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枝豆の食べ過ぎは注意?太る・腹痛にならない適量や飲み過ぎを帳消しにしてくれる?

主にビールのおつまみとして親しまれている枝豆は、食べ過ぎるとどうなってしまうんでしょうか。
また、1日の適量や、枝豆に含まれている栄養素も気になりますね。
そのため今回は、「枝豆の食べ過ぎは注意?太る・腹痛にならない適量や飲み過ぎを帳消しにしてくれる?」をご紹介します^^

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枝豆の食べ過ぎはどうなる?

出典:https://www.pakutaso.com/20170907255post-13196.html

涼を感じるための「夏の定番メニュー」と言える枝豆ですが、食べ過ぎるとどうなってしまうのかというと・・・

  • 通風を引き起こす
  • 高血圧になる
  • 下痢をする
  • 太ってしまう

などがあります。

順に解説すると・・・

通風を引き起こす

枝豆を食べる時にはビールとセットであることが多いですが、この組み合わせをしてしまうとアルコールの作用が加わり尿酸値が上がってしまうことから、枝豆を食べ過ぎた場合、通風を引き起こしています。

本来、枝豆は単品であれば非常にヘルシーな食べ物で、尿酸値を高めると言われる「プリン体」の量も少ないんですが、ビールと組み合わせることで一気にその量が増えてしまうんですよ。

もちろん枝豆のみを食べ過ぎても、通風になってしまう可能性は大いにあるので「美味しいから一度食べるとやめられないんだよな…」という気持ちは確かに判りますが、そこはご自身の健康のためにもグッと我慢し、ビールのおつまみにする時には特に気を付けるようにしましょう。

高血圧になる

高血圧になるというのは、枝豆を食べる時にかける塩(塩分)の過剰摂取が原因となって発症します。

枝豆の味はとてもシンプルなものですが、それだけに中には「枝豆にはやっぱり塩だよな」という感じで、塩をかけて食べる人もいらっしゃることでしょう。

ですが、こうなってしまうと当然、ビール(また出た!)との相性もさらに良くなるほか、高い塩分濃度を補うために水分が身体に残る形となってしまい、その結果、高血圧を引き起こしてしまうという訳です。

ちなみに、枝豆にはナトリウムとのバランスを取ってくれると言われる「カリウム」が多く含まれていることから、多少であれば食べ過ぎても問題は無いです。

ですが、塩をかけて食べる場合は塩分の害がカリウムの機能を上回ってしまうので、その量を極力少なくするか、味付けに何かしらの工夫を凝らすようにして下さいね。

下痢をする

出典:https://www.pakutaso.com/20140451107post-4066.html

下痢は、枝豆に多く含まれている食物繊維の過剰摂取が原因となって引き起こされる症状です。

こう聞いて、「えっ、食物繊維って身体に害があるの?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は食物繊維を摂り過ぎてしまうと腸の動きが活発になり過ぎ、水分の吸収効率が落ちてしまうんですよ。

それによって、お腹を下してしまうという訳です。

いくら食物繊維が身体に必要だとは言っても、やはり摂り過ぎてしまえば全くの逆効果になってしまうということですね。

もちろん、適量であればお通じの改善にも効果を発揮してくれるので、自身で食べる量を調整しながら上手に活用するようにしましょう。

太ってしまう

一見、ヘルシーなイメージがある枝豆ですが、実はご飯(白米)と肩を並べるほどのカロリーがあることから、食べ過ぎると知らず知らずのうちにカロリーオーバーになり、太ってしまう可能性があります。

というのも、枝豆がヘルシーなのはあくまでも「豆」として考えた場合であり「野菜」というカテゴリーの中で見れば、何と100gあたり135キロカロリーとかなり高いんですよ。
そう考えれば、枝豆がいかにダイエットに不向きなのかということが判りますよね。

また、脂質に関しても100gあたり6~8gと比較的高い量を含んでいるうえ、ビールのお供として食べたり、塩をたっぷりとかけて食べたりすることが多いので、油断しているとすぐ体型が変化してしまうことでしょう。

ですので、男性女性問わずもしも枝豆ダイエットを行うのであれば「塩はかけずにそのままで」・「ビールのお供としてではなく単品で食べる」ことを心掛けるようにして下さいね。

枝豆は食べ過ぎと飲み過ぎを帳消しにしてくれる?

