マテ貝は、木の棒のようにも見える不思議な見た目から、味の想像がつきにくいですよね。一体マテ貝はどんな味をしているのでしょうか?また、マテ貝の砂抜き方法や、美味しい食べ方についても気になりますよね☆
もくじ
マテ貝の味は?
出典:https://bit.ly/2toFFwD
マテ貝の味は、あさりに似ています。
あさりに似た味で、あさりを少し濃厚にした感じと言った方がより伝わりやすいかもしれません^^
マテ貝は貝らしくない独特な見た目から、味に癖がありそうですよね。
初めて食べる方は少し抵抗感があるかもしれません。
ですが、意外にも癖はなく、「貝らしい味」をしているんです^^
あさりよりも少し濃厚な味わいなので、貝好きの方はハマる味だと思います。
基本的には癖がなく食べやすい味ですが、生息している場所によっては生臭さを感じることもあるかもしれません。
生臭さが気になる場合は、水と酒を1:1にしてさっとお湯にくぐらせることで臭みが取れます^^
マテ貝は旨味成分が多いので、素材の味を生かしてシンプルな調理方法で食べるのも良いですし、他の食材と合わせてみるのも良いですね♪
マテ貝を美味しい食べ方についても、後ほど詳しくご紹介したいと思います^^☆
マテ貝の砂抜き方法は?
出典:https://www.youtube.com/watch?v=OcuSF4X_DcA
マテ貝は、「砂抜きする必要がない」といわれることもありますが、数十センチ~1メートル程度の深さの砂の中で生息しているため、美味しく食べるためにも砂抜きはしっかりとしておきましょう。
食べている時にジャリッとなったら嫌ですもんね^^;
マテ貝を砂抜きすることで、砂だけでなく、ぬめりも取ることが出来ます。
マテ貝の砂抜きは、基本的にはアサリを砂抜きする手順と同様です。
具体的な手順は以下の通りです。
- マテ貝をしっかりと水洗いする。
- 水洗いしたマテ貝をトレイに平らになるように並べる。
- 塩水(水の量に対して3%の塩)を、トレイに並べたマテ貝が浸るくらいに入れる。
- 水が飛ばないように、トレイに新聞紙を被せ、冷暗所で一晩おく。
このように、砂抜きの方法はとても簡単です^^
簡単ですが、注意しなければいけない点もあります。
砂抜きに使う容器にもよりますが、深い容器にたっぷりの塩水をいれてしまうと、貝が呼吸することが出来なくなってしまいます。
容器に塩水を入れ過ぎて、貝が呼吸が出来ないまま何時間も経過してしまうと、当然の事ですが死んでしまいます。
マテ貝が溺れて死んでしまう事が無いように、砂抜きの際の塩水の量には気を付けましょう。
砂抜きのポイント
しっかりと砂抜きするためには、
- 出来るだけ海水に近い塩分濃度にする。
- 吐いた砂をまた吸ってしまわないよう、定期的に水を換える。
- 冷蔵庫に入れず、常温で砂抜きをする。
この3つがポイントになります。
まず、砂抜きに適した塩分濃度は、海水に近い3%となっています。
水の量に対して3%の塩を入れることで、しっかりと砂抜きをすることが出来ます。
100グラムの水に対して3グラムの塩を加えたものが、海水に近い塩分濃度となります^^
次に、砂抜きをする時はマテ貝が砂を吐ききるまで、ある程度の時間置いておく必要がありますが、吐いた砂をそのままにしておくと再び取り込んでしまうという事もあるので、徹底的に砂抜きをしたい場合は、定期的に砂抜き用の塩水を換えることもポイントとなります。
そして、マテ貝を砂抜きしている間、容器は冷蔵庫に入れず、常温の冷暗所に置いておきましょう。
マテ貝だけではなく、あさりなどの貝を砂抜きする場合もそうですが、冷蔵庫に入れてしまうと水温が低くなることで貝が眠ってしまい、上手く砂抜きが行われない場合があります。
また、薄暗い場所に置いておくことで砂を良く吐き出してくれるようにもなります^^
砂抜きに失敗しがちな方は、是非このポイントを抑えるようにしてくださいね☆
早く砂抜きする裏ワザ
マテ貝を、50度程度のお湯に15分浸すことで砂抜きするという方法もあります。
砂抜きの方法を紹介しましたが、一晩おいたり、塩水を換えたりと、ある程度の時間や手間が掛かります。
早く食べたい人はじれったくなってしまいますよね><;
そんな方は上記の方法で砂抜きしてみて下さい^^
50度のお湯ではマテ貝が死んでしまうのではないかと思う人もいるかもしれませんが、50度はマテ貝がギリギリ死なない温度なんです。
50度程度のお湯に15分浸すことで、マテ貝は砂を吐きだします。
お湯が50度以上になるとマテ貝が死んでしまい砂抜きが出来なくなってしまうので注意して下さいね。
また、砂をもっと吐かせようと15分以上浸しておくのもNGです。
慣れていないと失敗してしまう可能性もあるので、この方法で砂抜きをする場合は、一度少量で試してみてからの方がいいかもしれません。
マテ貝の開け方や捌き方は?
