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いちじくを冷凍保存する方法|保存期間は?皮ごと冷凍できる?

いちじくは冷凍保存できる?

保存期間や、皮ごと冷凍できるのかも知りたいな。

いちじくは冷凍保存が可能です!

上手に冷凍できれば、保存期間は2~3か月にもなりますよ。

皮は剥いても剝かなくてもOKです。

この記事でわかること

  • いちじくを上手に冷凍保存するコツ
  • 詳しい保存期間について
  • 冷凍したいちじくの解凍方法
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いちじくの冷凍保存方法

まずは、いちじくを上手に冷凍保存する方法を確認していきましょう!

きちんと冷凍保存できれば、いちじくを傷ませることなく長く楽しめます。

冷凍保存の方法

いちじくを冷凍する手順は下記のとおりです。

いちじくの冷凍手順

  • いちじくを水洗いする
  • キッチンペーパー等でしっかり水気を切る
  • フリーザーバックに入れて冷凍する

冷凍前に傷や痛みは取り除こう

いちじくは冷凍前に傷や傷みを取り除きましょう。

特にお尻の部分はよく見て、カビや傷みがないかよく確認して下さい。

お尻の部分はカビや傷みが生じやすい上に、見落としやすいです。

鮮度を保つため急速冷凍しよう

常温では、いちじくは傷みやすく乾燥にも弱いです。

いちじくの鮮度を保つには、なるべく急速に冷凍する必要があります。

冷凍を速くするには、以下の点に気を付けて下さい。

平らにして冷凍する


フリーザーバックに入れる際、平らにしていちじく同士がくっつかないように冷凍保存して下さい。

隙間から冷気が通りやすくなり、急速な冷凍が可能になります。

また、解凍の際に取り出しやすくもなります。

金属のバットに乗せる

いちじくを入れたフリーザーバックを金属のバットに乗せて冷凍庫に入れて下さい。

金属は伝導率が高いので、冷気が速く伝わり、いちじくが冷えやすくなります。

いちじくを包む

いちじくを1つずつ包むと速く冷凍する事ができます。

新聞紙やキッチンペーパーなど包む物は何でも構いません。

なるべく冷凍のスピードを上げるには何で包めばいいかな?

急速冷凍に拘るなら、伝導率の高いアルミホイルで包むのがおすすめです!

冷凍したいちじくの保存期間は?

冷凍したいちじくの期限が気になるという方は多いはず。

冷凍したいちじくはいったいいつまでおいしく食べられるのか、確認していきましょう。

冷凍いちじくは1ヶ月から保存可能

冷凍したいちじくは、最低でも1ヶ月の保存が可能となります。

保存環境が整っていれば、更に長い2ヶ月~3ヶ月は保存できます。

しかし、冷凍している間も鮮度低下は進んでいるので、なるべく早めに食べ切って下さい。

いちじくの変化に注意

いちじくに次のような変化が見られた場合、食べる時に注意して下さい。

注意すべきいちじくの変化

  • 果肉が柔らかい
  • 霜が濃く着いている

果肉が柔らかくなっているのは、熟れ過ぎていて、いつ腐ってもおかしくない状態です。

また、霜が濃いのはいちじくから染み出た水分が凍っている状態を示しています。

要するに、腐る一歩手前なのですぐに食べ切って下さい。

上記の場合、食感と風味がかなり落ちている可能性があります。

ジャムのように加熱処理して食べるのをおすすめします。

また、下記の変化が見られる場合は品質劣化が進んでいるので、食べるのは止めて下さい。

食べてはいけないいちじくの特徴

  • 変色している
  • カビが生えている
  • 甘みに混じって苦味や酸味を強く感じる

特に、カビが生えていたり味の変化が見られる場合はかなり危険です。

加工して食べるのもおすすめできないので、残念ですが破棄してください。

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いちじくは生で冷凍できる?加工後は?

いちじくを冷凍する際、生のままで冷凍するか、それとも加工してから冷凍するか迷いますよね。

どのような形で冷凍するのがベストなのか、チェックしていきましょう。

いちじくは生で冷凍OK

いちじくは生で冷凍しても大丈夫です。

野菜や果物を生で冷凍すると食味や風味が落ちたりするイメージがあるかもしれません。

しかし、水分や果糖、食物繊維を程好く含んでいて味が濃いめのいちじくは、冷凍しても味はあまり変わりません。

使う予定がない場合は、安心して生で冷凍して下さいね。

加工後の冷凍も大丈夫

コンポートやジャム、ペーストなどのように加熱加工したいちじくも冷凍して大丈夫です。

冷凍する場合も、フリーザーバックに入れて、空気をしっかり抜いてから冷凍して下さい。

加工したいちじくを冷凍保存すると、最低でも1ヶ月~2ヶ月は保存が可能になります。

いちじくを冷凍するときのコツ

いちじくを上手に冷凍するには、皮を剥くか剥かないか、まとめて冷凍しても良いのか…気になる点がある方は多いはず。

悩む方の多いポイントをまとめました。

冷凍する際に皮を剥くかは自由!