出典:https://www.pakutaso.com/20140451107post-4066.html

枝豆には、糖質を分解するビタミンB1と脂質を燃やす働きを持つビタミンB2が豊富に含まれていることから、食べ過ぎ、もしくは、飲み過ぎた次の日の夕食に食べることによって、それらを帳消しにしてくれる効果があります。

そもそも枝豆は、豆である以前に当然ながられっきとした野菜の一種ですので、野菜と豆…その両方の栄養素を兼ね備えているということなんです。

たとえば、ビールの場合、おつまみはどうしても唐揚げ・フライドポテト・ピザといった高カロリーのものになってしまいがちですよね。
そういったものを食べた次の日に枝豆を食べることによって、前日に摂り過ぎた脂肪と脂質を燃やしてくれるので、それが一気に帳消しになるという訳です。

とは言っても、やはり「枝豆さえ食べればいくら暴飲暴食しても良い」という訳ではありませんので、日頃から極力飲み・食べ過ぎに注意し、言わば「万が一の時の保険」として枝豆を食べるようにして下さいね。

枝豆の食べ過ぎにならない1日の適量は?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3089730?title=枝豆

枝豆の1日当たりの適量は100~150g、20~25房程度が理想的です。

また、枝豆には「大豆イソフラボン」という女性ホルモンに似た働きをする天然成分が含まれており、その大豆イソフラボンの含有量が100gあたり30mgとされているんです。

ちなみに、この大豆イソフラボンは、別名「植物エストロゲン」とも呼ばれ、適量を摂取すれば女性にとっては嬉しい美肌をキープしたり、骨粗しょう症を予防したりと様々な効果を発揮してくれるんです。
ですが、摂り過ぎてしまうとホルモンバランスが乱れてしまい、それによって月経の周期が変動する・乳がんや子宮内膜増殖症の発症リスクが高まるなどの弊害があるんですよ。

ですので、それを考慮すると「枝豆を毎日食べる」という場合には、やはり100~200g程度にするのが良いでしょう。

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枝豆の効能は?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1689981?title=ゆで枝豆

枝豆を適量を守って食べた場合、身体にどんな効能があるのかというと・・・

  • スタミナ不足解消&疲労回復
  • 二日酔いになりにくい
  • 高血圧の改善
  • 腸内環境を整える
  • 女性の健康をアシスト
  • ダイエットと美容効果

などが挙げられます。

それぞれ順に解説すると・・・

スタミナ不足解消&疲労回復

枝豆には、ビタミンB1とオルニチンが含まれていることから、スタミナ不足解消および疲労回復に効果があります。

というのも、ビタミンB1には糖質をエネルギーに変えてくれる働きがあり、他方、オルニチンには新陳代謝を活性化させ、疲労物質の蓄積を防いでくれる働きがあるんですよ。

なお、一般的に枝豆のイメージが強い夏は、体力・食欲共に落ちやすい傾向がありますが、枝豆は言わばおやつ感覚で手軽に食べることができるので、「ああ、毎日暑くて何も食べたいと思わないよ・・・」という時でも問題無いはずですし。

ですので、「最近、何か疲れやすい/疲れが溜まってるなあ」という時には、アニメ「ドラゴンボールZ」に出てくる仙豆のつもりで枝豆を食べて元気を取り戻し、フリーザやセル(疲労)を撃退しましょう。

二日酔いになりにくい

枝豆には先ほどのオルニチンのほか、アルコールの分解を促してくれる働きを持つ「メチオニン」の2つが含まれていることから、アルコールと共に食べると二日酔いになりにくいとされます。

居酒屋でビールを頼むと、たまに突き出しとして枝豆が出てくる場合がありますが、それには上記のような意味があるんですよ。

また、単純に飲み過ぎ防止や二日酔いの症状の緩和といった効能もあるので、お酒好きの方には嬉しい限りですよね。
もちろん、だからと言って枝豆・アルコール共に過剰摂取は絶対NGですよ。

