疲労回復やダイエットに効果のある生姜。そんな生姜ですが、収穫の時期やタイミングを見分け方があるそうですが、気になりませんか?
そのため今回は、生姜の収穫の時期・タイミングの見分け方は?やり方、保存方法もご紹介します^^
生姜の収穫時期は?
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生姜の収穫は夏と秋
一口に生姜と言っても、筆生姜(矢生姜とも言う)、葉生姜、根生姜と成長により呼び方が変わります!また、収穫の時期もそれぞれ異なり筆生姜は6月~7月、葉生姜は7月~8月、根生姜は10月~11月頃となっています。なので、生姜は夏と秋が収穫の時期となります☆
根生姜は一度の収穫で二度美味しい
根生姜は、白っぽく繊維が柔らかいままの新生姜、繊維質で辛味の強いひね生姜と2つの味を楽しむ事ができます。
また、ひね生姜は種いものように植え付けて、そのまま栽培する事も可能です。種生姜というやつですね。4月頃になるとホームセンターなどで種生姜が売られていますが、あれはひね生姜です!
種いもは食用には向きませんが、種生姜は食べても植えても楽しめるので、正に一度の収穫で二度美味しいです!
収穫は冬がくる前に
高温多湿を好む生姜は寒さに弱いです!
なので、霜が降りる時期に収穫すると、生姜が傷んだり腐ったりする原因になります。霜が発生するのは気温が4℃以下の時と言われています。生姜の生育に必要な気温は15℃で、10℃を下回ると生育が止まって枯死してしまいます。
生育温度を大きく下回る気温4℃の環境下での収穫は、生姜を腐らせたり傷ませたりする原因になります。
収穫タイミングの見分け方
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茎の太さ
茎の太さが1cm以上になれば、収穫のタイミングです。大体、3か月くらいでこの太さになります。
葉の枚数
植え付けから3か月経って、葉が7枚~8枚になった頃に葉生姜が収穫のタイミングを迎えます☆
また、葉が3枚~5枚開いた時に新芽を刈り取って葉生姜を収穫し、芽が少なくなって収穫を止めれば、秋には根生姜が収穫できます。
根生姜の収穫のタイミングは、葉先が黄色くなって、根が充分に肥大した時です☆
株元の色
筆生姜と葉生姜は株元が赤色に、根生姜は株元が黄色になった時が収穫のタイミングです!
筆生姜と葉生姜は株ごと引き抜いて収穫します。
収穫直後のこれらは生で食べる事ができるので、是非育ててみて下さい☆
収穫した生姜の保存方法
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重要なのは温度管理
生姜の最適温度は25℃~28℃で、この温度より高くなると発芽が始まり、10℃より低いと傷んだり腐る原因になります。また、最低でも15℃以上にならないと生育しません。なので、保存の際は、発芽も痛みも防げる13℃~14℃の間で保存して下さい☆
乾燥させるのはNG
生姜を冷蔵庫に保存したら、スカスカに萎びていたという経験はないでしょうか?私は冷蔵庫の中で萎びた生姜を何度か見た事があります。
生姜が心地いいと感じる湿度は90%とされていて、乾燥には弱いです。その為、剥き出しのまま放置したり冷蔵庫に入れたりすると、乾燥して萎びたりして悪くなります。
なので、保存の際は、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーなどで包んで風通しの良い冷暗所で保存して下さい。夏場は問題ないですが、気温が下がる冬から春は更にラップで包むと、生姜の生育に最適な環境により近付けます。
キレイにしない
土に埋まっている状態を再現しつつ、乾燥を防止する為に、収穫時に付いた土は払わずに、付けたまま保存して下さい。
土の中に埋めて保存
冷暗所のような保存場所が見当たらない場合、そのまま土の中に保存しても大丈夫です。
20cm程度土を掘り下げてもみ殻を敷き、その上に生姜同士が振れないよう横倒しに並べ、土を2cm以上被せます。その上に生姜を並べてを繰り返し、最後にもみ殻を被せたら土を10cm以上盛り上げ、ワラや落ち葉、枯れ草などで覆います。
土に埋めれば乾燥を予防できるだけでなく、保温も雨除けもできるのでおススメです☆
こちらのように量があっても安心です。
こちらは農薬を使わずに育てた、貴重で安心安全な有機栽培の生姜です。2kgと大容量なので、存分に味わえます。
ふるさと納税です☆
薬味にするなら長期保存
新生姜を2か月以上保存すると白色が飴色になり、ひね生姜と言われます。スーパーで売られている状態の生姜です。ひね生姜は新生姜に比べて繊維が固くて辛味も強いので、すりおろしたり薄くスライスして、薬味に適しています☆
長期保存する場合、土の中に埋めるのもありですが、発泡スチロールで保存する事も可能です。発泡スチロールのそこに濡れた新聞紙を敷いて(5~6枚重ねれば確実ですね)、蓋をして隙間にガムテープを貼って密封し、保温して乾燥を予防し、遮光します。
ひね生姜はそのまま種生姜にもなるので、次回の栽培にも使えます。
そのまま食べる場合は、こちらの商品を使うのがおススメです。
こちらはスプーン形のおろし器です☆
食べたい分だけすりおろす事ができます。切れ味もよく、空滑りも少ないです。
保存期間
常温で保存すれば、最低でも10日~2週間、最大で数か月の保存が可能となります。
こんな保存方法もあります
- 容器にもみ殻と埋める
- 容器にもみ殻と一緒に濡らした土を混ぜて埋める
- 表面を濡らしてビニール袋に入れる
- 水に浸ける
- 焼酎に浸ける
美味しく収穫するまでのやり方
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植え付け場所の選び方
乾燥しない、保湿性の良い土に植え付けます。だからと言って、吸水できず貯まってしまう程の水分があっても悪くなってしまうので、注意して下さい!
