトマトを食べ比べて、好みのトマトを見付けるのも面白いです。
見分け方
トマトは収穫時期を見極めるのが難しい野菜です。
赤く熟したトマトを食べてみたら、見た目より硬かったり酸っぱかったりして、まだ食べ頃でなかったり、何て事も多いようです。
収穫に適しているタイミングかどうかは、次の2つの点を観察して見極めて下さい。
色の変化
赤い品種なら赤に、黄色い品種なら黄色にと、トマトのヘタ際まで、好みの濃さの色に変色しているかを確めて下さい。
トマトはブドウのように実を着けるので、実る場所によって日の当たり方や時間が違います。
その為に、色付くまでの時間にも必然的に違いが出てきます。
トマトを収穫する時は1つ1つ、全体が好みの濃さに色付いているか、しっかり観察して下さい。
ヘタの状態
出典:http://vegetable-garden.hatenablog.com/entry/mini-tomato-syukaku
完熟しているかを見分けるにはヘタの部分にも注目して下さい。
未熟なトマトのヘタは開いていますが、完熟したトマトのヘタはひっくり返って閉じています。
ヘタから外れやすい
出典:http://vegetable-garden.hatenablog.com/entry/mini-tomato-syukaku
トマトをヘタから簡単に外せるかどうかも、完熟しているかの目安となっています。
簡単に外せる場合は完熟しています。
ミニトマトの場合はこの状態が顕著に表れます。
大きいトマトの場合、簡単に外れない物も中にはありますが、その時はヘタから繋がっている茎に注目してみて下さい。
茎が少し曲がっていて、そこを爪で引っ掻くようにした時に、すぐ外れれば、それも完熟しています。
全体的に色付いたら早く収穫する
お尻からヘタの際まできちんと色付いたら、早めに収穫して下さい。
完熟したトマトは雨に当たっただけで割けたり弾ける位に柔らかく、傷みやすいです。
全体的に色付いたにも関わらず収穫を遅らせると、皮が厚く硬くなったり、収穫する前にヘタから落ちてしまいます。
完熟したのに収穫を遅らせても、根菜類のように大きくなったり甘みが増したりはしないので、収穫時期は逃さないようにして下さい。
トマトの収穫方法は?
出典:https://www.earth-chem.co.jp/earthgarden/howto/yasai/tomato.html#content3
収穫前の準備
トマトが成長して収穫が近付いたら、次の作業を行って下さい。
●わき芽を取る
出典:http://u0u0.net/JlIs
トマトが成長してくると、葉の付け根から芽が出る「わき芽」伸びてきます。
収穫量を多くするには伸ばした方が良いですが、欲張って多く残しておくと風通しが悪くなって、花芽がつくにくくなり、逆に収穫量が落ちてしまう可能性もあります。
また、栄養分も行き渡りにくく実りも落ちるので、全体的に小さなトマトになってしまいます。
収穫予定量より多いわき芽は、収穫前に摘み取って下さい。
わき芽を摘む事で、茎の外側の師管を通る炭水化物が実に集中的に送られるので、トマトを甘く育てられます。
●余分な実を摘み取る
収穫前に、小さい実や形の良くない実を見付けたら、摘み取っておきます。
余分な実を放置しておくと、そちら成長の為にも栄養分が水分が使われてしまい、本来育つべき実が上手く育たなくなります。
何個残しておくとか明確な決まりはありませんが、大きいトマトの場合は4~5個残しておくのが良いそうです。
また、斜め植えをした場合は、樹勢強化の為に1段目は2個しか実を残さない場合が多いです。
ハサミを使って収穫する
出典: http://www.kagome.co.jp/vegeday/grow/201707/6798/
手でトマトを支えたまま、ハサミで実から1番近い部分の軸を切って下さい。
房ごと切らず、1つずつ切って下さい。
切った軸が長いと、トマトを傷付けてしまうので、軸が短くなるように切ります。
手で収穫する
出典:https://lovegreen.net/homegarden/p87880/
もちろんハサミ使わず、手で収穫する事も可能です。
トマトには、ヘタのすぐ上にコブみたいになっている部分があります。
トマトをそっと持って上方向に捻って下さい。
すると、コブの部分がハサミで切ったようにポキッと折れて収穫できます。
ミニトマトの収穫をする際は、この方法がおすすめです。
収穫は早朝に行う
トマトの収穫は早朝に行って下さい。
トマトは昼間、光合成で作った栄養分を夜の間に実へ蓄えます。
その為、早朝は栄養分が1番多く詰まっていて、美味しいトマトが収穫できます。
収穫後のトマトの保存方法は?
出典:https://www.olive-hitomawashi.com/column/2017/12/post-1038.html
冷蔵庫で保存する
●ヘタを下にして重ならないようにする
重なる部分があると風通しが悪くなり、重なっている部分から悪くなってしまいます。
●袋に入れて冷蔵庫の手前に入れる
野菜室がある場合はそこに入れて下さい。
ない場合は冷蔵庫でもドアポケットやなるべく手前の方に入れます。
トマトは5℃以下の環境に置かれると、低温障害にかかってしまいます。
食べられない訳ではないですが、実がブヨブヨになって食感や風味、糖度が落ちて、美味しくなくなります。
箱やカゴがある場合は、それに入れてラップをかけて保存すれば大丈夫です。
この2つの点に気を付ければ、冷蔵庫では1週間の保存が可能となります。
冷凍庫で保存する
ヘタを下にして重ならないように袋に入れて保存するのは、冷凍保存も同じです。
しかし、それらに加えて冷凍保存は以下の点に気を付けて下さい。
●金属トレイに乗せる
伝導率の高い金属トレイに乗せて冷凍すれば、急速冷凍ができます。
急速冷凍ができれば、トマトの鮮度を維持させられるので、長持ちします。
解凍して生で食べると、 ビチャビチャになるので半解凍か加熱して食べて下さい。
冷凍すると、約1ヶ月は保存が可能となります。
常温で保存
もちろん、トマトは常温での保存も可能です。
常温で保存する場合は、1つずつ新聞紙などで包んでカゴ(段ボールでも大丈夫です)に入れて、日の当たらない風通しの良い場所に置いて保存します。
しかし、常温で上手く保存するには条件があります。
下の条件に当てはまる状況下であれば、常温保存して下さい。
●追熟が必要
トマトは常温で置くと、収穫した後も追熟します。
フルーツをイメージすると解り易いです。
例えば、キウイフルーツだと少し置くと酸味が減って柔らかく甘くなります。
トマトでも同じ事が起こります。
収穫直後のトマト、特にフルーツトマトは酸味が強いので、常温で置くと甘くなって食べやすくなります。
追熟させた後は冷蔵庫か冷凍庫で保存して下さい。
●夏以外の時期
常温の場合のトマトの最適温度は15℃~25℃です。
夏場やその前後は気温が高いので、すぐにトマトの最適温度を越えてしまいます。
最適温度以上の状態が続くと、すぐに悪くなって長持ちしなくなるので、常温での保存は避けて下さい。
常温では4日~5日の保存が可能となります。
しかし、日が経つに連れてトマトが熟れて行くので、2日~3日毎に様子を見て常温保存して下さい。
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まとめ
収穫の見極めが難しいトマト。しかし、きちんと見極める事ができれば、市販では食べられない甘くてジューシーなトマトが味わえます。収穫の見極めが難しい、そんな方に参考になれば幸いです。
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