寒い時期になると、ホクホクとした焼き芋が恋しくなりますよね♪焼き芋といえば「おならが出る食べ物」というイメージが強いですが、なぜ焼き芋を食べるとおならが出やすくなるのでしょうか?また、おならを抑えるための方法などについても気になりますよね☆
そのため今回は、焼き芋を食べるとおならが出やすくなる?原因は、皮を食べるとオナラが出る?をご紹介します!^^
もくじ
焼き芋を食べるとおならが出やすくなる?原因は?
出典:https://bit.ly/2WPeaIp
「焼き芋(さつまいも)」を食べるとおならが出やすくなるのは、さつまいもの主成分である「デンプン」と、さつまいもに含まれる「食物繊維」が関係しています。
まず、さつまいもの主成分であるデンプンは消化しにくい成分です。
消化できなかった分のデンプンは大腸で分解されるのですが、消化できなかったデンプンが大腸で分解されるときにガスが発生します。
そして、さつまいもには食物繊維も豊富に含まれているので、食物繊維の働きによって腸の動きが活発になります。
腸の動きが活発になったところに、デンプンの分解よって発生したガスが合わさることで、おならが出やすくなるというわけなのです。
ちなみに、臭いの強いおならは、悪玉菌が分解したときに発生するガスによるものですが、さつまいもを分解するのは善玉菌なので、さつまいもを食べた後に出るおならはそれほど臭くありません^^
焼き芋でおならが出やすくなると問題はある?
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さつまいもを食べておならが出やすくなるということ自体は問題ありませんが、さつまいもを過剰摂取することで体に悪影響をもたらすことがあるので、摂取量には気を付けなければいけません。
食べ過ぎに注意!
さつまいもには食物繊維が豊富に含まれており、食べ過ぎると腸の働きが活発になり過ぎてしまい、便秘や下痢、腹痛などを引き起こすことがあります。
さつまいもには「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」が含まれており、それぞれの食物繊維が持つ主な働きは、
- 「水溶性食物繊維」・・・糖の吸収を抑え、コレステロールを排出する。
- 「不溶性食物繊維」・・・水分を吸収して膨らみ、腸を刺激し便通を良くする。
となっています。
この2種類の食物繊維が腸内環境を良くしてくれるため、適量であれば便秘の予防・改善など、体にとって良い効果をもたらしてくれます^^
ですが、多く摂取することで効果が高くなるというわけではなく、食べ過ぎはかえって逆効果になってしまうため注意が必要です。
前述したように、不溶性食物繊維には水分を吸収して膨らみ、腸を刺激し便通を良くする働きがありますが、摂取し過ぎると腸内の水分を吸収し過ぎてしまい、便が硬くなってしまいます。
便が硬くなると、腸の蠕動運動がスムーズに行われなくなり、その結果、便秘になってしまうというわけです。
また、過剰摂取することで腸の働きが活発になり過ぎると、腸内で水分を吸収することができなくなり、下痢になってしまうこともあります。
このようにならないためにも、「適量」を心掛けることが大切です。
では、さつまいもの「1日の適量」はどのくらいになるのでしょうか?
1日の適量は?
さつまいもの摂取量は、1日に1本程度を目安にしておくと良いでしょう。
あくまでも目安なので、毎日ではなく、たまに1日2本のさつまいもを食べたからといって「食べ過ぎてしまった!どうしよう!」と焦る必要はありません。
ただ、胃腸が繊細な方は食べた翌日に便が硬くなったり、下痢になったりと、食物繊維の過剰摂取による症状が出る可能性があります。
また、子どもの場合は、胃腸が大人ほど発達していないため、大人と同じ量を摂取すると、便秘や下痢を起こしてしまう可能性が高くなります。
そのため、子どもの場合は、大人の適量の半分程度を目安しておくといいでしょう。
皮を食べるとオナラが出なくなる?
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さつまいもの皮には、ガスの発生の元となる「糖質の分解」を助ける酵素が含まれています。
そのため、焼き芋を皮ごと食べることで、ガスの発生をある程度抑えることができます。
焼き芋を食べる時は、皮を剥いて食べる方が多いかもしれませんが、さつまいもの皮には、脂肪燃焼効果のあるビタミンB1や、美肌効果のあるビタミンCなどの美容効果のある成分が豊富に含まれています。
また、皮だけに含まれている「アントシアニン」「クロロゲン酸」と呼ばれるポリフェノールには、アンチエイジング効果や、シミ予防などの効果があります。
このように、焼き芋を皮ごと食べることは、ガスの発生を抑えるだけでなく、美容効果も非常に高いので、皮ごと食べることに抵抗がなければ、是非皮ごと食べてみることをおすすめします☆
ただ、焼き芋にコゲがあると、体に悪影響が出ないか心配にもなってしまいますよね。
確かに、「コゲを食べるとガンになりやすくなる」と言われることがありますが、それは「肉や魚(たんぱく質)」のコゲを過剰摂取した場合に問題視されることで、野菜類のコゲは食べても問題ありません^^
しかしあまりにもコゲていたら、香ばしさを通り越して苦味が強くなってしまい食べても美味しくないので、避けた方が良いかもしれませんね><
他のおならが出やすくなる食べ物一覧
出典:https://bit.ly/2YSzH4D
さつまいもだけでなく、おならが出やすくなる食べ物には、
- アブラナ科の野菜
- 乳製品
などがあります。
アブラナ科の野菜
アブラナ科の野菜には、
- ブロッコリー
- カリフラワー
- 白菜
- 大根
- キャベツ
- 芽キャベツ
などがあり、アブラナ科の野菜には体内で分解することの出来ない炭水化物の一種である食物繊維が豊富に含まれているため、食べるとおならが出やすくなります。
食べたものを消化・分解する際には細菌の働きが必要になり、食物繊維の大部分は大腸で吸収されます。
消化管の細菌の殆どは大腸に存在しており、食物繊維をエネルギーに換える過程でガスが発生するため、アブラナ科の野菜を食べるとおならが出やすくなるというわけです。
乳製品
牛乳やヨーグルトなどの乳製品を摂取した場合もおならが出やすくなります。
乳製品には「ラクトース」と呼ばれる糖質が含まれており、ラクトースは腸内で作られる「ラクターゼ(消化酵素)」によって、ガラクトースとグルコースに分解され、吸収されます。
ですが、日本人の多くはこの「ラクターゼ(消化酵素)」を十分に持っていないとされています。
「ラクターゼ(消化酵素)」を持っていないと、ラクトースを分解することが出来ないため、ガスが発生しやすくなり、おならも出やすくなります。
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糖度が「65度」まで上がるほど甘みが強い干し芋なので、一度味わうと濃厚さにやみつきになります♪
まとめ+関連記事
焼き芋を食べると、食物繊維によって腸の動きが活発になり、そこにさつまいもの主成分であるデンプンの分解が合わさることによってガスが発生しやすくなります。
ガスの発生をある程度抑えるためには皮ごと食べることが効果的なので、気になる方は皮ごと食べることをおすすめします^^☆
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