れんこんの賞味期限っていつまでなの?
日持ちする保存方法や冷蔵庫で長持ちさせる方法が知りたい!
れんこんを新鮮に保存するなら冷蔵保存がおすすめですが、賞味期限はだいたい1週間程度!
ただ、保存方法によっては15日程度日持ちさせることも可能です。
この記事でわかること
- れんこんを冷蔵庫で日持ちさせる方法
- れんこんを長期保存する方法
- 長持ちするれんこんの選び方のコツ
もくじ
れんこんの日持ちはどれくらい?
まずは、れんこんの日持ちについて保存方法別で紹介していきます。
冷蔵庫での保存方法と賞味期限
れんこんを冷蔵庫で保存する場合、れんこん自体がどういった状態化によって適切な保存方法と賞味期限が変わります。
- 一節丸ごとのれんこんの場合
- カットしたれんこんの場合
一節丸ごとのれんこんの場合
一節丸ごとのれんこんは、冷蔵庫だと1週間は保存が可能になります。
濡れた新聞紙などで包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫に入れ保存しましょう。
入れる場所は野菜室が望ましいですが、無ければ冷蔵室でも問題ありません。
どうして濡れた新聞で包むの?
れんこんは水の中で育つため、極度の乾燥を嫌うからです。
れんこんをそのまま冷蔵庫に入れると、冷気や空気が直に当たって乾燥し、賞味期限が短くなってしまいます。
同じ一節丸ごとのれんこんでも洗ってない泥付きだと、泥が乾燥を防ぐため10日~15日は保存が可能です。
水で洗ってしまうのも期限を縮める原因になるので、泥は落とさず冷蔵庫に入れましょう。
カットしたれんこんの場合
一節丸ごとの保存期限が1週間に対し、カットすると4日~5日と急激に期限が短くなります。
カットすると当然ながら、れんこんの穴が剥き出しになって空気や冷気が入ります。
そこから乾燥して水分が抜けたり、酸化による変色の原因になったりし、劣化が早まってしまうのです。
保存方法は一節丸ごとのれんこんと基本同じですが、穴の部分をラップで包むなどしてガードするようにしましょう。
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常温での保存方法と賞味期限
れんこんの保存適温は0℃ですが、最高14℃までの温度帯での保存が可能です。
その為、冬場であれば冷蔵庫でなく常温での保存もOK!
れんこんを新聞紙で包んで、気温の変動が少ない風通しの良い冷暗所に立てて置くだけで2日~3日程度の保存が可能です。
常温は保存期間がかなり短いんだね…
その通り!
なのですぐ使わない場合は冷蔵庫での保存がおすすめです。
切ったれんこんは常温での保存が効かないので、保存の際は必ず冷蔵庫に入れて下さい。
れんこんの賞味期限が伸びる保存方法は?
れんこんの賞味期限を少しでも延ばす保存方法があれば知っておきたいですよね。
ここでは、れんこんをなるべく日持ちさせる保存方法について解説していきます。
- 水につける
- 冷凍する
- 干す
れんこんを水に浸ける
一節丸ごとのれんこんはしっかり水に付ければ長持ちさせる事ができます。
保存方法は、密封容器に丸ごとれんこんを入れてしっかり水に浸し、蓋をしてそのまま冷蔵庫に入れるだけです。
この方法だと、2週間~3週間はれんこんの保存が可能になりますよ。
水に浸すと、れんこんの大敵である乾燥を防げる上に外気にも触れにくくなるので、濡れた新聞紙などで包むだけよりも保存期間がぐっと延びます。
水が腐らないよう、浸す水は1〜2日おきに変えましょう。
れんこんを冷凍保存する
すぐに使う予定がない場合は、冷凍庫に入れて使いたくなった時に使うのがおすすめです。
冷凍すれば最低でも1か月は保存が可能になります。
皮を剥いたれんこんを好みの大きさに切り、水か酢水に2~3分浸してから密封袋に入れて冷凍しましょう。
水に晒すとモチモチの食感、酢水に晒すとシャキシャキの食感が解凍後に楽しめますよ!
調理の際の手間を省くため、先に火を通したり味付けをしたりしてから冷凍しても問題ありません。
硬めに茹でると解凍後もれんこんの食感が残ります。
袋に入れる際は、れんこん同士がなるべくくっ付かないように入れると、冷気の通りが良くなり、急速な冷凍ができます。
冷凍保存中は空気に触れると少しずつ酸化するので、なるべく空気を抜いて冷凍して下さい。
また、加熱してからの冷凍は風味・栄養が落ちやすくなるので、1か月は保存できるものの早く使い切るようにしましょう。
冷凍したれんこんを使うときはどうすればいいのかな?
れんこんの細胞が壊れて旨味を損なうのを防ぐため、冷凍したれんこんは凍ったまま料理に使いましょう!
