玉ねぎは季節を問わず、料理には欠かせない野菜ですよね☆玉ねぎの収穫の時期やタイミングはどう見分ければ良いのでしょうか? 収穫の仕方や保存方法についても気になりますよね☆
そのため今回は、『玉ねぎの収穫時期の目安は?タイミングの見分け方、やり方や保存方法、乾燥の仕方も』をご紹介します!^^
玉ねぎの収穫時期の目安は?タイミングの見分け方も
出典:http://qq2q.biz/P7u1
収穫の時期は種類によって違う
しかし、玉ねぎにはいくつかの品種があり、品種によって収穫時期が違います。
- 超極早生・・・3月中旬から4月上旬
- 極早生・・・3月中旬から4月下旬
- 早生・・・5月中旬から6月中旬
- 中晩生・・・5月中旬から6月上旬
- 晩生・・・6月中旬から6月下旬
- 春蒔き・・・8月から9月
秋蒔き玉ねぎの場合
基本的な収穫時期
出典:https://タマネギ栽培.com/タマネギ栽培-qa/タマネギの収穫時期.html
最も一般的な秋蒔きの玉ねぎは、基本的に5月下旬ごろに収穫の時期を迎えます。
品種によって違う収穫時期
- 超極早生・・・3月中旬から4月上旬
- 極早生・・・3月中旬~4月下旬
- 早生・・・5月中旬から6月中旬
- 中晩生・・・5月中旬から6月上旬
- 晩生・・・6月中旬から6月下旬
秋蒔き玉ねぎは、超極早生品種でも、晩生品種でも、だいたい9月~10月ごろに植え付けをするのですが、収穫時期は最大3ヶ月程度も違います。
こういった品種の違いにより、幅広い期間に収穫したての玉ねぎを出荷することができるようになっています。
自家栽培する時は、自分が収穫したい時期に合った品種のものを選ぶようにしましょう^^
収穫するタイミングは?
秋蒔き玉ねぎを収穫するタイミングは、葉が倒れてから一週間程度してからです。
葉が倒れた後も暫くの間は、玉の部分が成長します。
葉が倒れてからすぐに収穫してしまうと、少し小さい玉ねぎになってしまいます。
逆に、収穫が遅くなってしまうと、腐敗球(くさってしまうもの)が多くなるので、葉が青いうちに収穫するようにしましょう。
春蒔き玉ねぎの場合
基本的な収穫時期
春蒔き玉ねぎの収穫時期は、地域によっても違いますが、8月~9月ごろが一般的です。
春蒔き玉ねぎは、冬を越すことがないので、冬の寒さが厳しい地域でも栽培することができます。
収穫するタイミングは?
春蒔き玉ねぎを収穫するタイミングは、秋蒔き玉ねぎよりも早く、葉が8割方倒れたくらいのタイミングで収穫するようにしましょう☆
玉ねぎの収穫方法
出典:http://blog.livedoor.jp/mk_2nr/archives/7287684.html
ここでは、玉ねぎの収穫方法をご紹介します^^☆
玉ねぎの収穫は、おおよそ以下のような手順で行います。
- 葉を持って引き抜く(収穫)
- 根切りを行う
- 乾燥させる
収穫は晴天の日を選ぶ
収穫後に湿り気の影響で、玉ねぎが傷みやすくならないように、収穫する時は晴天の日を選びましょう。
土が湿っているといけないので、雨の降った次の日なども避けた方が良いですね^^
また、収穫後数日、畑の上で乾燥させる必要があるので、収穫後も数日は晴天が続きそうな日を選ぶようにしましょう。
葉を持って引き抜く
玉ねぎを収穫する時は、葉の付け根をしっかりつかんで真上に引き抜きます。
葉が倒れたものから収穫していきましょう。
葉が全て枯れてしまうまで、玉ねぎは大きくなり続けますが、完全に枯れてしまってから収穫するでは遅いので気を付けましょう。
引き抜きにくい時は、周りの土にスコップを入れて、玉ねぎの根っこを切ってから引き抜くといいですよ☆
根切りを行う
玉ねぎは収穫の前後に「根切り」を行う必要があります。
根切りは、収穫後に行う場合と、収穫前に行う場合があります。
では、どういった場合、収穫前に根切りを行い、どういった場合に収穫後に行えば良いのでしょうか?
根切りの方法なども合わせてご紹介します☆
収穫後の根切りの場合
家庭菜園では、一般的に玉ねぎを引き抜いた後(収穫後)に根切りを行います。
家庭菜園なら、収穫した玉ねぎの根の部分を、ハサミで切り取ると良いですね。根はできるだけ残さず、玉の部分を傷つけないように注意しましょう。
茎の部分は、15cmほど残して切りましょう。
では、どうしてわざわざ根切りをする必要があるのでしょうか?
