暑い時期になると、とうもろこしがあっさりと甘く美味しくなります!^^では、とうもろこしの収穫の時期はいつ頃なのでしょうか?また、タイミングの見分け方や、収穫の方法等も気になりますね!
そこで今回は、とうもろこしの収穫の時期や見分け方は?やり方や保存方法もご紹介します!^^
もくじ
とうもろこしの収穫の時期は?
出典:https://www.youtube.com/watch?v=w26kJAxY4JQ
収穫の時期はいつ?
暖地では6月中旬~8月中旬、中間地では7月上旬~8月下旬、寒冷地では8月上旬~9月下旬と、6月から9月の間でとうもろこしは収穫の時期を迎えます。
また、とうもろこしは寒さに弱いので、寒冷地では4月中旬~5月下旬、中間地では5月中旬~6月中旬、暖地では4月上旬~5月中旬と、遅霜の心配が無くなった時期から栽培が開始されます。
品種や地域によって、多少のズレはありますが、こんな感じのスケジュールで収穫をしている場合が多いです。
この期間の中でも、美味しく食べられるのは7月~8月です。
スーパーでもこの2ヶ月間が1番多く出回ると思います。
とうもろこしは正に暑い時期の作物なんです!
特に、全国の中でも生産量が多い北海道のとうもろこしは、8月中旬が1番甘くて美味しいです。
北海道はその時期になると、朝晩が冷え込んできて、昼との気温の差が大きくなります。
この寒暖差が、とうもろこしの甘さを生み出して、美味しくします。
北海道のとうもろこしが1番甘く感じるという話を聞きますが、そんな理由があったりするからです。
収穫の時期の目安は開花20日から25日後
とうもろこしは、花が咲いて錦糸が出てきます。
それから20日~25日が収穫できるかを見分ける時期となります。
なので、最初に錦糸が出てきた日を把握しておいて下さい。
この時期も品種によって若干異なるので、予め確認しておいて下さい。
収穫の期間は、僅か2日から3日
とうもろこしは収穫期間がかなり短く、収穫の見極めも難しい作物です。
完璧に美味しいとうもろこしを収穫できる期間は、2~3日しかありません。
収穫が早いと色が白く、実の詰まりが悪く、水分が多くて実が柔らかくなります。
逆に、収穫が遅いと粒の表面に凹みや皺ができたり、水分が少ないので実が硬くなります。
それだけでなく、とうもろこしの糖分も減って特有の甘みが無くなり、全体的に品質が落ちてしまいます。
とうもろこしは荒れ地でも育つ程丈夫な作物で、植え付けをすれば、後は殆んど世話が要らないです。
しかし、貴重な2日~3日を逃さない為にも、開花してからの観察は充分に行って下さい。
とうもろこしの収穫のタイミングの見極め方は?
錦糸の状態も見分けるポイント
出典:http://shinchiku-kateisaien.com/corn/corn_-harvest
とうもろこしの株数が多くて日数を把握できない。
そんな場合、錦糸の状態や色を観察して下さい。
錦糸は出現始めは、薄い黄緑色をしています。
しかし、収穫の時期が近付くに連れて、薄茶色、茶色、焦げ茶色と色が変化していきます。
錦糸が焦げ茶色になって、枯れ始めたら収穫時期はすぐそこです。
上の画像のような感じですね!
収穫する時を見分ける状態は?
実は、とうもろこしも収穫の見極めが難しい作物の1つです。
錦糸の状態だけでタイミングを見極めると、早採りになる可能性があります。
より正確な収穫のタイミングを見極める為にも以下の部分も観察して下さい。
・感触
全体的にふっくらしていて、実が硬く締まって充実していれば収穫の時期です。まだ柔らかいようなら、そのままにし実が絞まるのを待ちます。
・雌穂と皮の色
収穫時期が近付くと、雌穂の先端部が黄色に、皮の緑色も濃く変化してきます。
・実の様子
収穫時期が近付いてきたら、皮を捲って実の様子も見て下さい。
先の方まで充分に膨らんでいるか、先端の粒が丸みを帯びているか、色が鮮やかな黄色か。
膨らみや丸みが不十分だったり、粒の色が白っぽかったら、収穫の時期はもう少し先です。
とうもろこしの収穫の方法は?