いちじくを生で冷凍する場合、皮を剥くのが基本的なやり方とされています。

しかし実際のところ、剥いても剥かなくても構いません。

皮を剥くか否かはその時の気分や好み、状況によって自由に判断して問題ありません。

皮を剥くかどうか迷った時は、皮を剥かないまま冷凍して下さい。

皮ごと冷凍すると、以下のような利点があります。

栄養素の損失が防げる

いちじくには酵素やビタミン、ミネラルが多く含まれおり、皮の周辺に密集しています。

皮を剥くとこれらは当然損失しますが、皮ごと冷凍することで防げます。

鮮度低下を遅くできる

皮を剥くとその分外気に触れる時間が長くなるので、どうしても鮮度の低下を速めてしまいます。

また、いちじく特有の香りも少し飛んでしまい、解凍した時には香りが薄くなっている可能性もあります。

皮ごと冷凍すると、鮮度や香りを最大限キープすることが可能です。

皮が剥きやすくなる

常温や冷蔵では、いちじくの水分が邪魔して滑ったりして皮が剥きにくいと思います。

しかし、皮ごと冷凍すると、水分も凍った状態なので、滑らずスルスルと皮を剥けます。

いちじくの皮が剥きに苦手意識があるなら、おすすめの方法です。

冷凍の際はまとめて密封パックに入れてOK

いちじくを冷凍する際は、まとめて1つの密封パックに入れて構いません。

但し、以下の点に気を付けて下さい。

予め冷凍する

密封パックに入れる前に、金属のバットなどに乗せて冷気が入らないようラップをかけて、あらかじめいちじくを冷凍して下さい。

いちじくが凍って硬くなったところで密封パックにまとめて入れる事で、実が潰れずに形を保てます。

膨らみを残して空気を抜く

密封パック内に空気が多く残ると、いちじくの酸化や冷凍焼けの原因になったりと、鮮度低下が速くなります。

また、封が開いているとそこから冷気が入って乾燥の原因にもなります。

しかし、いちじくは柔らかいので、しっかり空気を抜くと実が潰れて形が崩れてしまいます。

表面に凹凸がなく、膨らみが残る程度に密封パックの空気を抜いて下さい。

冷凍する際に皮を上手に剥く方法

湯煎に漬けてから氷水に潜らせて、ヘタの部分からバナナの皮を剥く要領で剥いて下さい。

湯煎から氷水に移す事で、皮と実の間に隙間ができて剥きやすくなります。

いちじくの皮を剥くさらに詳しい方法は下記の記事が参考になりますので、ぜひチェックしてくださいね。

いちじくは皮ごと食べる?剥き方や食べ方、栄養や冷凍保存はできる?

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冷凍したいちじくの解凍方法

調理するのであれば凍ったままでも構いませんが、そのまま食べるのであれば解凍する必要があります。

解凍する際は、冷蔵庫に入れて40分を目安に自然解凍します。

完全に解凍すると、水分が溶けてべちゃっとするので、そのまま食べる場合は半解凍にして下さい。

急いで解凍したいときはどうしたらいいのかな?

もし急ぎの場合は、水を張った容器にいちじくの入った密封パックを入れて解凍する方法もあります。

電子レンジのように、急激に熱を加えて解凍すると、抜ける水分が多くなり、食味や食感が悪くなってしまうため注意が必要です。

冷凍したいちじくのおいしいレシピ

冷凍したいちじくをおいしく食べるためのレシピをまとめました。

いろんな食べ方にチャレンジして、飽きることなくいちじくを楽しみましょう!

いちじくジャム

解凍したいちじくを使って、いちじくジャムを作ってみるのはいかがでしょうか。

材料

  • いちじく…お好みの量
  • 砂糖…いちじくの重さの2割(お好みで調節)
  • レモン汁…大さじ1.5
作り方の手順

  • 解凍したいちじくを好みの形に切る
  • 鍋に材料を全て入れてかき混ぜながら加熱する
  • アクが出てきたらその都度取り除く
  • 好みのとろみになるまで煮詰める
  • 煮沸消毒した瓶に詰めて完成

いちじくには、ペクチンが多く含まれているので、ジャムにするには最適な果物です。

甘さはひかえめにするのがおすすめ。

パンやヨーグルトなど、ジャムにすることで使い道の幅が広がります。

フローズンいちじく

一度冷凍したいちじくを半解凍にしてそのまま食べてみましょう。

シャーベットのようなシャリッとした触感を楽しめます。

暑い日はアイス感覚で食べれば、おいしく体を冷やせますね。

いちじくスムージー

ミキサーがあればすぐにできるお手軽レシピが、いちじくスムージーです。

材料

  • 冷凍いちじく…1個
  • 牛乳…200cc
  • ハチミツ…お好みの量
作り方の手順

  • 冷凍いちじくを一口サイズに切る
  • 全ての材料をミキサーに入れて撹拌する
  • グラスに注いで完成

冷たくて飲みやすい上に簡単なので、ちょっと何かお腹に入れたい時におすすめです。

野菜、果物、ヨーグルトや牛乳などの乳製品を混ぜて、マイいちじくスムージーを作ってみて下さいね。

いちじくと同量のバナナを入れたとろみ強めのレシピも人気です!

いちじくのレシピについては下記の記事でも紹介しています。

いちじくの味は?特徴や表現するとどんな感じ、ドライは?おすすめ通販も

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乾燥させることで、砂糖不使用でもしっかりした甘みを楽しめます。

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【まとめ】いちじくは冷凍保存可能!解凍後もおいしく食べられる

いちじくは冷凍することで最低でも1か月、うまく処理すれば2~3か月の保存が可能です。

解凍後もさまざまなレシピでおいしく食べることができますよ。

いちじくがたくさん手に入った時はぜひ冷凍保存にチャレンジしてみましょう。

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