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梅干しを食べ過ぎると下痢や腹痛等がでる?1日の摂取量や妊娠中や子供の場合は?

肉厚で甘口の梅干しはついついたくさん食べてしまいます。健康のために食べる梅干しも、食べすぎてしまうと身体に悪いのでしょうか?
そのため今回は、「梅干しを食べ過ぎると下痢や腹痛等がでる?1日の摂取量や妊娠中や子供の場合は?」をご紹介します!^^

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梅干しを食べ過ぎるとどんな影響が出る?

出典:http://urx3.nu/T9Wo

梅干しを食べ過ぎることによって身体によくない影響がでる場合があります。それはどんな症状なのでしょうか?詳しくみていきます。

  • 腹痛や下痢になる
  • 塩分の摂りすぎになる
  • むくみがでる
  • 太りやすくなる

腹痛や下痢を起こす?

梅干しの食べ過ぎで腹痛や下痢を起こす方もいます。それは梅干しの成分によるものが考えられます。

梅干しの成分にはクエン酸、カテキンが含まれています。この成分が下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。
その他にも梅干しにはリンゴ酸、コハク酸、ピクリン酸などの有機酸も含まれています。

■カテキン

カテキンでマウスが下痢を起こした!カテキンをマウスに与える実験では、茶カテキンの過剰摂取のより下痢を起こしたマウスがいるという結果がありました。

マウス実験ですので、そのままの症状が人に当てはまるかは解りませんが、少なからずカテキンの過剰摂取による影響はあるのだと思います。

あまりに過剰に梅干しを食べ過ぎると下痢を起こす可能性があるのです。

■クエン酸

クエン酸の影響で考えられのは消化不良です。
クエン酸の過剰摂取による悪影響の報告は今のところありませんが、クエン酸は胃の酸性度を上げ消化を助けるの働きをします。

しかしこの酸が多く出過ぎてそれが十二指腸に運ばれると、アルカリ性に変える酵素が追い付かず、結果として消化不良を起こすことがあります。

一般的にクエン酸は身体の疲れを取る成分で知られていますが、梅干しの食べ過ぎで下痢や腹痛が起こる可能性も考えられます。

塩分の摂り過ぎ?

塩分の摂り過ぎは、病気のリスクを高めてしまいます。

  • 高血圧
  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 肝臓病
  • むくみ

梅干しを食べ過ぎると塩分の摂取量があがります。塩分の摂り過ぎは生活習慣病でも問いただされているので、みなさんも想像がつくと思います。

最近主流の甘口梅干しは塩分が8%前後の品が多く、昔ほど塩分は入っていませんが、それでも食べ過ぎると過剰摂取になります。

むくみがでる?

塩分の過剰摂取によりむくみがでます。

  • 手や指がむくむ
  • 脚がむくんで靴がきつい
  • 瞼が腫れぼったくなる
  • むくんで全身がだるい感じがする

梅干しを食べ過ぎたため起こる「むくみ」だけでしたら、先の病気のリスクほど重症ではありませんが、身体がむくむという症状はあまりよくありません。

肝臓や腎臓に負担がかかるほどの塩分を摂り過ぎないようにしましょう。

太りやすくなる?

出典:http://urx3.nu/rVSW

梅干しを食べ過ぎたことで太りやすくなるのは、塩分、水分、カロリーが原因です。

梅干しだけで数十キロも太る訳ではありませんが、塩分の過剰摂取により体内のバランスを整えようと、水分が多くなります。水分保有量が多いと体重も増えることとなります。

これらの原因で、「むくみがひどい!」→「太った!」ということです。

梅干しのカロリー

梅干しのカロリーは、1個あたり3~6kcalくらいです。カロリーだけで言えば10個食べて30kcalほどです。

また甘口の梅干しは少し増えて15kcal~20kcalです。はちみつなどの糖分が多いのでカロリーも少し上がります。

梅干しアレルギーの可能性も

梅干しアレルギーの可能性もあります。
病院で詳しくアレルギー検査を受けないと、どの成分がアレルギーを引き起こしているのか分かりませんが、梅干しを食べただけで、のどがかゆくなる、下痢をする、お腹が痛くなるなどの症状が現われるようならアレルギーの疑いもあります。

病院に行って検査をしてもらいましょう。

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梅干しの食べ過ぎはどのくらいから?1日の摂取量は?

出典:http://urx.blue/X4uP

梅干しを食べ過ぎて身体によくないのは塩分を摂り過ぎるためです。
ではどのくらいの量なら大丈夫なのでしょうか?

大人の量は?