玉ねぎは、根から養分や水分を吸い上げて成長します。(玉ねぎに限らず、植物はみんなそうですね^^)
根切りを行うことで、根の水分を吸おうとする力を止めて乾燥しやすくする効果があります。
また、根に含まれている水分によってカビが生えることを防ぐことにもつながります。
収穫前の根切りの場合
出典:https://www.youtube.com/watch?v=1YMN8hkocqU
農家など、大量に収穫するところでは、収穫を楽にするために、収穫前に根切りをします。
玉ねぎが土に埋まっている状態で根切りをすると、水を吸えなくなり、茎や葉は枯れていきます。
根切りをしてから数週間後に収穫をするのですが、収穫前に根切りをしていたことで収穫後に玉ねぎを早く乾燥させることができます。
また、根切りをした時点で玉ねぎの成長は止まるので、収穫までの間に玉ねぎが大きくなり過ぎず、丁度いいサイズを保てるというメリットもあります^^
収穫前の根切りは、農家など大規模に栽培をしているところが多いので、機械で根切りをするところも多いです。
機械を使って根切をしている様子を、動画でご紹介します☆
畑でそのまま乾燥させる
収穫し、根切りをした玉ねぎは、畑でそのまま乾燥させます。
畑に2~3日置いておけば、乾燥させることができます。
途中で雨が降ってしまっては乾燥できませんので、玉ねぎを収穫する時は、しばらく晴れが続きそうな時を狙って収穫しましょう。
玉ねぎの保存方法
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吊るして保存
吊るして保存する時は、風通しが良く、雨や直射日光の当たらない場所を選びましょう。
吊るす場所としては、軒下などがおすすめです^^☆
吊るす場合、収穫後すぐに吊るすのではなく、茎が乾燥してから吊るします。
茎が乾燥したら、4個ずつくらいに分けて、葉の付け根を縛ります。
みかんのネットやストッキングなどに入れて吊るしても良いですね☆
段ボールやカゴで保存
段ボールやカゴで保存する時は、玉ねぎを一個ずつ新聞紙で包みます。
段ボールやカゴに入れるときは、玉ねぎが重ならないように置くことで、長持ちさせることができますよ☆
同じ品種でも、小さい方が長持ちする
玉ねぎは、同じ品種でも、小さいものの方が長期保存に向いています。
大きいものの方が栄養分が豊富なため、小さいものよりも早く芽が出て腐ってしまいます。
玉ねぎをたくさんもらった時は、大きいものから先に食べて、小さいものを保存するようにしましょう。
また、スーパーなどで玉ねぎを買う時は、すぐに食べきれないのであれば、小さくて身が固く引き締まった物を選んだほうが、長く保存することができますよ^^
品種で保存できる期間が違う
玉ねぎは、品種によって保存できる期間が違います。
一般的に長期保存に向いている玉ねぎですが、中にはあまり保存に向いていない品種もあるので、注意が必要です。
早生種、新玉ねぎの場合
早生種(超極早生、極早生)の玉ねぎは、保存には向いていません。
収穫から一週間以内を目安に食べきってしまいましょう。
また、新玉ねぎも、保存には向いていません。
新玉ねぎとは、一般的に早生種の中でも乾燥期間が短く水分の多いものが、そう呼ばれています。
みずみずしく、甘みも多いのですが、3日以内を目安に食べきってしまいましょう。
冷蔵庫に保管しておいたとしても、一週間がギリギリといったところです。
中晩生種の場合
中晩生種の玉ねぎは、10月ごろまでは保存することができます。
風通しの良いところで保存しておきましょう。
晩生品種の場合
晩生品種の玉ねぎは、1月ごろまで保存することができます。
こちらも、風通しの良いところで保存しておきましょう^^
その他玉ねぎの豆知識
出典:http://urx.blue/PfIO
玉ねぎの葉が倒れる理由
玉ねぎの葉は、長くなると重力で自然に倒れます。
玉ねぎの葉は長く伸びるので、ある程度の長さまで伸びると風に当たり、自然と倒れたり折れたりします。
これは自然現象なので、そのままにしておいても問題ありません^^
ただ、あまりに風当たりが強いようであれば、折れる箇所が多くなり、その部分から病気に感染してしまう可能性もあるので、風よけを作るなどして対策しておいた方が良いですね☆
次に、玉ねぎがかかりやすい病気として、「乾布病」というものがあります。
乾布病にかかると、葉が曲がるという症状が出ます。
玉ねぎの葉が倒れた時に、病気かそうでないかを見極めるためには、葉の状態をチェックすることが大切です。
病気にかかっていると、腐敗症状が出たり葉が白くカビたりすることがあるので、葉が倒れた時にはしっかりと観察するようにしましょう。
葱坊主が出ると倒れない
玉ねぎの葉の先端に、丸い葱坊主ができているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
葱坊主というのは、玉ねぎの「花」です。
葱坊主ができると、玉ねぎの葉は倒れません。
倒れないから良いのかというとそうではなく、むしろ葱坊主ができるのは、玉ねぎの栽培にとっては悪いことです。
美味しい玉ねぎに成長するためには、「玉」の部分に栄養が集まらなければいけません。
しかし、花が咲いてしまうと、栄養が花の方に集中してしまい、おいしい玉ねぎになりません。
葱坊主ができてしまった玉ねぎは硬く、あまりおいしくないものになってしまいます。
葱坊主を作らないためにはどうする?
おいしい玉ねぎを作るには、葱坊主ができないように上手に栽培する必要があります。
葱坊主ができてしまう理由として、「栽培が早すぎる」「肥料が多すぎる」「成長が早すぎる」などがあります。
葱坊主ができてしまった場合は、次からは少し栽培時期を遅らせる、肥料を減らす、大きい苗は植えるのを避ける。などの対策をおすすめします☆
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年中スーパーなどで見かける玉ねぎには、様々な品種があるんですね☆品種によって保存できる期間が違うので、一番おいしく食べられる期間に調理するようにしましょう^^
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