また、強い光も苦手なので、適度に日陰になる場所に植え付けて下さい。
種生姜の選び方
種生姜は大きく分けると、小生姜、中生姜、大生姜に分けられます。因みに、スーパーでよく売られているのは大生姜ですね。
種生姜は皮が瑞々しく、黄色が鮮やかでツヤがあり、しっかりとした芽がある物を選んで下さい。解りにくいと思ったら、少しでも美味しそうに見える生姜を選んで下さい。
生姜は種生姜の良し悪しで、出来具合が決まると言っても過言ではないので、種生姜選びは慎重にして下さい。
品種選びは味の好みで
種生姜が大きさだけでなく、品種によっても味が違ってきます。辛さの好みや収穫したい生姜、使う用途に合わせて、品種を選んでみて下さい。
大生姜
大身(印度)生姜、お多福、八郎が有名な品種ですね。大生姜は辛味が弱く、お寿司に添えられているガリや紅生姜に適しています。
育てやすさを取るなら大身、ブランド志向を取るなら八郎を選びます。
八郎は大身よりも寒さに弱く栽培期間が短いので注意して下さい。
小生姜
小生姜は辛味が強く、葉生姜や筆生姜を収穫したい場合は、小生姜が適しています。焼き魚に添えられた、棒状のはじかみというのも小生姜の1つです。
小生姜は収穫量が300g~400gと少ないですが成長が速いので、少しでも早く収穫したい方にはおススメです。三州、谷中、金時が有名な品種ですね。味噌を付けて食べても美味しいです。
三州は悪条件にも耐えられる丈夫さがあるので、プランター栽培に適しています。
物珍しさを取るなら赤い色が特徴の金時がおススメです。
発芽後の世話
追肥
草丈が15cm、30cm~40cmになった時、それ以降は月に1度行います。露地栽培の場合は化学肥料を30g程度蒔いて土寄せし、プランター栽培の場合は株周辺に化学肥料を5g程度蒔いて軽く混ぜてから株元に土寄せします。
水やりついでに、薄めた液肥を週に1回蒔くのもありです。
土寄せ
土寄せが足りないと、根茎が太らず小さな生姜しか収穫できないので、小まめに行って下さい。
土寄せは草丈が15㎝、30cmになったタイミングで行います。3回目は2回目から1か月後に行い、表面が隠れる位に土を被せて下さい。
日除け
生姜は強い日光に弱いので、直射日光を避けるようにして下さい。
土にワラなどを敷くと、生姜が日に当たりにくい上に、乾燥も防げます。
日除けが上手くできてないと、太陽の光で光合成して、生姜が緑色に変色します。病気になったり傷んで悪くなっている訳ではないので食べられますが、少し硬いので注意して下さい。
サトイモで生育率アップ
サトイモも生姜と同様に高温と水分を好むので、混植には非常に相性が良いです。また、サトイモの葉が生姜を覆って日陰を作るので、乾燥や直射日光を防ぐ事もできます☆
南北畝の場合はサトイモ同士の株間40cmの間に生姜を植え付け、東西畝の場合はサトイモの北側に生姜が来るように植え付けると、通路側に葉生姜が伸びるので、収穫作業が楽になります。
生姜に関して、別記事でもまとめています↓↓↓
まとめ+関連記事
生姜は追肥と日除けと土寄せを行えば、後は成長してくれるので、家庭菜園初心者の方にもおすすめの作物です☆家庭菜園をやった事がない方、失敗して良い思い出がないという方におすすめ♪
関連記事も良かったらご覧ください↓↓↓^^
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