なお、「俺/私は普段からアルコールは飲まないから」という人であっても、暴飲暴食や睡眠不足などの不摂生や日常生活におけるストレス等で肝臓に負担をかけてしまっている可能性が大いにありますので、決して安易に考えず、極力毎日の食事に枝豆を加えるなどして、しっかりとケアしてあげることが大切です。

高血圧の改善

出典:https://www.pakutaso.com/20130342067post-2519.html

高血圧を改善してくれるという効能は、枝豆に含まれているカリウム・マグネシウム・リンといったミネラル類の働きによるものです。

中でも、カリウムは体内の塩分(ナトリウム)を分解→排出してくれる働きがあることから、特にこの効能に一役買ってくれているんですよ。

また、現代は全体的に若い世代を中心に欧米寄りの高カロリーな食事が主になっているため、高血圧というのは何も中高年および年配の方だけのものではなくなりつつあります。

そういった意味でも、老若男女問わず日頃から食事内容に気を配り、枝豆を効果的に摂取しながら、常に血圧を正常値の範囲内に保つことが重要ですので、最近脂っこいものばかり食べてるから血圧が心配だという人は、アニメ『Drスランプ・アラレちゃん』に登場するすっぱマンの「梅干し食べてすっぱマン!」ならぬ「枝豆食べて正常値」を目指すようにして下さいね。

腸内環境を整える

これはやはりと言うべきか、枝豆が持っている食物繊維の働きによるもので、主に便秘解消や腸に害を及ぼす物質の排出・さらに大腸ガンの予防などがあります。
小さいのに凄いパワーですよね。

ですので、便秘に関して言えば、男女問わず「俺/私はどうも便秘気味で、なかなかスッキリしないんだよな・・・」という人にうってつけなんですよ。

さすがに1日だけではダメかもしれませんが、数日間続けると必ずと言って良いほどの効果が表れますので「継続は力なり」の言葉を胸に取り組んでみて下さい。

きっとそのうちに、俳優兼歌手の織田裕二さんのものまねをする山本高広さんではありませんが「便意が~・・・来た~~!」となること間違い無しですよ。

女性の健康をアシスト

これは主に、枝豆が含んでいる「葉酸」と「イソフラボン」の働きによるもので、どちらも女性の健康をアシストするのに必要不可欠な栄養成分です。

まず、葉酸は身体の中の細胞の生産や再生を助けるほか、細胞分裂や成熟を早める働きを持っているので、特に赤ちゃんの発育には欠かせないものなんですよ。
つまり、葉酸は妊婦さんや今現在(赤ちゃんが欲しい)との気持ちから、俗に言う「妊活」に励んでいる女性にとっては、是が非でも摂取しなければいけないものであると言えるでしょう。

また、イソフラボンに関しては、1日の適量の項でもご紹介したように、女性ホルモンに似た動きをしてくれるので、一般的に閉経後に起こりやすいと言われている骨粗しょう症および動脈硬化のリスクや、更年期障害の症状を抑えてくれるというメリットもあります。

さらに、それだけではなく「女性に不足がち」と言われている鉄分も含まれているので、月経時や妊娠時の貧血予防にも効果は絶大です。

ですので、枝豆を食べることで葉酸を「ようさん(関西弁でたくさん/いっぱい)」摂取し、極め付け(?)にイソフラボンと鉄分で身体をしっかりと強化しましょう。

ダイエットと美容効果

これもまたイソフラボンの働きによるものであり、イソフラボンが女性ホルモンと同じような働きをしてくれることで、バストアップや肌の潤いのキープ(肌トラブルの改善も含む)やダイエットのサポートなどの効能が期待できます。
こうして見ると(ひょっとするとエステより効果があるかも!?)なんて思ってしまいますよね。

ダイエットのサポートに関しては「抗酸化作用による、活性酸素の除去」があります。
これは「イソフラボンが持つ抗酸化作用が、ダイエットのストレスによって生み出される活性酸素を除去してくれる」ということですので、つまり枝豆を食べることでダイエットの成功率が上がる可能性があるんです。