冷凍したれんこんは味が染み込みやいので、調理時間の短縮にもなります。
もしサラダや和え物などのように生で使いたい場合は、あらかじめ冷凍庫から取り出しゆっくり解凍してから使って下さい。
ゆっくり解凍するとれんこんの細胞が壊れにくく、シャキシャキの食感を保つ事ができます。
れんこんを干す
れんこんを干すと最低でも数か月は持つので、冷凍よりも長期的に保存ができます。
皮を剥いたれんこんを薄くスライスし、かごやザルに並べ2~3日天日干しすれば干しれんこんの完成です!
干してからは袋や容器に入れて密封し、冷蔵庫に入れて保存します。
料理に使用する際は、水で少し戻してからお好みに調理して下さい。
因みに、水で戻さずそのまま素揚げすればれんこんチップスになり、また違った食感が楽しめます。
傷んだれんこんの3つの見極めポイント
しっかりと保存していたとしても、元から少し古かったなどの理由でれんこんが傷んでしまうことがあります。
傷んだれんこんを食べてしまわないためには、3つの見極めポイントをおさえておきましょう。
臭い
酸っぱい臭いだったり、購入時とは違う臭いがしたりする場合は傷んでいる可能性が高いです。
れんこんらしくない臭いがするので、すぐに変だと解ります。
購入時に買ったばかりのれんこんのにおいを確かめておくと良いでしょう。
触感
れんこんがぼろぼろに崩れたり、フカフカと溶けたように柔らかくなっていたら傷んでいます。
通常のれんこんは硬く、押したところで簡単に形が変わるようなものではありません。
味
食べて苦みを感じるようであれば、傷んでいる可能性が高いです。
味が抜けている場合はまだ食べられますが、鮮度は落ちているので注意して下さいね。
長持ちする新鮮なれんこんの選び方
正しい保存方法をすればしっかり長持ちするれんこんは、購入時の選び方にポイントがあるので紹介していきます。
見た目
皮を見て、黄色がかった薄茶色の物を選びます。
不自然に白いれんこんは漂白物で食感が薄れていたり、味が落ちて劣化している可能性があるので注意しましょう。
そのなかでも、色むらやキズや凹凸の少ない物を選んで下さい。
切ってある場合は太さに加えて、れんこんの穴が均一か、黒ずんでないかどうかを見て下さい。
穴の大きさが均一で黒ずみのない物が新鮮で美味しいれんこんです。
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重さ
並んでいるれんこんをざっと見たとき、全体的に太っていて、厚みや膨らみのある物を選びます。
手に取って、ずっしりとした重み・程好い固さがある物をチョイスすればそれは高確率で良いれんこんです。
豆知識:新れんこんは長持ちしないので注意!
れんこんの旬は秋の終わりから冬の間ですが、旬より少し早い秋先に出回る物に新れんこんがあります。
しかし、新れんこんは通常のれんこんより日持ちがせず、持って3日が限界です。
通常のれんこんは完全に成長してから掘り出しますが、新れんこんは成長途中の状態で掘り出すのであまり日持ちがしません。
通常のれんこんが甘みや粘りが強いのに対して、新れんこんはあっさりと柔らかく水分も少し多めです!
おいしく食べよう!れんこんの人気商品をご紹介
寒くなる今の時期に旬を迎えるれんこん。
最後になりますが、自宅で手軽にれんこんをおいしく食べられる通販のれんこん人気商品をご紹介します。
霞ヶ浦れんこん2kg箱
こだわり抜かれた肥料と好条件な場所で栽培した、新鮮で安全なれんこんです。
煮物などにして食べても良いですが、ハンバーグやつくねなどに混ぜ込んで、れんこんの食感を楽しむのも最高です!
こだわり乾燥野菜 山口県産 れんこん 500g
生のれんこんを乾燥させて作った干しれんこんです。
水で少し戻せば生のれんこんとほぼ同じ状態に戻るので、皮剥きなどの下処理が要らず、手軽に料理に使えて便利です。
れんこんパウダー 100g
生のれんこんをそのまま粉末状にした、自宅ではなかなか作れないれんこんパウダーです。
粉末なので長期的に保存でき、れんこんの栄養分がしっかり摂れます。
水に溶いてれんこんスープにしたり、料理に混ぜ込んでとろみを付けたりと用途も広いです。
【まとめ】れんこんの賞味期限は保存方法とれんこんの選び方で変わる!
れんこんの賞味期限はいつまでかというと、保存方法、そして購入時のれんこんの選び方で大きく変わります。
冷凍や干しれんこんにすればかなり日持ちしますので、すぐに使いきれないという方にはおすすめです。
なるべく新鮮なうちに使い切ってしまいたいという方は、乾燥に気を付けて冷蔵保存するようにしましょう。