梅干し1日1~2個が目安です。厚生労働省発表2010年、食事摂取基準の塩分は下記のとおりです。

  • 成人男性:9.0g未満/1日
  • 成人女性:7.5g未満/1日

「調味梅干し」1個あたりの塩分含有量は1~2gくらいです。これも商品によってばらつきがありますのであくまで平均値です。

厚生省の数値から単純に計算すると梅干しだけなら1日3個まで食べられます。

しかし日本人の塩分平均摂取量は9gでオーバーしているのが実態です。
他にも食事をしますし健康のことを考えると、1日1~2個がよいでしょう。

(調味梅干しとは:塩分が10%未満の甘口、塩分控えめの梅干し)

■昔からの酸っぱい梅干しの場合

昔からの成分配合で作られた梅干しは塩分が10~30%ありますので、たくさん食べ過ぎると塩分が過剰に摂取されてしまいます。

1個2~5gほどありますので、しょっぱい梅干しは1日1個が限度でしょう。

■カリカリ梅の塩分は1.3gほどでした。

妊娠中の場合は?

食事摂取基準によると妊婦も成人女性と同じ数値です。

とはいっても妊婦さんは、むくみやすく太りやすいです。
妊娠中毒症にも気を付けなければなりませんので、塩分の執り過ぎには注意が必要です。

子供の場合は?

子供の塩分摂取量は4~7gです。

  • 3~5歳:4g
  • 6~7歳:5g
  • 8~9歳:6g
  • 10~20歳:7g

子供は身体が小さいので、塩分も大人より少なくする必要があります。

体重にもよりますが、だいたい幼稚園なら半分まで、小学生で3/4くらいか小さいのを1個、中学~高校生は大人と同量くらいです。

梅干しの塩分を抜く方法は?

出典:http://urx3.nu/szbV

この方法でだいたい5%の塩分を抜くことができます。

  1. 大きめの保存容器を用意します。
  2. 水をたっぷり入れます。
  3. 2に塩をひとつまみ入れます。
  4. そこへ梅干しを入れて一晩冷蔵庫で保存します。
  5. 翌日、水は捨てます。

どうしても梅干しを食べたいなら塩分を抜いてみましょう。

梅干しが夏にオススメなのはなぜ?塩も効果ある?

出典:http://urx.blue/SoWf

梅干しは夏バテに効く成分のナトリウムとクエン酸が豊富です。その他にも梅干しにはカテキン、リンゴ酸、コハク酸、腸の働きを活発にするピクリン酸などの有機酸がたくさん含まれます。

塩分(ナトリウム)の効果は?

神経伝達や筋肉を保つ働き、血行不良や疲労の改善にも必要な成分です。塩分(ナトリウム)は必須アミノサンであることを忘れてはいけません!
脚がつるこむら返りの原因もナトリウム不足が関係しているとも言われています。

クエン酸の効果は?

クエン酸の効果は、疲労物質を分解する、唾液の分泌を増やし消化を助ける、胃が活発に動くことにより食欲を増進させるます。

暑い時期に冷たい物ばかり食べて胃腸の調子が悪くなったり、食欲がなくなった時は、梅干しを1日1個食事に加えるとよいでしょう。

梅干しの効果は?

成分別に効果や過剰摂取による身体への影響を考えてきましたが、総合的にみて梅干しは身体に良いことがたくさんあるので、適度に食べることが望ましいのだと思います。

  • 疲労回復
  • 食欲増進
  • 神経や筋肉保持
  • 血液サラサラ
  • 美肌
  • 代謝促進によりデトックス
  • 老化予防
  • 肩こり、腰痛
  • 腸の動きを活発にする
  • 便秘
  • 免疫アップ

梅の成分はタンパク質、カルシウム、カリウム、リン、鉄などのミネラルが豊富で、ビタミンA、B1、B2、Cなども豊富に含まれています。

また梅干し自体はアルカリ性です。
白米やパン、お肉、お酒、アイスクリームに多く含まれる糖分が身体を酸性に傾けてしまます。
血液がドロドロになり毛細血管の流れが悪くなり、免疫低下の原因にもなります。

そこでアルカリ性の梅干しを食べることで身体の状態を弱アルカリ性に向け健康な状態にしてくれます。

健康に導いてくれる梅干しですが、それだけに偏らず、野菜や海藻など色々な食品をバランスよく食べて夏に負けない身体を目指しましょう。

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身体にいい梅干しも量の違いで、よくも悪くもなるのですね。毎日1個を目安として食べるのが最適かもしれません。過剰摂取を避けバランスよい食生活を心がけましょう!
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