また、そのほか食物繊維によるポッコリお腹の改善・カリウムによるむくみの解消・オルニチンによる綺麗な爪のキープなど、男女問わずダイエットに取り組む人にとってはこれ以上無い「万能食材」なんですよ。

ですので、「今年こそダイエットを成功させたい!」と思っている人は、ぜひ毎日の食事に枝豆をプラスしてみて下さい。
きっと体型にはっきりとした変化が現れ、「やった、〇〇キロ減った!よし、この調子で続けていくぞ!」という感じで、モチベーションもUPすること必至ですよ。

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枝豆の栄養は?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3334575?title=枝豆2

枝豆にはどんな栄養がある(栄養素が含まれている)のかというと・・・

  • ビタミンB1
  • メチオニン
  • オルニチン
  • 食物繊維
  • 葉酸
  • イソフラボン

などが挙げられます。

順に解説すると・・・

ビタミンB1

ビタミンB1には、糖質をエネルギーへと変える働きがあるのでスタミナ不足解消にはもってこいです。

ですので、最近疲れやすいなと感じている方は、ぜひ毎日枝豆を食べる習慣をつけてみて下さい。
きっと効果を実感できることでしょう。

メチオニン

メチオニンには、アルコールの分解を促進する働きがあり、特に、カツオ・ブリ・ハマチといった魚介類に多く含まれています。
本来、魚に含まれている栄養成分が枝豆にも含まれているというのは、驚きと同時に嬉しいですよね。

この働きがあることで2日酔いになりにくかったり、仮になったとしてもその症状を緩和してくれるのは事実です。
ですが、だからと言ってやはり飲み過ぎ・食べ過ぎは禁物ですよ。

オルニチン

このオルニチンには、新陳代謝を上げることで疲労物質の蓄積を防いでくれる働きがあり、主にシジミに多く含まれていることで知られています。

実は…通常の枝豆にはそれほど含まれていません(何じゃそりゃ~!)。

ですので、枝豆からこのオルニチンを摂ろうという場合は、表面の産毛が茶色で枝豆よりもやや小さいサイズの「だだちゃ豆」を購入する必要があるんですよ。

だだちゃ豆とは、山形県鶴岡市で江戸時代から栽培されているという古い歴史を持つ豆であり、茹でると香ばしい香りと旨み・甘みが楽しめるのが特徴です。

とは言ってもスーパーマーケットなどだとなかなか手に入りづらいので、できればネットショッピングで購入するのがおすすめですよ。

食物繊維

出典:https://www.irasutoya.com/2013/05/blog-post_247.html

食物繊維は便通を良くしたりなどの整腸作用のほか、大腸ガンを予防するという働きも持っています。

主に野菜に多く含まれていますが、もちろん枝豆にもしっかりと入っているんですよ。

ダイエットをするにおいては必要不可欠となる栄養素でもあるので、日頃からしっかりと摂るように心掛け、内側から身体をケアしましょう。

葉酸

葉酸は体の中の細胞の生産や再生を助け、細胞分裂や成熟を早める働きを持っている栄養素であり、妊婦さんや妊活中の女性の体調維持・そして赤ちゃんの発育には欠かせないものです。

そして、枝豆に含まれている葉酸の含有量は、何とイチゴ・ブロッコリー・アスパラガスを上回る堂々の1位なんですよ。

これは、もしあなたが妊婦さんや妊活中であれば、食べないという手はありませんよね。

イソフラボン

このイソフラボンは、女性ホルモンに似た働きを持っているので、肌トラブルの改善やダイエットのサポートにも一役買ってくれる万能な栄養素です。

枝豆を食べイソフラボンを摂取することでダイエットの効果が飛躍的に上がること間違い無しですが、もちろんたくさん食べれば効果が出るという訳ではありませんので、あくまでも適量を守るようにして下さいね。

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食べ過ぎると痛風や高血圧など、生活習慣病にも似た疾患を引き起こす枝豆。
健康を害さないためにも、適量を守って美味しく食べましょう。

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