出典:https://www.youtube.com/watch?v=ov2V-2q7YGQ
↑こちらの動画の、4分45秒辺りから、マテ貝を捌く様子を見ることが出来ます。
タイトルに「閲覧注意」とありますが、貝だと思えばそこまでグロテスクな内容ではないのでご安心ください^^笑
マテ貝はあさりと同じように、加熱することで殻が開きますが、お刺身などで食べる場合は動画で紹介されている捌き方を参考にしてみて下さい☆
動画では説明文がないので、補足も含めるとマテ貝の捌き方の手順は下記のようになります。
- マテ貝の殻を縦にカッターで切り、殻を開く。
(マテ貝の殻はとても柔らかいので、簡単に切ることが出来ます) - 殻から身を切り離し、身の真ん中に切り込みを入れ、内臓を取り出す。
- 内臓を取り出したら、塩もみする。
(塩もみをすることで生臭さがなくなり食べやすくなります) - 塩もみをした後は、塩をしっかりと洗い流す。
「捌き方」と聞くと難しく感じてしまいますが、マテ貝の場合はとても簡単ですね^^
マテ貝の美味しい食べ方・レシピを紹介!
バター焼き
出典:https://www.youtube.com/watch?v=S1ZkPmjEixY
マテ貝のバター焼きは、シンプルにマテ貝の味を楽しむことが出来るおすすめレシピです☆
とても簡単に作れるので、おつまみにもピッタリです♪
マテ貝の食べ方としては定番ですね^^
作り方
動画内での手順は、下記のようになっています。
- 砂抜きをしたマテ貝を水で洗う。
- フライパンにバター、マテ貝、白ワインを入れる。
- 味見をして、お好みで塩コショウを加える。
- 仕上げにもう一度バターを加えたら、完成。
刻みネギやレモンをかけていただきましょう^^
酒蒸し
出典:https://bit.ly/2ELyFg1
マテ貝の酒蒸しも、シンプルな味わい方としては定番ですね^^☆
シンプルですが、マテ貝の旨みをしっかりと感じることが出来ます。
作り方も簡単ですよ♪
作り方
クックパッド:https://cookpad.com/recipe/3804292
炊き込みご飯
出典:https://bit.ly/38Zf5uD
マテ貝の炊き込みご飯は、マテ貝の茹で汁を使うことでご飯にも旨みが染み込みます♪
定番の食べ方を楽しんだ後におすすめのレシピです^^☆
作り方
クックパッド:https://cookpad.com/recipe/748655
美味しいマテ貝のおすすめはコチラ☆
お中元にもおすすめな、瀬戸内産のマテ貝です☆
旨みも栄養もたっぷりで、様々な調理法で楽しむことが出来ます^^
冷凍されているので、食べたい時に食べたい分だけ少しずつ使うことが出来るのが嬉しいですね♪
マテ貝を採りに行く際には欠かすことの出来ないマテ貝専用キットです☆
初心者にも分かりやすい詳細マニュアルも付いているので、初めてマテ貝を採りに行く方におすすめです♪
まとめ+関連記事
マテ貝は、あさりに似た味で、味に癖はありません。
マテ貝の砂抜き方法や、旨みを活かした美味しい食べ方についても、是非参考にしてみて下さいね☆
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