あさりが加熱しても開かないのは食べてもは大丈夫?原因や開く理由は?

あさりを使った料理といえば、お味噌汁や酒蒸し、パスタやクラムチャウダーなどが定番ですが、調理する際、加熱しても開かないあさりは、食べても大丈夫なのでしょうか?また、開かない原因等についても気になりますよね☆

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加熱してもあさりが開かないのは食べてもは大丈夫?

出典:https://bit.ly/3430xaj

加熱しても開かないあさりは、食べない方が良いでしょう。

「死んでいるあさりは加熱しても開かない」というのはご存知の方も多いと思いますが、実は生きていても開かない場合もあります。
ですが、死んでいるか生きているかの判断は難しく、見た目だけでは分かりません。

確認のために開かないあさりを無理やりこじ開けたりすると、死んでいる場合は強烈な腐敗臭が漂ってきます><;
また、生きている場合でも、砂抜きが上手く出来ていないので、ジャリジャリして美味しく食べられません。

このように、無理やりこじ開けても良い事はないので、加熱しても開かないあさりは、残念ですがそのまま処分してしまいましょう。

加熱してもあさりが開かないのは原因は?

出典:https://bit.ly/37e2jY2

  • あさりが死んでいる
  • 蝶番の部分が壊れている
  • 解凍方法に問題がある

加熱してもあさりが開かない原因としては、上記のような理由があげられます。

あさりが死んでいる

死んでしまっているあさりは、加熱しても開きません。

あさりには貝柱があり、貝柱は二枚の殻が開かないよう、貝を閉じようとする働きをしています。
本来なら、あさりを加熱することで貝柱が縮むため、加熱すると口が開くのですが、死んでしまったあさりは熱による変化が起こらなくなるため口も開かなくなります。

蝶番の部分が壊れている

二枚貝であるあさりには「蝶番(ちょうつがい)」がありますが、蝶番が壊れていると、加熱してもあさりが開かない場合があります。

貝柱には貝を閉じようとする働きがありますが、蝶番には貝を開こうとする働きがあります。
何らかの理由でこの蝶番の部分が壊れたり、開こうとする力が弱いと、加熱しても蝶番の役割が機能せず、あさりが開かなくなってしまいます。

また、調理前など、あさりを洗う時に強くこすり過ぎてしまうと、蝶番の部分が壊れてしまう事があります。
そのため、あさりを洗う時はあさり同士をゴシゴシこすり合わせ過ぎないよう注意するようにしてくださいね☆

解凍方法に問題がある

冷凍したあさりを解凍する時、自然解凍してしまうと、あさりの死後硬直が進んでしまい、口が開かなくなってしまう事があります。

あさりは冷凍することで長期保存が出来るようになるため、あさりが沢山ある場合には一度冷凍して、使う分だけ少しずつ解凍して使うという方も多いと思います。
あさりは生き物なので、冷凍すると死んでしまいますが、正しい手順で冷凍することで死んでしまっても鮮度を保ったまま保存することができるので、潮干狩りなどであさりを大量に獲った時には非常に便利な保存方法でもあります^^

ですが、解凍方法にはポイントがあり、解凍方法を間違えるとほとんどのあさりが開かずガッカリしてしまうことになるので、解凍方法には気を付けなければいけません。
冷凍した時点であさりは死んでしまっているため、何も考えず自然解凍してしまうと、死後硬直が進むと共に貝柱の細胞も壊れてしまい、口が開かなくなってしまいます。
また、自然解凍だけでなく、ゆっくりと加熱した場合も同様に、口が開かなくなる可能性が高くなります。

解凍する時のポイント

冷凍したあさりを調理する時は、凍ったままのあさりを強火で一気に加熱することがポイントになります。
沸騰したところに凍ったままのあさりを入れてもOKです^^☆

自然解凍させたり、フライパンでゆっくり加熱してしまうとあさりが開かないので、フライパンで調理する時は強火で一気に加熱するようにして下さいね♪
お味噌汁などで使う時は、必ず水が沸騰してからあさりを投入するようにしましょう!

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貝を砂抜きしても開かないのは失敗?

出典:https://bit.ly/2XuEFSF

  • 水温が適切ではない
  • 塩分濃度が適切ではない
  • 水の量が多い
  • 明るい場所に置いている

貝を砂抜きした時に開かない原因としては、主に上記の可能性があげられます。

水温が適切ではない

砂抜きに適した水温は15~20度となっています。
そのため、適温よりも低い、もしくは高い場合には砂抜きが上手く行われず、貝が開かないことがあります。

あさりをぬるま湯に入れてしまったり、砂抜きをしている間、容器を冷蔵庫に入れてしまったりすると水温が低くなり過ぎてしまうため、注意が必要です。
水温は一定に保つことが理想なので、基本的には冷蔵庫に入れる必要はありません。

塩分濃度が適切ではない

砂抜きに適した塩分濃度は、海水に近い3%となっています。

水の量に対して3%の塩を入れることで、しっかりと砂抜きをすることが出来ます。
100グラムの水に対して3グラムの塩を加えたものが、海水に近い塩分濃度となります。

水に対して3%の塩を加えたら、しっかりと味見をしておきましょう。
味見をして塩分濃度を覚えておくことで、次からは目分量で作ることが出来るようになります^^

水の量が多い

出典:https://bit.ly/2XyoBPZ

砂抜きをする時、水の量が多いと貝は呼吸することが出来なくなり、砂抜き中に死んでしまう場合があります。

砂抜きをする時の時間の目安は、2~3時間程度となっています。
このとき、水の量が多く、フタなどを閉めた状態で2~3時間置いてしまうと貝は呼吸することが出来なくなってしまいます。

砂抜きをする時は、貝が呼吸困難にならないよう、水の量に気を付けることもポイントになります。

明るい場所に置いている

砂抜きをしている間、容器は薄暗い場所に置いておくことが理想です。
なので、明るい場所に置いておくと貝が開かず砂抜きに失敗してしまう場合があります。

日の当たる場所などは避け、冷暗所に置いておくことで、あさりが砂をしっかりと吐いてくれます^^
置き場所に困った場合には、新聞紙などを軽く被せておくだけでも、薄暗い環境を作ることができますよ☆

貝が開く理由

出典:https://bit.ly/2R66U90

あさりなどの二枚貝が開くのは、二枚の貝を引き寄せている貝柱が加熱によって縮み、殻から離れてしまうためです。

貝柱はたんぱく質によって貝にくっついており、貝が開かないように引き寄せる働きをしています。
この貝柱は、加熱することで縮み、接着力がなくなってはがれてしまうため、貝の口が開くというわけです^^

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砂抜きなど面倒な手間もかからないので、忙しい時にも重宝します^^

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まとめ+関連記事

加熱しても開かないあさりは、死んでいる可能性が高く、仮に生きていたとしても砂抜きが上手くできていないので、食べない方が良いでしょう。
今回ご紹介した、砂抜きを失敗しないための方法についても、是非参考にしてみて下さいね^^☆

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