出典: http://kirakunaichimomotaroutomato.hamazo.tv/e7777466.html
開花後は乾燥に注意
とうもろこしは乾燥に弱いです。
特に、開花前後と成熟前後に水が不足して乾燥すると、実が上手く育たなくなるので注意して下さい。
因みに、水分が多いと今度は根が上手く育たなくなるので、やり過ぎにも気を付けて下さい。
とうもろこしの用土が乾燥しない程度。
これを目安に、過不足がないように水やりを行って下さい。
徐房する
植え付けてから2~3ヶ月経つと、雌穂が1株に3本くらい出現します。
この時、よく育つ最上部の雌穂だけ残して、残りは摘み取って下さい。
2本以上雌穂が残っていると、栄養分が集中して行き渡らず、未熟で食べる部分の少ないとうもろこしが出来上がってしまいます。
この摘み取った雌穂は、サラダでもお馴染みのヤングコーンとして、茹でれば食べられます。
手でもぎ取って収穫する
出典:http://shinchiku-kateisaien.com/corn/corn_-harvest
とうもろこしを収穫する際は、実の根元をしっかり押さえて、手前に下げるように引っ張ってもぎ取ります。
実をしっかり握って、茎を折るようなイメージで豪快にもぎ取って下さい!
早朝に収穫する
とうもろこしは寒暖差により、糖度が高まって甘みが増します。
早朝の時間帯を選べば、夜の冷え込みで糖度の高まった甘いとうもろこしを収穫できます。
また、とうもろこしの最適温度は35℃位です。
高温で日当たりの良い環境を好むとうもろこしですが、35℃より気温が高いと、実りが悪くなったりして良い状態でを収穫するのが難しくなります。
とうもろこしの収穫時期は基本的に真夏なので、早朝の涼しい時間帯に収穫を行って下さい。
とうもろこしの収穫後の保存方法は?
出典:http://www.asahi-kasei.co.jp/saran/preservation/vegetables/food11.html
生で保存
出典:http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/5132/5901/20366153
加熱せずに生で保存する場合、以下の手順で行います。
1.とうもろこしを水にくぐらせる
(皮を剥くと鮮度が落ちるので、着けたままでくぐらせて下さい)
2.濡らした新聞紙などでとうもろこしを包み、密閉袋かビニール袋に入れる
(新聞紙は濡らすと破れやすいので、2枚か3枚で包んで下さい。長持ちさせる為に、包む時も袋に入れる時も空気はしっかり抜いて下さい)
3.冷蔵庫に錦糸を上にして保存する
(野菜室が1番良いですが、ない場合は冷蔵庫のドアポケットに立てて入れて下さい)
冷凍保存する場合も同じ手順で行い、そのまま冷凍庫へ入れて下さい。
生での冷蔵保存は最大3日、冷凍保存は最大1ヶ月が保存期限です。
加熱処理を施さない分、品質の低下が速く、甘みも落ちるので必ず保存期限内に食べ切るようにして下さい。
特に、生の冷蔵保存は品質維持が難しいので、極力その日の間に食べ切って下さい。
使い道が決まっている場合、粒をバラして保存しても構いません。
加熱して保存する
出典:http://www.asahi-kasei.co.jp/saran/preservation/vegetables/food11.html
「とうもろこしは鍋に火をかけてから採りに行け」
そう言われる位、収穫後のとうもろこしは鮮度の低下が著しいです。
中でも、甘みが強いスイートコーンは味の低下が顕著に感じられます。
とうもろこしの栄養分は収穫後24時間で、あの特有の甘みに至ってはなんと1時間で半減します。
とうもろこしの鮮度を保つには、収穫直後に茹でるなどして加熱処理する事をおすすめします。
加熱してから保存する場合、以下のような手順で行ないます。
1.とうもろこしを茹でて、皮や錦糸を取る
(冷凍する時は、気持ち硬めに茹でます)
2.冷める前にラップなどで包む
(包む事で、粒がしわしわになるのを防ぐ事ができます)
3.冷めてからラップなどを外し、水気を切ったら再度包む
4.密閉袋などに入れて冷蔵庫又は冷凍庫で保存する
保存期限は冷蔵庫で1週間、冷凍庫で3ヶ月の保存が最大で可能となります。
加熱処理をすると鮮度の低下を遅らせられるので、生で保存するより保存期限が少し延びます。
使い切れなかったり、すぐに使う予定がない場合は冷凍保存がおすすめです。
こちらも使い道が決まっていたら、粒をバラして保存しても構いません。
バラした粒をミキサーで潰して冷凍すれば、スープなどにも使用できるので便利です。
加熱して解凍する
とうもろこしを解凍する場合、自然解凍は避けて下さい。
自然解凍すると水っぽくなって、甘みや栄養分が更に落ちてしまいます。
解凍する時は、生で冷凍した時でも、凍ったまま加熱調理をして下さい。
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蜜が溢れる程、甘くてジューシーなとうもろこしです。焼いて茹でても良いですが、先ずは生でかぶりついて!
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甘い上にシャキッと歯触りが良く、満足感も食べ応えもあります。子供から大人まで、美味しく食べられます。
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今までの真空とうもろこしを覆す美味しさです。甘さに柔らかさ、一度食べたら他には戻れないです。
まとめ
とうもろこしを美味しく食べる上で何よりも注意が必要なのは、3日間という短い収穫期間を逃さないことです。
収穫の際は、とうもろこしの色や感触をよく観察して下さい。そして、早めに食べて下さいね^^
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